地獄楽で死亡が描かれたのは、名前の分かる登場人物のうち24人です。ただし資料によっては20人と書かれています。数が割れる理由を調べるうちに、誰を数えるかの線引きが記事ごとに違うと分かりました。
地獄楽で死亡が描かれたのは、名前が判明している登場人物のうち24人です。最後まで生き残ったのは11人います。死者は上陸直後と最終決戦の2か所に集中しており、中盤は意外なほど死者が出ません。
調べるときに混乱するのは、資料によって死者の数が20人から24人まで割れることです。追加上陸した者や画眉丸の里の者を、どこまで数に入れるかが違っています。
さらに、実際には生き延びるのに「死亡」で検索されているキャラが何人もいます。杠のように、決着の場面だけを切り取ると亡くなったように読める描かれ方をした人物がいるためです。
- 全13巻
全127話で完結 - 24人
本記事の数え方で死亡 - 11人
最後まで生き残った人物
先に生死がどう決まるのかというルールを押さえ、時系列順の死亡キャラ一覧、資料で人数が割れる理由、死亡したと誤解されやすいキャラへ進みます。
※この記事には『地獄楽』原作漫画(全13巻)の生死に関する重大なネタバレが含まれます。各項目に何巻・第何話かを記載していますので、未読の巻は飛ばしてお読みください。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターで、発言は創作です。

死んだ人を知りたいというより、好きなキャラが無事かを確かめたい人が多そうだ、と調べていて感じました。
それなのに、資料によって死者の数が20人から24人まで割れています。
この作品は、そんなに人が亡くなるんですか。

地獄楽は数だけ見ると多い方じゃないんだ。
全13巻で24人。長く続いた群像劇に比べれば、むしろ少ないくらいだよ。
ただ、その24人が2か所に固まっているから、読んでいると多く感じるんだね。
【結論】地獄楽の死亡キャラは3つに分けて整理できる
死亡キャラを調べるときにいちばん混乱するのは、資料ごとに人数も顔ぶれも違って見えることです。
そこでこの記事では、次の3つに分けて整理します。
- 死亡が明示された24人
- 最後まで生き残った11人
- そのうち「死亡」で検索されている8人
地獄楽には、死んだキャラが後から生き返る仕組みがありません。一度死亡が描かれた人物は、そのまま物語から退場します。
そのぶん、この作品の分類はほかの長編バトル漫画より単純です。迷いが生まれるのは「誰が死んだか」ではなく、「どこまでを数に入れるか」と「本当に死んだのか」の2点に絞られます。
前者は数え方の問題です。神仙郷にあとから上陸した者や、画眉丸の出身である石隠れの里の者を含めるかどうかで、合計は20人にも24人にもなります。
後者は描かれ方の問題です。決着の場面だけを読むと亡くなったように見えて、実は後の巻で再登場する人物がいます。
ファンサイトによって「死亡」の顔ぶれが食い違うのは、この2点の扱いがそろっていないためです。本記事では数え方を先に示したうえで、一覧に入る条件をそろえています。

死亡か生存かという単純な話に見えて、数え方でここまで変わるとは思いませんでした。
資料によって含める範囲がばらばらなのは、線引きが決まっていないからのようです。
作中では、あとから島に来た人たちはどう扱われているのでしょうか。

