進撃の巨人の死亡キャラ一覧|9件の巨人継承でたどる58人

進撃の巨人の死亡キャラ一覧|9件の巨人継承でたどる58人 死亡キャラ

進撃の巨人は、生き残る人物のほうが少ない作品です。名前を打ち込む前に生死だけ確かめたい、という方に向けて、58人の死亡キャラを収録巻とともに並べました。ただし、その数え方には注意が要ります。

進撃の巨人で死亡が描かれるのは、序盤から最終決戦まで、物語の全域にわたります。 主要人物にも及び、生き残る人物のほうが少ない作品です。

ただ、この作品の死亡キャラを調べると、まとめ記事ごとに人数も顔ぶれも変わります。巨人にされてから討たれた人と、人間のまま捕食された人が同じ欄に並ぶためです。

死んだと思われたまま、後の巻で無事だと分かる人物もいます。資料によって分類が食い違うのは、そこが混ざるからです。

  • 全34巻
    全139話・2021年6月に最終巻が発売
  • 58人
    収録巻を特定できた死亡キャラ
  • 9件
    力と記憶が受け継がれた継承

生死の描かれ方のルール、巻数順の死亡キャラ一覧、力が受け継がれたキャラ、死亡したと誤解されやすいキャラ、アニメで描かれた範囲。この順で見ていきます。

※この記事には『進撃の巨人』原作漫画のキャラクターの生死に関する重大なネタバレが含まれます。各項目に何巻・第何話かを記載しているので、未読の巻の項目は飛ばしてお読みください。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターで、発言は創作です。

シラベエ
シラベエ

進撃の巨人は、まとめ記事ごとに死亡キャラの人数も顔ぶれも違っていました。

巨人にされてから討たれた人と、人間のまま捕食された人が同じ欄に並ぶからだ、と気づいたんです。

この作品では、誰の生死がはっきり描かれているんですか。

全巻くん
全巻くん

進撃の巨人は退場する人がとても多いんだけど、その数え方が記事ごとに違うのは当然なんだ。

巨人化してから討たれた人をどう扱うかで、人数が変わるからね。

だから最初に、この記事の数え方から一緒に押さえていこう。

【結論】進撃の巨人の死亡キャラは4つに分けて整理できる

進撃の巨人の死亡キャラを調べるときに、いちばん戸惑いやすいのは、まとめ記事ごとに人数がそろわないことです。

理由は、この作品の死に方が一種類ではないからです。そこでこの記事では、次の4つに分けて整理します。

死亡キャラの分類
  • 人のまま死亡したキャラ……巨人に捕食される、あるいは人の手にかかって死亡し、以降は登場しない人物
  • 巨人にされてから討たれたキャラ……無垢の巨人に変えられ、その姿のまま倒される人物
  • 死亡後に力と記憶が受け継がれたキャラ……本人は戻らないが、巨人の力が次の継承者へ渡る人物
  • 死亡したと誤解されやすいキャラ……致命傷の場面だけが強く残り、実際には後の巻で生存が描かれる人物

この4つを混ぜると、同じ人物が記事によって「死亡」にも「生存」にも入ってしまいます。進撃の巨人はとくにこうした分類の違いが生じやすい作品です。

理由は2つあります。1つは、巨人にされた人物の死をどう数えるかが、資料によって違うことです。

もう1つは、致命傷に見える場面と、その後の生存が示される場面が、何巻も離れているケースがあることです。28巻で重体になったリヴァイの姿が31巻まで描かれないのが、その代表例です。

