『進撃の巨人 相関図』で出てくる図を10枚以上見比べてみたのですが、生死が書かれている図は1枚もありませんでした。読み終えた人がいちばん知りたいのは、そこではないでしょうか。
進撃の巨人の人物関係は、6つの陣営に分けると整理できます。 訓練兵団・調査兵団・駐屯兵団と憲兵団・王家とレイス家・マーレ・義勇兵とヒィズル国の6つです。
この作品の相関図が分かりにくいのは、関係が途中で何度も入れ替わるからです。同期だった相手が敵になり、敵だった相手と最後は同じ側に立ちます。
そこでこの記事では、作中で明示された関係だけを言い切り、明示されていない関係は明示されていないと書きます。 関係が動いた場面には、何巻の第何話かを添えました。
- 全34巻
2021年に第139話で完結 - 6陣営
この記事で整理するグループ - 43人
所属と最終回時点を明記
この記事は原作の最後まで扱います。早見表の「最終回時点」の列から先は、全編で結末に触れます。 各項目に何巻の出来事かを書いてあるので、表の巻数を目印に、未読の範囲を飛ばしてお読みください。
順番は、陣営の分かれ方、主要人物の早見表、陣営ごとの関係、九つの巨人の継承、エレンを中心にした関係の変化、血縁、敵対の決着、最終回時点、アニメの範囲です。
※この記事には『進撃の巨人』原作の重大なネタバレが含まれます。各項目に何巻の出来事かを記載しています。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターで、発言は創作です。

相関図を探している方は、名前の並びだけを知りたいわけではないですよね。
誰と誰がどうつながっていて、それが最後どうなったのか。そこまで知りたいと思うんです。
ただ、わたしが見比べた図には生死が書かれていなくて、そこが引っかかっていました。

相関図って、もともとある一瞬を切り取った絵なんだ。
連載の途中で作られた図は、そのあと誰がどうなったかを書きようがないよね。
完結した作品なら、そこまで書ける。一緒に見ていこう。
【結論】進撃の巨人の相関図は6つの陣営で捉える
進撃の巨人は登場人物が多いうえに、所属が途中で変わる人物がいます。名前を並べただけの一覧では、誰がどちら側なのかがつかめません。
そこでこの記事では、次の6つの陣営に分けて整理します。
- 訓練兵団(第104期):エレンたちが卒業した期。教官のキース・シャーディスもここです
- 調査兵団:壁の外へ出る兵団。主要人物の多くがここに入ります
- 駐屯兵団・憲兵団と兵団上層部:壁の中を守る2つの兵団と、その上に立つ兵団総統
- 王家とレイス家:始祖の巨人を代々受け継いできた家。ヒストリアの実家です
- マーレ:戦士・戦士候補生・マーレ軍・タイバー家。壁を破った側です
- 義勇兵とヒィズル国:壁の外から手を組んだ人々
この6つは、どれも作中に出てくる呼び名です。 「戦士」「戦士候補生」はマーレ側の呼称ですし、「義勇兵」は26巻 第106話のサブタイトルにもなっています。この記事で新しく名前を作ったグループはありません。
分類のルールも先に決めておきます。この記事では、最終時点(死亡した人物は死亡時点)の所属で分類します。 所属が移った人物については、移った巻と話を表に書きました。
ただし、このルールには例外が必要です。移った先の陣営に正規に所属したとは言えない場合は、最後に正規に所属した兵団に置き、そこを離れた巻・話を注記します。
該当するのは3人です。エレンとフロックが移ったエレンを支持する一派は、作中で呼称の定義が置かれていないため陣営に立てていません。
ユミルは23巻 第93話で壁の外へ去りますが、マーレに正規に所属したとは描かれません。3人とも調査兵団の枠に置き、離れた巻を注記しました。
早見表の43人のうち、グリシャ・イェーガー、カルラ・イェーガー、ダイナ・フリッツ、始祖ユミルの4人は、兵団にも国にも属さないため陣営に入れていません。 この4人は血縁と継承の章で扱います。
なお、エレン・クルーガーやラーラ・タイバーのように、継承と血縁の章にだけ登場する人物は早見表の対象外です。
この6つの陣営と、主な人物の関係を1枚にまとめたものが次の図です。
図の(生存)(死亡)(明示なし)は、いずれも最終話(第139話)の時点での判定です。線で結ぶ形にはせず、エレン・ミカサ・アルミンの3人から見た関係を、それぞれの陣営の枠の中に書きました。 線をたどらなくても、どの陣営との関係かが分かります。
色は関係の種類を表しています。意味は図の下にある凡例で見分けられます。