この記事では、生死が明示されていない人物を死亡欄に入れていません。確定していないことは、確定していないと書きます。

シラベエ
シラベエ

同じ人物が、記事によって死亡にも生存にも入っているのは、そういう事情だったんですね。

読む側からすると、どれを信じればいいのか分からなくなります。

見分ける手がかりはあるんでしょうか。

全巻くん
全巻くん

いちばん確実なのは、倒れた場面じゃなくて、その後の巻を確認することだね。

進撃の巨人は、生死の答え合わせが何巻も先に置かれることがあるんだ。

この記事では、その答え合わせがどこにあるのかを話数で示していくよ。

進撃の巨人で「死亡」はどう描かれる?巨人化と継承のルール

進撃の巨人の生死を読み解くうえで先に押さえたいのは、死の描かれ方が一様ではないことです。

状態作中での扱い該当する例
人のまま死亡が明示される捕食や負傷の場面が描かれ、以降は本人として登場しないエルヴィン・スミス(21巻 第84話)/サシャ・ブラウス(26巻 第105話)
巨人にされてから討たれる無垢の巨人に変えられ、その姿のまま倒されるドット・ピクシス(30巻 第119話で巨人化、31巻 第124話)
死亡と同時に力が受け継がれる本人は死亡するが、巨人の力と記憶が次の継承者へ渡るベルトルト・フーバー(21巻 第84話)
致命傷を負うが生存が後の巻で確認される決着の場面から何巻も空けて、生存が確認されるリヴァイ・アッカーマン(28巻 第114話から31巻 第125話)

この作品には、死亡した人物が生き返る仕組みがありません。呪いや蘇生術ではなく、巨人と兵器と人の思惑のなかで生死が決まる物語だからです。

そのぶん、判定の難しさは別のところに出ます。人を無垢の巨人に変える力があるため、「人としての死」と「巨人としての死」が分かれる人物が生じるのです。

ドット・ピクシスとナイル・ドークがその代表です。二人は30巻第119話でジークの叫びによって巨人になり、31巻第124話で討たれています。

死亡した話数を1つだけ挙げるなら、討たれた第124話になります。ただし人としての姿を失ったのは第119話なので、資料によってどちらを採るかが分かれます。

もう1つ特徴的なのが、九つの巨人の継承です。継承者が死亡すると、本人が生き返ることはなく、巨人の力と記憶だけが次の継承者へ受け継がれます。

生死を見分けるときは、倒れた場面だけで判断せず、その後の巻に本人の姿が描かれているかを確認します。この記事の一覧も、その基準でそろえました。

シラベエ
シラベエ

巨人にされた人を、どの時点で死亡と数えるかで人数が変わるんですね。

そこが引っかかっていて。作中では、その線引きは示されているんですか。

全巻くん
全巻くん

作中で「ここが死だ」と定義されている場面は無いんだ。

だからわたしも、討たれた回を死亡として扱いつつ、巨人化した回を併記しているよ。

どちらか片方だけ書くと、読んだ人の記憶とずれてしまうからね。

進撃の巨人の死亡キャラは全部で何人?

進撃の巨人は、第1話から最終話まで、登場人物が途切れることなく退場していく作品です。まずは数え方を決めます。

本記事では、名前が判明している登場人物のうち、本編で死亡が確認され、収録巻を特定できた58人を数えています。名前のない兵士や、地鳴らしの犠牲になった人々は含めていません。

このうち57人は話数まで確認できました。残る1人は話数の振られていない特別編での死亡なので、収録巻と特別編の題名で示しています。

巻の範囲死亡した人数主な死亡キャラ
1巻〜9巻18人カルラ・イェーガー/マルコ・ボット/ペトラ・ラル/ミケ・ザカリアス
10巻〜17巻12人ハンネス/グリシャ・イェーガー/ロッド・レイス/ケニー・アッカーマン
18巻〜27巻13人エルヴィン・スミス/ベルトルト・フーバー/ユミル/サシャ・ブラウス
28巻〜34巻15人始祖ユミル/ハンジ・ゾエ/ジーク・イェーガー/エレン・イェーガー