作中に出てくる呼び名だけで6つに分けられた、というのは大きいことなんでしょうか。
読者からすると、分かりやすい名前がついていたほうが助かる気もして。

大きいことだと思うよ。作中にない名前を使うと、読んだ人はそれを正式な名称だと思ってしまうからね。
しかもその名前の上に、あとの章がぜんぶ乗ることになる。
この作品は兵団の名前がはっきりしているから、そこで助かっているんだ。
進撃の巨人のキャラクター(登場人物)一覧|主要43人の早見表【所属・立場・最終回時点の生死】
主要人物を一覧にします。左から名前、所属している陣営、作中での立場、そして最終話(第139話)の時点で生きているかどうかの順です。
その前に、数え方を1つ宣言します。表に書いた巻・話は「その死が作中で描かれた回」であり、作中の時間軸の順ではありません。 回想で描かれた死は、実際に起きた時期より後の巻に入ります。
生死の列だけを見れば、誰が最後まで残ったのかがひと目で分かります。結末を知りたくない方は、この表を飛ばしてください。
| 名前 | 所属・陣営 | 立場・役割 | 最終回時点 |
|---|---|---|---|
| エレン・イェーガー | 調査兵団 | 主人公。28巻 第112話で仲間を離れる | 死亡(34巻 第138話) |
| ミカサ・アッカーマン | 調査兵団 | 第104期首席。アッカーマンの血を引く | 生存 |
| アルミン・アルレルト | 調査兵団 | 第104期。超大型巨人を継承 | 生存 |
| リヴァイ・アッカーマン | 調査兵団 | 兵士長。アッカーマンの血を引く | 生存 |
| ハンジ・ゾエ | 調査兵団 | 第14代団長 | 死亡(33巻 第132話) |
| エルヴィン・スミス | 調査兵団 | 第13代団長 | 死亡(21巻 第84話) |
| ジャン・キルシュタイン | 調査兵団 | 第104期 | 生存 |
| コニー・スプリンガー | 調査兵団 | 第104期 | 生存 |
| サシャ・ブラウス | 調査兵団 | 第104期 | 死亡(26巻 第105話) |
| ユミル | 調査兵団 | 第104期。23巻 第93話で壁の外へ去る | 死亡(23巻 第93話) |
| フロック・フォルスター | 調査兵団 | 第104期。エレンを支持する一派の中心 | 死亡(33巻 第132話) |
| ミケ・ザカリアス | 調査兵団 | 分隊長 | 死亡(9巻 第35話) |
| ペトラ・ラル | 調査兵団 | 特別作戦班(リヴァイ班) | 死亡(7巻 第28話) |
| キース・シャーディス | 訓練兵団 | 教官。元調査兵団団長 | 死亡(32巻 第129話) |
| マルコ・ボット | 訓練兵団 | 第104期。憲兵団を志望していた | 死亡(4巻 第18話) |
| ドット・ピクシス | 駐屯兵団 | 司令 | 死亡(31巻 第124話) |
| ハンネス | 駐屯兵団 | エレンとミカサを助けた兵士 | 死亡(12巻 第50話) |
| ナイル・ドーク | 憲兵団 | 師団長 | 死亡(31巻 第124話) |
| ケニー・アッカーマン | 憲兵団(対人立体機動装置班) | リヴァイの母クシェルの兄 | 死亡(17巻 第69話) |
| ダリス・ザックレー | 兵団上層部 | 兵団総統。三兵団の総責任者 | 死亡(27巻 第110話) |
| ヒストリア・レイス | 王家(女王) | ロッド・レイスの娘。第104期から女王へ | 生存 |
| ロッド・レイス | 王家(レイス家) | ヒストリアの父 | 死亡(17巻 第68話) |
| フリーダ・レイス | 王家(レイス家) | ヒストリアの異母姉 | 死亡(16巻 第63話) |
| ウーリ・レイス | 王家(レイス家) | ロッドの弟 | 死亡(16巻 第64話) |
| ライナー・ブラウン | マーレ(戦士) | 鎧の巨人 | 生存 |
| ベルトルト・フーバー | マーレ(戦士) | 超大型巨人 | 死亡(21巻 第84話) |
| アニ・レオンハート | マーレ(戦士) | 女型の巨人。憲兵団に配属されていた | 生存 |
| ジーク・イェーガー | マーレ(戦士) | 獣の巨人。エレンの異母兄 | 死亡(34巻 第137話) |
| ピーク・フィンガー | マーレ(戦士) | 車力の巨人 | 生存 |
| ポルコ・ガリアード | マーレ(戦士) | 顎の巨人。マルセルの弟 | 死亡(30巻 第119話) |
| マルセル・ガリアード | マーレ(戦士) | 顎の巨人。ポルコの兄 | 死亡(24巻 第95話) |
| ガビ・ブラウン | マーレ(戦士候補生) | ライナーの従妹 | 生存 |
| ファルコ・グライス | マーレ(戦士候補生) | 顎の巨人を継承 | 生存 |
| コルト・グライス | マーレ(戦士候補生) | ファルコの兄 | 死亡(30巻 第119話) |
| テオ・マガト | マーレ(軍) | 戦士隊を率いた隊長 | 死亡(32巻 第129話) |
| ヴィリー・タイバー | マーレ(タイバー家) | 宣戦布告の演説を行う | 死亡(25巻 第100話) |
| オニャンコポン | 義勇兵 | 反マーレ派の義勇兵 | 生存 |
| イェレナ | 義勇兵 | 反マーレ派の義勇兵 | 明示なし |
| キヨミ・アズマビト | ヒィズル国 | ヒィズル国の使者 | 生存 |
| グリシャ・イェーガー | 陣営に属さない(民間人) | エレンとジークの父 | 死亡(15巻 第62話) |
| カルラ・イェーガー | 陣営に属さない(民間人) | エレンの母 | 死亡(1巻 第2話) |
| ダイナ・フリッツ | 陣営に属さない(王家の血筋) | グリシャの前妻。ジークの母 | 死亡(12巻 第50話) |
| 始祖ユミル | 陣営に属さない(エルディアの始祖) | 巨人の力の始まり | 死亡(30巻 第122話) |
生死の列は3つの値をとります。生存、死亡(巻・話)、そして明示なしの3つです。
明示なしはイェレナ1人だけです。 最終話に登場せず、生死がどちらとも書かれていないため、この値にしました。生きているとも死んだとも書きません。
この表では死亡の経緯や死因を書いていません。誰がどんな場面で亡くなったのかは、当サイトの進撃の巨人の死亡キャラ一覧で58人ぶんを巻・話数つきで整理しています。 この記事の生死の判定は、そちらと1行ずつ突き合わせたものです。