数え方でもう1つ決めておいたことがあります。表の巻・話数は、その死が作中で描かれた回であり、作中の時間軸の順ではありません。

過去の出来事として明かされる死が多い作品なので、この区別をしないと表が読めなくなります。始祖ユミルの死が30巻に入っているのは、そのためです。

人数の分布を見ると、序盤の1巻から9巻に18人が集まっています。トロスト区攻防戦と第57回壁外調査で、まとまった数の兵士が退場するためです。

終盤の28巻から34巻も15人と多くなります。地鳴らしをめぐる攻防で、味方側にも敵側にも死亡が描かれるからです。

他の作品と比べて多いかどうかは、数え方の基準がそろわないため、この記事では判断していません。同じ作品でも、数え方を変えれば人数は動きます。

シラベエ
シラベエ

過去の出来事として明かされる死が、後の巻に入ってくるんですね。

読者としては、そこで混乱する人が多い気がします。

全巻くん
全巻くん

そうなんだ。進撃の巨人は、回想で人の死を明かす作りが多いんだよ。

だからこの表は、読む順に並んでいると思って使ってほしい。

未読の巻がある人でも、そのまま上から読み進められるようにしてあるよ。

進撃の巨人の死亡キャラ一覧【巻数順】

死亡した時系列順ではなく、巻数順に並べます。この並べ方なら、未読の巻の項目を飛ばして読めるからです。

この章で追う4つの時期
  • 1巻〜9巻……壁の中の戦いと第57回壁外調査
  • 10巻〜17巻……ウトガルド城の戦いと王政編
  • 18巻〜27巻……シガンシナ区決戦とマーレ編
  • 28巻〜34巻……地鳴らしと最終決戦

この順に追えば、誰の死亡がどの巻で描かれたのかを巻単位でつかめます。

1巻〜9巻で死亡したキャラ

物語の序盤にあたります。壁が破られてから、女型の巨人をめぐる第57回壁外調査までの範囲です。

キャラ名巻・話数経緯陣営
モーゼス・ブラウン1巻 第1話壁外調査で巨人に捕食され、腕だけが戻る調査兵団
カルラ・イェーガー1巻 第2話壁の破壊で侵入した巨人に捕食される民間人
トーマス・ワグナー1巻 第4話トロスト区攻防戦で奇行種に捕食される訓練兵(104期)
ミーナ・カロライナ1巻 第4話壁に打ちつけられ、動けないまま捕食される訓練兵(104期)
ナック・ティアス1巻 第4話トロスト区攻防戦で捕食される訓練兵(104期)
ミリウス・ゼルムスキー1巻 第4話トロスト区攻防戦で捕食される訓練兵(104期)
ミカサの父2巻 第6話拉致目的の強盗に襲われる民間人
ミカサの母2巻 第6話拉致目的の強盗に襲われる民間人
イアン・ディートリッヒ4巻 第14話トロスト区奪還作戦でエレンを守る囮になる駐屯兵団
ミタビ・ヤルナッハ4巻 第14話同じ作戦で囮になり、巨人に捕食される駐屯兵団
マルコ・ボット4巻 第18話口封じのため巨人に捕食される訓練兵(104期)
イルゼ・ラングナー5巻 特別編第34回壁外調査で奇行種に捕食される調査兵団
ダリウス・ベーア=ヴァルブルン5巻 第22話第57回壁外調査で女型の巨人に蹴られる調査兵団
エルド・ジン7巻 第28話女型の巨人の反撃を受ける調査兵団(リヴァイ班)
グンタ・シュルツ7巻 第28話奇襲を受け、うなじを削がれる調査兵団(リヴァイ班)
オルオ・ボザド7巻 第28話女型の巨人に蹴り飛ばされる調査兵団(リヴァイ班)
ペトラ・ラル7巻 第28話女型の巨人に踏み潰される調査兵団(リヴァイ班)
ミケ・ザカリアス9巻 第35話装備を奪われ、無垢の巨人に捕食される調査兵団