生死を表の1列に持たせるだけで、そんなに変わるものでしょうか。
図に書いてあってもよさそうなのに、見比べた範囲では見当たらなかったのが不思議で。

変わるよ。絵の相関図には、線と名前を置く場所しかないんだ。
生きているか亡くなっているかは、文字でしか書けない。
表にすると1列足すだけで済むから、ここは表の得意なところだね。
陣営・組織ごとの関係
ここからは陣営ごとに、誰と誰がどうつながっているのかを見ていきます。表の見方を先に決めておきます。
「関係の呼び名」の列には、作中で示された関係だけを書きます。 そのうえで、関係の確かさを3段階に分けました。
作中のセリフや地の文で関係が言われているものは明示、呼び名までは言われていないが描写から読み取れるものは描写として扱います。この2つは「エレンと第104期を中心にした関係」の章で、段階の列に書き分けました。
どちらとも書かれていないものは、「明示なし」とだけ書いています。読者のあいだで定着している呼び名であっても、作中で言われていなければこの扱いです。
関係には向きがあります。片方が相手をどう思っているかと、その逆は別物です。 向きによって呼び名が変わる場合は、行を分けています。
訓練兵団 第104期|陣営ではなく「同期」
最初にお断りしておくと、第104期は陣営ではありません。同じ年に訓練を受けた「期」です。 ただ、この期の顔ぶれが物語のほぼ全体を動かすので、相関図としては外せません。
第104期は訓練兵団を卒業したあと、3つの兵団に分かれます。どこへ入ったかを並べたものが、そのまま以降の陣営の下地になります。
| 第104期の人物 | 卒業後の配属 | 根拠(巻・話) |
|---|---|---|
| エレン・ミカサ・アルミン・コニー・サシャ・ユミル・クリスタ | 調査兵団 | 卒業後の配属として描かれる |
| ジャン・キルシュタイン | 憲兵団を志望していたが調査兵団へ | マルコの死は4巻 第18話「今、何をすべきか」 |
| ライナー・ブラウン、ベルトルト・フーバー | 調査兵団(マーレの戦士としての潜入) | 正体は10巻 第42話「戦士」で判明 |
| アニ・レオンハート | 憲兵団(マーレの戦士としての潜入) | 8巻 第34話「戦士は踊る」で結晶体に |
| フロック・フォルスター | 調査兵団 | 入団の時期は本記事では確認できませんでした |
| マルコ・ボット | 憲兵団を志望していたが4巻 第18話で死亡 | 4巻 第18話「今、何をすべきか」 |
教官はキース・シャーディスです。元は調査兵団の団長で、エルヴィン・スミスの前の代にあたります。教官と訓練兵という関係は、この期のあいだだけ成り立つものです。
ジャンの進路が変わるところが、この期でいちばん分かりやすい関係の変化です。 憲兵団に入って内地で暮らすつもりだった人物が、マルコの死を経て調査兵団へ進みます。作中で理由が言い切られる場面は限られますが、順番としてはそう描かれています。
ライナー・ベルトルト・アニの3人は、この時点ですでにマーレの戦士でした。読者がライナーとベルトルトの正体を知るのは10巻 第42話です。
アニについては、8巻 第34話で結晶体に身を包む場面が先にあります。同期として過ごした巻を読み返すと、意味が変わって見える場面が出てきます。
調査兵団の関係
壁の外へ出る兵団です。エレン・ミカサ・アルミンの3人が入団し、物語の中心になります。
団長は代替わりします。エルヴィン・スミスが第13代、ハンジ・ゾエが第14代です。 兵士長のリヴァイ・アッカーマンは、どちらの代でも中心にいました。
| 関係 | 関係の呼び名 | 根拠(巻・話) |
|---|---|---|
| エルヴィン・スミス → 調査兵団 | 第13代団長と団員 | 21巻 第84話まで |
| ハンジ・ゾエ → 調査兵団 | 第14代団長と団員 | 21巻 第84話以降 |
| リヴァイ・アッカーマン → 第104期の面々 | 兵士長と部下 | 作中で継続して描かれる |
| リヴァイ・アッカーマン → ペトラ・ラルら | 特別作戦班(リヴァイ班) | 5巻 第20話「特別作戦班」〜7巻 第28話 |
| エレン ↔ ミカサ ↔ アルミン | 幼なじみで同期 | 1巻 第1話ほか |
この兵団の関係は、団長と団員という縦の線と、第104期という横の線でできています。縦の線は代替わりで動き、横の線は最後まで残ります。
リヴァイ班(特別作戦班)はエレンの護衛につく班でした。ペトラ・ラルを含む班のほとんどが7巻 第28話で失われます。 ここで縦の線が一度断たれることになります。
エレンは28巻 第112話でミカサとアルミンを突き放し、以後はエレンを支持する一派の側に立ちます。
ただし、この一派には作中で組織としての呼称の定義が置かれていません。 そのためこの記事では陣営に立てず、エレンは調査兵団の枠に残しています。詳しくは敵対関係の章で扱います。
駐屯兵団・憲兵団と兵団上層部の関係
壁の中を守る2つの兵団です。この2つと調査兵団を合わせて三兵団で、その上に兵団総統がいます。
| 関係 | 関係の呼び名 | 根拠(巻・話) |
|---|---|---|
| ダリス・ザックレー → 三兵団 | 兵団総統と各兵団 | 27巻 第110話まで |
| ドット・ピクシス → 駐屯兵団 | 司令と部下 | 3巻 第12話ほか |
| ハンネス → エレン・ミカサ | 助けた側と助けられた側 | 1巻 第2話 |
| ナイル・ドーク → 憲兵団 | 師団長と部下 | 12巻 第50話ほか |
| ケニー・アッカーマン → 対人立体機動装置班 | 中央憲兵側の部隊を率いる | 14巻 第57話「切り裂きケニー」 |
ハンネスは、エレンとミカサにとって最初の大人です。 1巻 第2話で2人を連れて逃げる場面が、この作品でいちばん早い時期の関係のひとつになります。
ケニー・アッカーマンは中央憲兵側の部隊を率いる立場で登場し、調査兵団と正面から敵対します。ただしこの人物には、それとは別の関係があります。 リヴァイとの血のつながりで、血縁の章で扱います。
憲兵団にはアニ・レオンハートが配属されていました。 ただしアニは第104期を経てマーレの戦士としてここにいたので、この記事ではマーレの枠に置いています。所属先と、どちら側の人物かが一致しない例です。
王家とレイス家の関係
始祖の巨人を代々受け継いできた家です。壁の中の王家として振る舞っていたのはこの家でした。
| 関係 | 関係の呼び名 | 根拠(巻・話) |
|---|---|---|
| ロッド・レイス → ヒストリア | 父と娘 | 13巻 第52話「クリスタ・レンズ」 |
| フリーダ・レイス → ヒストリア | 異母姉と妹 | 13巻 第52話ほか |
| ウーリ・レイス → ロッド・レイス | 弟と兄 | 16巻 第64話「歓迎会」 |
| ヒストリア → 壁の中 | 女王 | 17巻 第70話以降 |
ヒストリアは第104期として登場し、クリスタ・レンズという名前で訓練を受けていました。本名がヒストリア・レイスであることは13巻 第52話で明かされます。
この家は「始祖の巨人を受け継ぐ家」でもあります。 ウーリからフリーダへ、フリーダからグリシャへと力が移る場面は16巻に描かれます。継承そのものは次の章でまとめて扱います。
ヒストリアは最終的に女王になるため、この記事ではこの枠に置きました。第104期から女王へ移った人物なので、早見表の立場欄にもそう書いています。
マーレ|戦士・戦士候補生・軍・タイバー家の関係
壁を破った側です。作中の国名がそのまま陣営名になります。この中は3つの層に分かれます。
| 関係 | 関係の呼び名 | 根拠(巻・話) |
|---|---|---|
| ライナー・ベルトルト・アニ → 第104期 | 潜入していた戦士と同期 | 10巻 第42話「戦士」 |
| マルセル・ガリアード → ポルコ・ガリアード | 兄と弟 | 24巻 第95話「嘘つき」 |
| コルト・グライス → ファルコ・グライス | 兄と弟 | 30巻 第119話「兄と弟」 |
| ライナー・ブラウン → ガビ・ブラウン | 従兄と従妹 | 23巻ほか |
| テオ・マガト → 戦士隊 | 隊長と戦士 | 23巻 第92話「マーレの戦士」ほか |
戦士は、九つの巨人のうちマーレ側が持つ巨人を継いだ人たちで、戦士候補生はその継承を待つ子どもたちです。 ガビとファルコは候補生として登場し、ファルコは30巻 第119話で顎の巨人を継ぎます。
ヴィリー・タイバーはタイバー家の人物で、25巻 第100話で宣戦布告の演説を行います。タイバー家の中の続柄については、一次情報で確認できなかったため、家の所属までにとどめました。
この陣営と第104期の関係は、途中で二度動きます。同期から敵になり、最終盤には一部が同じ側に立ちます。 動いた巻と話は、このあとの章の表に入れました。
義勇兵とヒィズル国の関係
壁の外から手を組んだ人々です。「義勇兵」は26巻 第106話のサブタイトルにもなっている作中の呼称です。
| 関係 | 関係の呼び名 | 根拠(巻・話) |
|---|---|---|
| 義勇兵 → 壁の中の側 | 反マーレ派として合流する | 26巻 第106話「義勇兵」 |
| オニャンコポン → 調査兵団 | 協力する義勇兵 | 26巻 第106話以降 |
| イェレナ → 義勇兵 | 義勇兵の一人 | 26巻 第106話以降 |
| キヨミ・アズマビト → 壁の中の側 | ヒィズル国の使者 | 26巻ほか |
この陣営が加わることで、物語の地図が壁の中だけではなくなります。 それまで敵か味方かの2つしかなかったところに、外から来た第三の立場が入ってきます。
オニャンコポンは最終話にも登場し、生存が確認できます。一方でイェレナは最終話に登場せず、生死がどちらとも書かれていません。 早見表で「明示なし」としているのはこのためです。
キヨミ・アズマビトはヒィズル国の使者として壁の中と関わります。ヒィズル国も作中に出てくる国名なので、この記事で名前を作ったわけではありません。