この時期の18人のうち、17人が1巻から7巻までに集中しています。物語が始まって間もない範囲で、これだけの人数が退場する構成です。

マルコ・ボットだけは、死亡の理由が同じ巻で明かされません。4巻第18話で遺体が見つかったあと、何があったのかが描かれるのは19巻第77話です。

第57回壁外調査で退場したリヴァイ班の4人は、7巻第28話にまとまっています。この4人の死が、後半でリヴァイの判断に影を落としていきます。

イルゼ・ラングナーは本編の話数ではなく、5巻に収録された特別編「イルゼの手帳」で退場します。話数が振られていないため、この記事では巻と特別編の題名で示しました。

10巻〜17巻で死亡したキャラ

ウトガルド城の戦いから、壁の中の秘密が明らかになる王政編までの範囲です。壁の内側の事情が動き出します。

キャラ名巻・話数経緯陣営
ナナバ10巻 第40話ウトガルド城でガスを使い切り、捕食される調査兵団
ゲルガー10巻 第40話ウトガルド城でガスと刃を使い切り、捕食される調査兵団
ハンネス12巻 第50話エレン奪還戦で、カルラを喰った巨人に捕食される駐屯兵団
ダイナ・フリッツ12巻 第50話無垢の巨人の群れに捕食される巨人(王家の血筋)
ディモ・リーブス14巻 第56話中央憲兵を裏切り、ケニーに斬られる民間人(商会)
ニファ14巻 第57話王政編でケニーに銃撃される調査兵団
グリシャ・イェーガー15巻 第62話巨人化したエレンに捕食される民間人
フリーダ・レイス16巻 第63話グリシャに捕食される王家(レイス家)
ウーリ・レイス16巻 第64話継承のため、15歳のフリーダに捕食される王家(レイス家)
トラウテ・カーヴェン16巻 第66話ロッドの巨人化による洞窟崩落で生き埋めになる対人立体機動装置班
ロッド・レイス17巻 第68話巨人化したのち、ヒストリアの攻撃を受ける王家(レイス家)
ケニー・アッカーマン17巻 第69話火傷と瓦礫による負傷対人立体機動装置班

この時期の12人のうち、4人がレイス家と巨人の力の継承にかかわります。フリーダ、ウーリ、ロッドの3人と、始祖の巨人を奪ったグリシャ・イェーガーです。

12巻第50話は、ハンネスとダイナ・フリッツが同じ回で退場する場面です。カルラを喰った巨人と、それを追ってきた人物が、同じ話数で決着します。

グリシャ・イェーガーの死は15巻第62話で描かれますが、そこに至る事情は22巻まで持ち越されます。ここも答え合わせが先に置かれている例です。

ケニー・アッカーマンは、巨人に襲われて死亡したわけではありません。ロッド・レイスの巨人化に巻き込まれた火傷と瓦礫の負傷が、17巻第69話で描かれます。

18巻〜27巻で死亡したキャラ

シガンシナ区決戦から、海の向こうのマーレへ舞台が移る範囲です。敵側の人物にも死亡が描かれ始めます。

キャラ名巻・話数経緯陣営
モブリット・バーナー19巻 第78話超大型巨人の爆風からハンジを庇う調査兵団
マルロ・フロイデンベルク20巻 第81話特攻後、獣の巨人の投石を受ける憲兵団から調査兵団へ
エルヴィン・スミス21巻 第84話獣の巨人の投石を腹部に受け、重傷のまま調査兵団(第13代団長)
ベルトルト・フーバー21巻 第84話アルミンに生きたまま捕食されるマーレの戦士
エレン・クルーガー22巻 第88話継承のため、グリシャに捕食されるマーレ軍
ユミル23巻 第93話ポルコに捕食される訓練兵(104期)
マルセル・ガリアード24巻 第95話ライナーを庇い、巨人化したユミルに捕食されるマーレの戦士
ヴィリー・タイバー25巻 第100話演説の最中にエレンに捕食されるマーレ(タイバー家)
ウド25巻 第101話演説中の混乱で群衆に踏まれるマーレの戦士候補生
ゾフィア25巻 第101話散った瓦礫に上半身を潰されるマーレの戦士候補生
ラーラ・タイバー26巻 第104話結晶化した状態で脊髄液を絞り取られるマーレ(タイバー家)
サシャ・ブラウス26巻 第105話飛行船での帰還中にガビに銃撃される調査兵団
ダリス・ザックレー27巻 第110話イェーガー派の爆破工作を受ける兵団総統