作中に出てくる呼び名かどうかを、そこまで気にする必要があるんでしょうか。
読みやすければ、こちらで名前をつけてもよさそうな気もして。

気にしたほうがいいと思うよ。作中にない呼び名を混ぜると、どこまでが作品でどこからが説明なのか、境目が見えなくなるんだ。
読む人は、その境目を自分では確かめられないよね。
分かりやすさは、並べる順番や表の作りのほうで工夫するといいよ。
九つの巨人は誰から誰へ受け継がれた?
この作品の相関図には、もうひとつの線があります。「誰から誰へ巨人の力が移ったか」という線です。 これも向きを持つ関係なので、相関図の一部として扱います。
先に断っておくことがあります。始祖の巨人は始祖ユミルに始まり、フリッツ王家(のちのレイス家)が代々受け継いできましたが、その代々の継承が1人ずつ描かれるわけではありません。
壁を作ったカール・フリッツもその流れの中にいます。ただし始祖ユミルからカール・フリッツまでを矢印でつなぐと、直接受け渡したように読めてしまいます。 そのため下の表には入れていません。
九つの巨人と、作中で継承の場面が描かれたもの
表の矢印は、作中で継承の場面が描かれたものだけに限りました。 描かれていない継承は空欄にしてあります。
| 巨人 | 作中で継承の場面が描かれたもの | 描かれた巻・話 |
|---|---|---|
| 始祖の巨人 | ウーリ・レイス → フリーダ・レイス → グリシャ → エレン | 16巻 第64話/16巻 第63話/15巻 第62話 |
| 進撃の巨人 | エレン・クルーガー → グリシャ → エレン | 22巻 第88話/15巻 第62話 |
| 超大型巨人 | ベルトルト・フーバー → アルミン・アルレルト | 21巻 第84話「白夜」 |
| 顎の巨人 | マルセル・ガリアード → ユミル → ポルコ・ガリアード → ファルコ・グライス | 24巻 第95話/23巻 第93話/30巻 第119話 |
| 獣の巨人 | トム・クサヴァー → ジーク・イェーガー | 29巻 第115話「支え」 |
| 戦鎚の巨人 | ラーラ・タイバー → エレン・イェーガー | 26巻 第104話「勝者」 |
| 鎧の巨人 | 継承の場面は本記事では確認できませんでした | — |
| 女型の巨人 | 同上 | — |
| 車力の巨人 | 同上 | — |
いちばん多く動いたのは顎の巨人です。 マルセルからユミル、ユミルからポルコ、ポルコからファルコへと三度移ります。しかもマルセルとポルコは兄弟で、コルトとファルコも兄弟です。
エレン・クルーガーと、主人公のエレン・イェーガーは別人です。 下の名前が同じで混同されやすいのですが、クルーガーは進撃の巨人をグリシャに渡した人物です。
同じように、顎の巨人を持っていたユミル(第104期)と、30巻 第122話に出てくる始祖ユミルも別人です。 名前が同じなだけで、まったく違う人物です。
最終回で九つの巨人はどうなった?
最後に、それぞれの巨人を誰が持っていたのかを並べます。
| 巨人 | 最後に確認できる持ち主 | 最終回時点 |
|---|---|---|
| 始祖の巨人 | エレン・イェーガー | 34巻 第139話で力が失われる |
| 進撃の巨人 | エレン・イェーガー | 同上 |
| 戦鎚の巨人 | エレン・イェーガー | 同上 |
| 超大型巨人 | アルミン・アルレルト | 同上 |
| 鎧の巨人 | ライナー・ブラウン | 同上 |
| 女型の巨人 | アニ・レオンハート | 同上 |
| 車力の巨人 | ピーク・フィンガー | 同上 |
| 顎の巨人 | ファルコ・グライス | 同上 |
| 獣の巨人 | ジーク・イェーガー | 34巻 第137話で死亡 |
エレン1人が3つの巨人を持っていたことが、この表を見ると分かります。 始祖・進撃・戦鎚の3つです。戦鎚は26巻 第104話でラーラ・タイバーから移りました。
34巻 第139話でエレンが死に、巨人の力そのものが失われます。 巨人にされていた人々は人間に戻ります。九つの巨人という枠組みは、ここで終わります。
この章がこの記事で唯一、巨人の力そのものを扱う章です。最終回時点の人物関係については、あとの章であらためて整理します。