21巻第84話は、エルヴィン・スミスとベルトルト・フーバーが同じ回で退場する場面です。この回で誰に巨人化の注射を打つかが決まり、その選択が二人の生死を分けます。

25巻第100話から第101話にかけては、ヴィリー・タイバーの演説から始まる混乱のなかで3人が退場します。エレンの襲撃を受けた側の人物です。

26巻第105話のサシャ・ブラウスは、この記事に載せた58人のなかでも代表的な項目です。飛行船で帰還する途中の出来事で、直前の巻から場面が続いています。

ユミルとマルセル・ガリアードは、死亡した経緯が回想で明かされる人物です。ユミルの最期は23巻第93話、マルセルの最期は24巻第95話で、どちらも本編の時間より前の出来事です。

28巻〜34巻で死亡したキャラ

地鳴らしの発動から最終決戦までの範囲です。この記事に載せた58人のうち15人が、この7巻に集まっています。

キャラ名巻・話数経緯陣営
トム・クサヴァー29巻 第115話継承のため、ジークに捕食されるマーレ(研究者)
ポルコ・ガリアード30巻 第119話ファルコを救うため、自らファルコに捕食されるマーレの戦士
コルト・グライス30巻 第119話巨人化したファルコの衝撃波を受けるマーレの戦士
始祖ユミル30巻 第122話フリッツ王を庇い、飛んできた槍を受けるエルディア(始祖)
ドット・ピクシス31巻 第124話30巻 第119話で巨人化し、アルミンの雷槍を受ける駐屯兵団司令
ナイル・ドーク31巻 第124話30巻 第119話で巨人化し、ガビの銃撃を受ける憲兵団師団長
ルイーゼ31巻 第126話雷槍の破片が腹部に残り、取り出せないまま調査兵団(イェーガー派)
サムエル・リンケ=ジャクソン32巻 第128話飛行艇の爆破を図り、コニーに射殺される調査兵団(イェーガー派)
ダズ32巻 第128話飛行艇の爆破を図り、コニーに射殺される調査兵団(イェーガー派)
キース・シャーディス32巻 第129話仲間を逃がすため、自ら爆弾を起爆させる訓練兵団教官
テオ・マガト32巻 第129話同じ場面で、自ら爆弾を起爆させるマーレ軍
ハンジ・ゾエ33巻 第132話地鳴らしの足止め中に巨人に踏み潰される調査兵団(第14代団長)
フロック・フォルスター33巻 第132話立体機動装置のワイヤーで首を貫かれるイェーガー派
ジーク・イェーガー34巻 第137話リヴァイに首を斬られるマーレの戦士
エレン・イェーガー34巻 第138話ミカサに首を斬られる調査兵団

この範囲では、味方側と敵側の区別が薄れていきます。32巻第129話でキース・シャーディスとテオ・マガトが同じ選択をするのが、その象徴的な場面です。

ドット・ピクシスとナイル・ドークは、30巻第119話でジークの叫びによって巨人になり、31巻第124話で討たれます。前の章で触れた「人としての死」と「巨人としての死」が分かれる例です。

33巻第132話は、ハンジ・ゾエとフロック・フォルスターが同じ回で退場する場面です。立場のまったく違う二人が、同じ話数で決着します。

最終決戦の結末そのものについては、この記事では踏み込みません。ここでは誰の生死がどこで確定したのかだけを整理しています。

シラベエ
シラベエ

終盤の7巻に15人というのは、やはり多いですね。

ここまで並べてみて、あなたが読んでいて特に印象に残ったのはどのあたりなんでしょうか。

全巻くん
全巻くん

わたしが読んでいて手が止まったのは、32巻の第129話のほうだったな。

敵味方の線がほどけていく回だから、一覧で並べるとよけいに際立つんだ。

誰がどの陣営に属していたかは、相関図の記事で表にしています。

死亡後に力と記憶が受け継がれたキャラ

進撃の巨人には、死亡した人物が生き返る仕組みがありません。ただ、力と記憶が次の人物へ渡る継承が描かれます。

継承元継承先描かれた巻・話数
グリシャ・イェーガーエレン・イェーガー15巻 第62話
フリーダ・レイスグリシャ・イェーガー16巻 第63話
ウーリ・レイスフリーダ・レイス16巻 第64話
ベルトルト・フーバーアルミン・アルレルト21巻 第84話
エレン・クルーガーグリシャ・イェーガー22巻 第88話
ユミルポルコ・ガリアード23巻 第93話
マルセル・ガリアードユミル24巻 第95話
トム・クサヴァージーク・イェーガー29巻 第115話
ポルコ・ガリアードファルコ・グライス30巻 第119話

継承では、死亡した本人が生き返るわけではありません。次の継承者が力を受け取り、前の継承者の記憶の一部を受け継ぐ形で描かれます。

そのため、この9件を「復活」として数えるのは適切ではないと考えています。本人としての生は終わっており、一覧表の58人にもそのまま含めています。

一方で、巨人にされた人々が人間の姿に戻る場面は、最終話に置かれています。34巻第139話でエレンが死亡したことにより、巨人の力そのものが失われるためです。

これは死亡からの復活ではなく、無垢の巨人にされていた人々が元の姿を取り戻す描写です。前の章で触れた「巨人としての死」を迎える前の人々が、この対象にあたります。

継承と復活を混ぜて紹介している資料もありますが、この記事では分けました。混ぜると、死亡した58人の数が動いてしまうからです。

シラベエ
シラベエ

継承された側は、前の人の記憶を見ることがあるんですよね。

記憶が受け継がれることを「生きている」と受け取る読者がいるのも、分かる気がします。

全巻くん
全巻くん

その受け取り方は自然だと思うよ。作中でも、記憶が流れ込む場面はしっかり描かれるからね。

ただ、本人が自分の意思で戻ってきた場面は無いんだ。

だからわたしは、「生き返った」とは言わず、「受け継がれた」と表現を分けているよ。

死亡したと誤解されやすいキャラ|リヴァイとアニ

実際には死亡していないのに、「死亡」で検索されている人物がいます。決着の場面と生存が分かる場面が、何巻も離れているからです。

キャラ名よくある誤解実際
リヴァイ・アッカーマン28巻 第114話の爆発で死亡した31巻 第125話で生存が確認される
アルミン・アルレルト21巻 第83話で焼かれて死亡した21巻 第84話で注射を受け、超大型巨人を継承する
アニ・レオンハート8巻 第34話の結晶化のまま終わった31巻 第124話で結晶が解け、以降も登場する
ジャン・キルシュタイン32巻 第130話で巨人にされて死亡した34巻 第139話で巨人の力が失われ、人間に戻る
コニー・スプリンガー32巻 第130話で巨人にされて死亡した34巻 第139話で巨人の力が失われ、人間に戻る
ライナー・ブラウン度重なる負傷で死亡した最終話まで登場する
ヒストリア・レイス地鳴らしの混乱で死亡した最終話に登場する