継承を相関図に入れるという発想が、わたしにはありませんでした。
これは人と人の関係として数えていいものなんでしょうか。

入れていいと思うよ。継承には「誰から誰へ」という向きがあるよね。
相関図はもともと、向きのある線を並べたものなんだ。
この作品だと、その線が家族の線ともぶつかるから面白いところだよ。
エレンと第104期を中心にした関係|変わった巻と話でたどる
ここがこの記事でいちばん力を入れた章です。 連載中に作られた相関図は、更新が止まった時点の関係しか持てません。
完結した作品なら、その先の変化まで書けます。エレンと第104期をめぐる関係が、何巻の第何話で動いたのかを10件並べました。
| 誰と誰 | 何が変わったか | 巻・話 | 段階 |
|---|---|---|---|
| ミカサ → エレン | 襲われた場面でエレンに助けられ、イェーガー家に引き取られる | 2巻 第6話「少女が見た世界」 | 明示 |
| ジャン → 調査兵団 | 憲兵団を志望していたが、マルコの死を経て調査兵団へ | 4巻 第18話「今、何をすべきか」 | — |
| 第104期 ↔ ライナー・ベルトルト | 同期から敵へ。2人が鎧の巨人・超大型巨人だと明かす | 10巻 第42話「戦士」 | 明示 |
| クリスタ・レンズ → ヒストリア・レイス | 偽名と本名。ロッド・レイスの娘だと分かる | 13巻 第52話「クリスタ・レンズ」 | 明示 |
| エレン ↔ ジーク | グリシャとダイナの子で、エレンの異母兄だと分かる | 21巻 第86話「あの日」 | 明示 |
| ユミル → ヒストリア | ユミルが壁の外へ去り、以後は再会しない | 23巻 第93話「闇夜の列車」 | 描写 |
| エレン → ミカサ・アルミン | エレンが2人を突き放す言葉を投げる | 28巻 第112話「無知」 | 明示 |
| アニ ↔ 第104期 | 結晶が解け、以後は同じ側で行動する | 31巻 第124話「氷解」 | 描写 |
| ミカサ → エレン | ミカサがエレンを討つ | 34巻 第138話「長い夢」 | 明示 |
| エレン → ミカサ | エレンがアルミンに、ミカサへの本心を語る | 34巻 第139話「あの丘の木に向かって」 | 明示 |
段階の列は、人物どうしの関係の行だけに付けています。 ジャンと調査兵団のように、人物と組織のあいだの行は「—」としました。
いちばん大きく動くのは10巻 第42話です。 それまで同期として並んでいたライナーとベルトルトが、鎧の巨人と超大型巨人だと自ら明かします。この1話で、それ以前の巻の読み方が変わります。
対になるのが31巻 第124話です。8巻 第34話で結晶体に身を包んでいたアニが、ここで結晶から出てきます。 以後は第104期と同じ側で行動します。敵と味方が入れ替わる方向が、42話とは逆になっています。
最後の2行だけは、書き方を分けています。34巻 第139話でエレンがアルミンにミカサへの本心を語る場面はありますが、明示されているのは「その場面があること」であって、関係の呼び名ではありません。
作中で恋人だと明示された関係は、本記事では確認できませんでした。 読者のあいだで語られている組み合わせと、作中に書かれていることは分けて考える必要があります。