誤解が生まれる理由ははっきりしています。この作品は、致命傷の場面を強く描いたあと、その人物を何巻も登場させないことがあるからです。

読者は決着の場面だけを覚えているので、次に名前を聞くまでのあいだ、死亡したものとして記憶が固まります。まとめ記事も、そのタイミングで書かれたものが残ります。

もう1つの理由は、巨人にされた状態を死亡として扱う資料があることです。ジャンとコニーがこの扱いを受けやすく、実際には最終話で人間の姿に戻ります。

生死を見分けるときは、致命傷の場面ではなく、その後の巻に本人が登場しているかを確認します。進撃の巨人では、その確認先が10巻以上先に置かれることがあります。

リヴァイは死亡する?114話の爆発の真相

リヴァイ・アッカーマンは、28巻第114話で獣の巨人との戦闘中に雷槍の爆発へ巻き込まれ、重体になります。この場面が「死亡」として広く記憶されました。

続く29巻第115話では、ハンジがリヴァイを抱えて増水した川へ飛び込むところで場面が切れます。ここで二人の描写がいったん止まります。

そのまま何巻も姿が描かれないため、この期間に「リヴァイは死亡した」という受け取り方が広がりました。連載を追っていた読者ほど、この空白は長く感じられたはずです。

生存が確認されるのは31巻第125話です。最終的にリヴァイは34巻第137話でジークに決着をつける役回りを果たします。

つまり、28巻第114話で重体になったのは事実で、死亡ではありません。この記事の58人にも含めていません。

アニは死亡する?結晶化したまま終わったのかの真相

アニ・レオンハートは、8巻第34話で自ら結晶に閉じこもります。以降しばらく本人の意思が描かれないため、そのまま終わったと受け取られがちです。

実際には、結晶に閉じこもっている状態が続いていただけで、死亡は描かれていません。周囲の人物も、彼女が中にいることを前提に動いています。

結晶が解けるのは31巻第124話です。この回は「氷解」という題がついており、硬質化が解かれることで彼女が外に出ます。

その後もアニは物語に加わり、最終話まで登場します。

8巻から31巻までは23巻分の開きがあります。この長さが、死亡したと受け取られる最大の理由だと考えられます。

シラベエ
シラベエ

23巻分も姿が見えないと、読者としては死んだものと思ってしまいますね。

こういう誤解は、連載を追っていた人ほど強く残るものなんですか。

全巻くん
全巻くん

そうなりやすいと思うよ。月刊連載だから、23巻の空白は実際の時間だと何年にもなるんだ。

まとめてイッキ読みすると印象がずいぶん変わる部分だね。

いま読み返すなら、その空白ごと味わえるのは得だと思うよ。

アニメでは誰の死亡まで描かれた?

アニメから入った方が気になるのは、この一覧のどこまでが映像化されているかだと思います。結論から言えば、すべて描かれています。

媒体原作の範囲放送この記事の一覧との関係
Season11巻 第1話〜8巻 第34話2013年モーゼス・ブラウンからペトラ・ラルまでの17人
Season28巻 第34話〜13巻 第51話2017年ミケ・ザカリアスからダイナ・フリッツまでの5人
Season313巻 第51話〜22巻 第90話2018年〜2019年ディモ・リーブスからエレン・クルーガーまでの13人
The Final Season Part 123巻 第91話〜29巻 第117話2020年〜2021年ユミルからトム・クサヴァーまでの9人
The Final Season Part 229巻 第115話〜32巻 第130話2022年ポルコ・ガリアードからテオ・マガトまでの10人
完結編(前編)33巻 第131話〜第134話2023年3月ハンジ・ゾエとフロック・フォルスターの2人
完結編(後編)34巻 第135話〜最終話2023年11月ジーク・イェーガーとエレン・イェーガーの2人

原作の全139話が映像化されているため、この記事の一覧に「アニメではまだ描かれていない死亡」は含まれていません。原作を読んでいなくても、最後まで結末を追えます。

区切りで注意したいのは、The Final Season Part 2 の開始位置です。Part 1 が29巻第117話まで進んだあと、Part 2 は29巻第115話から始まります。