42話と124話が逆向きになっている、というのは面白い見方ですね。
こういう対応は、通して読まないと気づけないものですか。

巻数を並べてみると見えてくる形だね。ひとつずつ読んでいるときは、目の前の話でいっぱいになる。
何巻の何話で動いたかを書き出すと、離れた場所どうしが対になっているのが分かるんだ。
読み返すときの目印にしてみて。
イェーガー家・アッカーマン家・レイス家の家系図|血縁と家族関係
この章では血のつながりを扱います。先にお断りしておくと、ここでも図は使わず表で示します。 続柄を1つずつ根拠に当てるには、表のほうが正確に書けるためです。
進撃の巨人の血縁は、いくつかの家に分かれています。同じ姓の人物が3人4人といるので、誰が誰の何にあたるかを取り違えやすいところです。
| 家 | 続柄 | 根拠(巻・話) |
|---|---|---|
| イェーガー家 | グリシャがエレンの父、カルラがエレンの母 | 1巻 第2話ほか |
| イェーガー家 | ダイナ・フリッツはグリシャの前妻でジークの母 | 21巻 第86話「あの日」 |
| イェーガー家 | ジークはエレンの異母兄 | 21巻 第86話「あの日」 |
| アッカーマン家 | ケニーはリヴァイの母クシェルの兄 | 17巻 第69話「友人」 |
| アッカーマン家 | ミカサとリヴァイは同じ血筋。続柄は明示されない | 明示なし |
| レイス家 | ロッドがヒストリアの父、フリーダが異母姉、ウーリがロッドの弟 | 13巻 第52話・16巻 第63〜64話 |
| ガリアード家 | マルセルがポルコの兄 | 24巻 第95話「嘘つき」 |
| グライス家 | コルトがファルコの兄 | 30巻 第119話「兄と弟」 |
| ブラウン家 | ガビはライナーの従妹 | 23巻ほか |
| タイバー家 | ヴィリーとラーラは同じタイバー家。続柄は明示なし | 家の所属まで |
ケニーとリヴァイの続柄は、17巻 第69話「友人」で明かされます。 この関係を扱った解説記事は、リヴァイの母クシェルがケニーの妹だと説明しています。つまりケニーは母の兄にあたります。
ミカサとリヴァイは同じアッカーマンの血筋だと語られますが、続柄までは作中で明示されません。 そのためこの記事では、血筋が同じというところまでにとどめています。
イェーガー家は、エレンとジークが異母兄弟だという一点で物語全体につながります。その根拠は21巻 第86話「あの日」に描かれるグリシャの過去です。
ヒストリアの子どもの父親については、資料の階層を残して書きます。Real Soundの記事によれば、作中では「小さな牧場で暮らしていた頃、近所に住んでいた少年」と説明されています。
同じ記事は、公式ファンブック『進撃の巨人 キャラクター名鑑 FINAL』が「ヒストリアとその幼なじみの間に生まれた娘」と説明していることも紹介しています。あわせて、ファンのあいだで別の説が議論されていることにも触れています。
本記事ではファンブックの現物を確認していません。 そのため、この記事ではReal Soundの記事が紹介している内容として書き、どちらの説にも寄らないことにします。

同じ姓の人が4人いる家が2つもある、というのは相当ですね。
読む側として、名前の取り違えを見分けるコツはありますか。

名前が似ている人ほど、記憶だけで読むと入れ替わるんだ。ここはいちばん間違えやすいところだね。
しかも入れ替わっても、どちらも作中に実在する名前だから、読んでいて違和感が出ない。
迷ったら、その人が最初に出てきた巻まで戻ってみて。
敵対関係とその決着
この作品では、対立の多くに決着が描かれます。誰と誰の戦いが、何巻の第何話でどう終わったのかを並べました。
決着が描かれない対立は、この表に入れていません。入れているのは、作中で結末まで描かれたものだけです。
| 誰と誰 | どう決着したか | 巻・話 |
|---|---|---|
| ヒストリア ↔ ロッド・レイス | 巨人化したロッドをヒストリアが討つ | 17巻 第68話「壁の王」 |
| リヴァイ ↔ ケニー | 続柄が明かされ、そのまま今生の別れになる | 17巻 第69話「友人」 |
| エルヴィン ↔ 獣の巨人(ジーク) | エルヴィンが退場し、調査兵団の団長が代わる | 21巻 第84話「白夜」 |
| アルミン ↔ ベルトルト | ベルトルトが捕食され、超大型巨人がアルミンへ移る | 21巻 第84話「白夜」 |
| エレン ↔ ヴィリー・タイバー | 演説の最中にエレンが捕食する | 25巻 第100話「宣戦布告」 |
| ガビ ↔ 第104期 | サシャが撃たれ、両者の関係が決定的に変わる | 26巻 第105話「凶弾」 |
| エレンを支持する一派 ↔ 反対する側 | フロックが退場し、一派が力を失う | 33巻 第132話「自由の翼」 |
| リヴァイ ↔ ジーク | リヴァイがジークの首を斬る | 34巻 第137話「巨人」 |
同じ21巻 第84話で2つの決着が同時に起きています。 エルヴィンが退場する場面と、ベルトルトからアルミンへ超大型巨人が移る場面です。調査兵団にとって、この1話で人の並びが大きく変わります。
ヒストリアとロッド・レイスの決着は、父と娘の対立でもあります。 血縁の章に出てくる関係が、そのまま敵対の関係にもなっている例です。
ガビとサシャの行は、この記事の中でも重い1行です。26巻 第105話「凶弾」で、第104期とマーレの戦士候補生の関係が決定的に変わります。 ここから先、両者はしばらく歩み寄れなくなります。
エレンを支持する一派については、作中で組織としての呼称の定義が置かれていません。アニメイトタイムズの記事でも、目的の異なる人物の集まりとして紹介されています。 そのためこの記事では陣営に立てず、この章で扱いました。
最後まで残った対立は、エレンと、彼を止めようとした仲間たちのあいだのものです。 その決着は次の章で扱います。

敵対の決着を並べてみると、同じ話数が2回出てくるところがありますね。
これは意図してそう描かれているものなんでしょうか。

作者がどう考えたかは、わたしからは言えないな。そこは想像になってしまう。
言えるのは、同じ回に2つ決着が起きると、そのあとの人の並びが大きく変わるということだね。
21巻の第84話は、まさにそういう回なんだ。
【最新】最終回時点の相関図とその後|関係はどう変わった?
最後に、第139話の時点で関係がどうなっていたのかを整理します。この章では、変わったものだけを書きます。
結末そのものの解説はここではしません。書くのは「関係がどうなったか」だけです。
| 誰と誰 | 最終回時点でどうなったか | 巻・話 |
|---|---|---|
| エレン ↔ ミカサ | ミカサがエレンを討ち、丘の木の下に葬る | 34巻 第138話・第139話 |
| 第104期 ↔ ライナー・アニ・ピーク・ガビ・ファルコ | 最終決戦を経て同じ側で行動している | 34巻 |
| ヒストリア → 壁の中 | 島に残り、子を産んでいる | 34巻 |
| ミカサ → 墓前に立つ人物 | 伴侶と子と読み取れるが、続柄は明示されない | 34巻 |
| イェレナ | 最終話に登場せず、生死が明示されない | — |
最後まで残った対立は、34巻 第138話「長い夢」で決着します。 ミカサがエレンを討ち、第139話で丘の木の下に葬ります。前の章から送られてくるのがこの行です。
この記事でいちばん大きく変わった関係は、第104期とマーレの戦士たちのものです。 10巻 第42話で敵になった相手と、34巻では同じ側に立っています。
ヒストリアは島に残り、子を産んでいます。その子の父親については、血縁の章に書いたとおり、資料の階層を残して扱いました。
34巻の終盤には、ミカサの墓前に立つ伴侶と子と読み取れる人物が描かれます。 ただし続柄が明示されているわけではないので、この記事では読み取れるところまでにとどめます。
巨人の力そのものは、第139話で失われます。巨人にされていた人々が人間に戻る流れは、九つの巨人の章で詳しく扱いました。
なお、「進撃の巨人 その後」で検索される内容のうち、結末の解釈や後日談の中身は、この記事の担当ではありません。 この章で書いたのは、人物の関係がどうなったかまでです。

敵だった相手と最後は同じ側に立つ、というのはこの作品の大きな特徴でしょうか。
相関図として見ると、はじめの図と終わりの図がまるで別物になりますね。

そこがこの作品の相関図の難しいところなんだ。1枚では足りないんだよ。
だから「いつの時点の図か」を書いていない相関図は、どうしても迷子になる。
巻と話を添えておけば、自分が読んだところまでの図として使えるよ。
アニメ版ではどこまでの関係が描かれた?
アニメだけを見ている方のために、各シーズンが原作のどこまでを描いたのかを整理します。巻の範囲だけでなく、その期までに分かる関係も添えました。
「相関図 シーズン1」「相関図 ファイナル」といった調べ方をする方は、どの時点の関係を知りたいかで探していることが多いためです。
| シーズン(放送) | 原作の範囲 | その期までに分かる関係 |
|---|---|---|
| Season1 Part.1(2013年4〜7月) | 1巻第1話〜4巻第18話 | エレン・ミカサ・アルミンの幼なじみの関係。第104期の同期 |
| Season1 Part.2(2013年7〜9月) | 5巻第19話〜8巻第34話 | アニが女型の巨人だと分かる。結晶体に身を包む(8巻 第34話) |
| Season2(2017年4〜6月) | 8巻第34話〜13巻第51話 | ライナーが鎧の巨人、ベルトルトが超大型巨人(10巻 第42話) |
| Season3 Part.1(2018年7〜10月) | 13巻第51話〜18巻第72話 | クリスタ・レンズがヒストリア・レイス(13巻 第52話)。ケニーとリヴァイの続柄(17巻 第69話) |
| Season3 Part.2(2019年4〜7月) | 18巻第73話〜22巻第90話 | ジークがエレンの異母兄(21巻 第86話)。超大型巨人がアルミンへ(21巻 第84話) |
| The Final Season Part.1(2020年12月〜2021年3月) | 23巻第91話〜29巻第117話 | 義勇兵の合流(26巻 第106話)。エレンが仲間を突き放す(28巻 第112話) |
| The Final Season Part.2(2022年1〜4月) | 29巻第115話〜32巻第130話 | 顎の巨人がファルコへ(30巻 第119話)。始祖ユミル(30巻 第122話)。アニの氷解(31巻 第124話) |
| 完結編 前編(2023年3月) | 33巻第131話〜第134話 | ハンジとフロックの退場(33巻 第132話) |
| 完結編 後編(2023年11月) | 34巻第135話〜最終話 | ジークの決着(第137話)。ミカサとエレン(第138話)。巨人の力が失われる(第139話) |
原作の全139話がアニメ化されています。 完結編(後編)はNHK総合で2023年11月4日に放送されました。なお、原作とアニメの細かな差分は、この記事では扱いません。
関係の見え方がいちばん変わるのはSeason2です。 ライナーとベルトルトの正体が明かされるので、ここを見る前と後では第104期の図がまったく違うものになります。
アニメを追いかけている途中の方は、上の表で自分がどこまで見たかを確かめてから読み進めてください。 その期より下の行が、まだ知らない関係にあたります。

シーズンごとに分かる関係が違う、という整理は助かりますね。
アニメ派の方が相関図を探すとき、いちばんつまずくのはどこでしょうか。

探して出てくる図に、どの時点のものか書かれていないことだね。
知りたくなかったことまで一度に目に入ってしまう。
表なら、自分が見たところより下を隠して読めるよ。使い方を決められるのが表のいいところだね。
よくある質問
まとめ|進撃の巨人の相関図
進撃の巨人の人物関係は、訓練兵団・調査兵団・駐屯兵団と憲兵団・王家とレイス家・マーレ・義勇兵とヒィズル国という6つの陣営で捉えると整理できます。 どれも作中に出てくる呼び名です。
関係が大きく動いたのは、10巻 第42話(ライナーとベルトルトの正体)、13巻 第52話(クリスタの本名)、21巻 第86話(ジークの出自)、28巻 第112話(エレンの離反)、31巻 第124話(アニの氷解)の5か所でした。
もうひとつの線が、九つの巨人の継承です。 誰から誰へ力が移ったかも向きを持つ関係なので、この記事では相関図の一部として扱いました。
最終回時点で確定したのは、10巻 第42話で敵になった相手と、34巻では同じ側に立っているということです。はじめの図と終わりの図は、まるで別物になります。
作中で明示されていない関係は、この記事では明示されていないと書いています。 とくに恋愛関係については、恋人と明示された描写を確認が取れませんでした。
冒頭で触れたとおり、変化そのものを追えるのは完結した作品だけです。未読の巻がある方は、表の巻数を目印にしてお読みください。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
関係が変わった巻を書いておけば、読み返したい場所が見つかるのではと思って作りました。
図では書けないところを、表で埋められたでしょうか。