放送順と原作の話数が前後する箇所があるため、原作の巻数で追いかけている方はここでずれを感じるかもしれません。この記事の一覧は原作の巻・話数に合わせています。

アニメは完結編(後編)で原作最終話まで描いており、原作の全34巻・第139話に追いついています。

※2026年8月時点の情報です。配信状況は変わるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

シラベエ
シラベエ

アニメ勢でも、この一覧はどこまで読んで大丈夫でしょうか。

ネタバレを避けたい方のために、線を引いておきたいんです。

全巻くん
全巻くん

アニメを完結編(後編)まで見ているなら、この記事は全部読んで大丈夫だよ。

途中まで見ている人は、自分が見た巻の範囲で止めてね。

表は巻の順に並べてあるから、そこで区切って読めるようにしてあるんだ。

よくある質問

Q進撃の巨人の死亡キャラは全部で何人ですか?
A名前が判明している登場人物のうち、本編で死亡が確認され、収録巻を特定できたのは58人です。うち57人は話数まで確認しています。名前のない兵士や地鳴らしの犠牲者は含めていません。
Qエレンは死亡しますか?
A34巻 第138話でミカサに首を斬られ、死亡します。この死によって巨人の力そのものが失われ、翌第139話で巨人にされていた人々が人間の姿に戻ります。
Qサシャは何巻で死亡しますか?
A26巻 第105話です。飛行船でパラディ島へ帰還する途中に、ガビの銃撃を受けます。アニメでは The Final Season Part 1 の範囲にあたります。
Qリヴァイは死亡しますか?
A死亡しません。28巻 第114話の爆発で重体になりますが、31巻 第125話で生存が確認され、34巻 第137話まで登場します。
Qアニは死亡しますか?
A死亡しません。8巻 第34話で結晶に閉じこもり、31巻 第124話で結晶が解けます。その後も最終話まで登場します。
Q死亡したキャラは生き返りますか?
A生き返る仕組みはありません。ただし九つの巨人の継承では、死亡した人物の力と記憶が次の継承者へ渡ります。この記事では9件を確認しています。
Q味方側で死亡したキャラはいますか?
A調査兵団・駐屯兵団・憲兵団の側にも多数います。エルヴィン・スミス(21巻 第84話)、サシャ・ブラウス(26巻 第105話)、ハンジ・ゾエ(33巻 第132話)などが該当します。
Qアニメではどこまでの死亡が描かれましたか?
A完結編(後編)で原作最終話まで描かれています。この記事の一覧に、アニメで未映像化の死亡は含まれていません。

まとめ|進撃の巨人の死亡キャラ58人

進撃の巨人で死亡が確認され、収録巻まで特定できたのは58人です。1巻から34巻まで、全域にわたって退場が描かれます。

分布を見ると、序盤の1巻から9巻に18人、終盤の28巻から34巻に15人が集まります。物語の入口と出口の両方に、死が置かれている構成です。

死亡と生存の線引きで迷いやすいのは、巨人にされた人物の扱いです。ドット・ピクシスとナイル・ドークのように、巨人化した回と討たれた回が分かれる人物がいます。

この記事では討たれた回を死亡として扱い、巨人化した回を併記しました。どちらか片方だけでは、読んだ人の記憶とずれてしまうためです。

死亡したと誤解されやすい人物についても整理しました。リヴァイは31巻第125話、アニは31巻第124話で、それぞれ生存が確認されます。

ジャンとコニーは32巻第130話で巨人にされますが、34巻第139話で人間の姿に戻ります。いずれも58人には含めていません。

未読の巻がある方は、表の巻数を目印にして、そこから先を飛ばして読んでください。表は読む順に並べてあるので、途中で止めても筋が分からなくなることはありません。

シラベエ
シラベエ

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。

推しの名前がどこにあったか、あるいは無かったか、確かめられたでしょうか。

全巻くん
全巻くん

無かった人は、それがいちばんの答えだよ。

あった人は、その巻をもう一度読み返してみてほしい。

一覧で場所が分かっていると、読み方がずいぶん変わるはずだからね。

調査メモ

この一覧をつくるうえで、いちばん時間がかかったのは巻と話数の突き合わせでした。死亡キャラのまとめは数多くありますが、巻数と話数の両方が入っているものは限られます。

そこで、巻・話数まで書かれている死亡図鑑を基礎資料にし、別のサイトが公開している巻ごとの収録話一覧と1件ずつ照合しました。巻と話数の対応が合わない項目は、表に入れていません。

判断に迷ったのは、巨人にされた人物の扱いです。ドット・ピクシスとナイル・ドークは、人の姿を失った回と討たれた回が2巻ぶん離れています。

どちらを死亡の回とするかで人数は変わりませんが、読者が探している数字は変わります。最終的に討たれた回を採用し、巨人化した回を経緯の欄に併記する形にしました。

もう1つ迷ったのがイェレナです。最終話に登場せず、生死が明示されないまま物語が終わります。確定していない以上、58人には入れませんでした。

58人という数字は、あくまで今回の数え方で出たものです。名前のない兵士や地鳴らしの犠牲者を含めれば、この数はまったく別のものになります。数字だけが独り歩きしないよう、数え方を先に書きました。

参考資料

完結・打ち切りになった漫画の最終回を検証し、わかりやすくまとめています。「ひどい」と言われる理由を、公式発表や単行本の情報をもとに整理し、賛否両方の見方を大切にしながら記事を書いています。

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死亡キャラ
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