じゅうぶん埋まっていると思うよ。線と名前だけの図では、ここまで書けないからね。
何巻で関係が変わったかが分かると、その巻をもう一度開きたくなるでしょう。
それがこの作品を読み返すときの、いちばんいい入口になるんだ。
調査メモ
いちばん時間がかかったのは、陣営の分け方を決めるところでした。この作品は所属が途中で変わる人物が多く、どの時点で切るかによって図がまるごと変わってしまうためです。
最終的に「最終時点の所属で分類する」と決めたのですが、それだけでは足りませんでした。エレンとフロックが移った先には作中で組織としての呼称の定義が無く、ユミルは壁の外へ去ってしまいます。
そこで例外を先に宣言することにしました。移った先を陣営として立てていない場合は、最後に正規に所属した兵団に置き、離れた巻・話を注記しています。
巻と話の対応は、講談社の各巻の商品ページで1冊ずつ確認しました。 目次に収録話のサブタイトルが載っているので、根拠に使う巻を19冊ぶん開いて突き合わせています。
その結果、進撃リファレンスとの話数の食い違いは1件もありませんでした。23巻の目次には話数まで入っていて、第91話から第94話までが完全に一致しました。 ただし34巻だけは商品ページに目次が無く、ここだけ二次資料が根拠のままです。
確認して助かった箇所もあります。 マルコ・ボットの退場を5巻としている資料がありましたが、講談社の4巻の目次に第18話「今、何をすべきか」が入っていたため、この記事では4巻としました。
九つの巨人の継承では、書き方を一度直しています。始祖の巨人を「始祖ユミルからカール・フリッツへ」と矢印でつなぐと、直接受け渡したように読めてしまうためです。 実際には代々の継承が1人ずつ描かれるわけではありません。
生死の列は、当サイトの死亡キャラ一覧記事と1行ずつ突き合わせました。イェレナだけは最終話に登場せず生死が書かれていないため、生存とも死亡とも書かずに「明示なし」としています。
恋愛関係については、作中で恋人と明示された描写を探しましたが見つかりませんでした。読者のあいだで定着している組み合わせがいくつもある領域なので、すべて「確認できていません」に統一しています。
なお、検索結果に出ている「他の人はこちらも質問」の中身は取得できませんでした。よくある質問の9問は、実際に検索されているサジェストから組み立てています。
参考資料
- 講談社「『進撃の巨人(2)』(諫山 創) 製品詳細」※2巻の収録話と掲載誌の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(10)』(諫山 創) 製品詳細」※10巻の収録話(第42話「戦士」を含む)の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(13)』(諫山 創) 製品詳細」※13巻の収録話(第52話「クリスタ・レンズ」を含む)の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(17)』(諫山 創) 製品詳細」※17巻の収録話(第68話「壁の王」・第69話「友人」を含む)の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(21)』(諫山 創) 製品詳細」※21巻の収録話(第84話「白夜」・第86話「あの日」を含む)の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(23)』(諫山 創) 製品詳細」※23巻の収録話が話数つきで掲載されていることの根拠
- 講談社「『進撃の巨人(26)』(諫山 創) 製品詳細」※26巻の収録話(第104話「勝者」・第105話「凶弾」・第106話「義勇兵」を含む)の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(28)』(諫山 創) 製品詳細」※28巻の収録話(第112話「無知」を含む)の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(30)』(諫山 創) 製品詳細」※30巻の収録話(第119話「兄と弟」・第122話「二千年前の君から」を含む)の根拠
- 講談社「『進撃の巨人(34)特装版 Beginning』(諫山 創) 製品詳細」※最終巻の発売日と掲載誌の根拠
- 進撃リファレンス「進撃の巨人(マンガ)タイトル一覧」※全34巻139話の話数とサブタイトルの対応の根拠。講談社の目次と19巻ぶん突き合わせ済み
- 進撃リファレンス「進撃の巨人・第112話「無知」考察」※28巻 第112話でエレンがミカサとアルミンを突き放す場面の根拠
- ciatr「『進撃の巨人』九つの巨人の歴代継承者や正体とは?能力や強さを解説」※九つの巨人の継承者の根拠
- ciatr「『進撃の巨人』死亡キャラ・死因まとめ!生き残った調査兵団少なすぎ……【悲報】」※主要キャラの死亡巻・話数の突き合わせ
- マンガふぁん別館の死亡図鑑「「進撃の巨人」死亡キャラ一覧まとめ!登場人物の死亡シーンは何巻何話?」※早見表の生死の判定の根拠
- Real Sound|リアルサウンド ブック「『進撃の巨人』ヒストリアの子どもをめぐる謎……ファンが激論交わす「エレン父親説」とは」※ヒストリアの子の父親についての説明と、議論があることの根拠
- アニメイトタイムズ「『進撃の巨人』イェーガー派メンバーの目的とは?」※エレンを支持する一派が目的の異なる人物の集まりとして紹介されていることの根拠
- アニメハック「【今夜完結】「進撃の巨人」全シーズンをネタバレ振り返り 歴代主題歌・原作の何巻何話にあたるかも紹介」※アニメ各期が描いた原作範囲の根拠
- TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season 公式サイト※完結編(後編)の放送日の根拠
- タキチャンネル【進撃の巨人考察・解説ブログ】「【進撃の巨人】第42話『戦士』考察・解説・感想【ネタバレ】」※第42話でライナーとベルトルトが正体を明かすことの根拠
- タキチャンネル【進撃の巨人考察・解説ブログ】「【進撃の巨人】第69話『友人』考察・解説・感想【ネタバレ】」※ケニーとリヴァイの続柄の根拠


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