はっきり線が引かれているわけじゃないんだ。あとから来た一団も、画眉丸の里の人たちも、同じ物語の中で倒れていくからね。
天仙の蓮(リエン)にいたっては、倒されたというより自分から消えていくんだよ。
迷いどころが出てくるのは、そういう作りだからだね。
地獄楽で「死亡」はどう描かれる?天仙が死ぬ条件と生死の判定
地獄楽の生死は、相手が人間か天仙かで判定の仕方がまったく違います。ここを押さえると、一覧の読み方が変わります。
| 対象 | 生死の決まり方 | 該当する例 |
|---|---|---|
| 人間(死罪人・山田浅ェ門) | 致命傷を負えばそのまま死亡する。復活の手段は無い | 山田浅ェ門典坐(3巻 第21話) |
| 天仙 | 通常の傷は再生する。作中では丹田を破壊された天仙が再生していない | 牡丹(ムーダン)(5巻 第43話) |
| 天仙(鬼尸解の状態) | 姿が変わり、狙うべき丹田の位置も移る | 朱槿(ヂュジン)(12巻 第110話) |
人間側には、生き返る手段がいっさい用意されていません。倒れた時点で退場が確定するので、生死の判定で迷う場面はほとんどありません。
問題は天仙です。公式サイトの用語集は、丹田を「氣が生み出され、全身を巡り再び戻ってくる場所。天仙達にとって力の源でもあるが、弱点でもある」と説明しています。
天仙は通常の攻撃では倒れません。斬っても再生してしまうため、序盤の登場人物は歯が立ちませんでした。
突破口になったのが「相克」です。用語集では、氣の属性ごとに存在する関係性で、触れると相手の氣を弱めるものだと説明されています。
相克の氣で丹田を攻撃すると、天仙は再生できなくなります。一覧で天仙の死因の多くが「丹田破壊」になっているのは、本記事の数え方では6人中5人がこの方法で倒れているためです。
残る1人が蓮(リエン)です。蓮(リエン)だけは力で倒される形をとらず、自ら消える選択をします。
なお、天仙が追い詰められると使う最終形態が「鬼尸解」です。用語集は、体内の氣を大量に消費する代わりに戦力を大幅に上昇させる形態だと説明しています。
この状態では丹田の位置が移動します。倒す側は、相手の姿が変わるたびに狙う場所を変える必要がありました。

天仙は再生してしまうのに、どうやって最初の1体を倒す方法にたどり着いたのでしょうか。
誰も倒し方を知らない状態から始まっているはずですよね。

試して、倒れて、また試す。その繰り返しだったんだ。
最初は刀も鉄砲も効かなくて、氣という力そのものを理解するところから始まっているんだよ。
丹田という弱点にたどり着くまでに、何人も倒れている。あの発見は犠牲の上に乗っているんだね。
地獄楽の死亡キャラは全部で何人?資料で数が割れる理由
「死人が多い作品」という印象を持つ方は多いのですが、実際に数えると全13巻で24人です。長期連載の群像劇と比べると、けっして多い方ではありません。
本記事では、名前が判明している登場人物のうち、本編中に死亡が明示された24人を数えています。モブや集団の犠牲者、過去の回想でのみ描かれた死は含めていません。
| 時期 | 死亡した人数 | 主な死亡キャラ |
|---|---|---|
| 上陸直後(1巻〜2巻) | 8人 | いがみの慶雲/陸郎太 |
| 天仙との初戦(3巻〜5巻) | 4人 | 山田浅ェ門典坐/山田浅ェ門仙汰 |
| 反撃の始まり(8巻〜10巻) | 5人 | 蘭(ラン)/山田浅ェ門付知 |
| 最終決戦(12巻〜13巻) | 7人 | 蓮(リエン)/山田浅ェ門殊現 |
死者は上陸直後と最終決戦の2か所に固まっています。上陸直後は誰も島の危険さを知らないまま動いており、最終決戦は総力戦になるためです。
見落とされやすいのが、本記事の数え方では、4巻・6巻・7巻・11巻に該当する死亡がないことです。中盤は生き延びる方法を探る展開が続き、退場者が出ません。
ここで、数が割れる理由に触れておきます。他の解説記事では20人や22人と書かれており、本記事の24人とは一致しません。
差が出るのは、あとから神仙郷に上陸した山田浅ェ門たちと、画眉丸の出身である石隠れの里の者を含めるかどうかです。天仙側でも、自ら消滅した蓮(リエン)を死亡に数えるかで1人ずれます。
どれかが間違っているというより、線の引き方が違うだけです。人数だけを見比べても答えは出ないので、数え方とセットで確認するのが確実です。

中盤にまったく死者が出ない時期がある、というのは意外でした。
その間、物語では何が起きているのですか。

生き延びる方法を探している時期なんだ。倒し方が分からないから、まず逃げて、隠れて、氣を学ぶ。
戦うことより、島の仕組みを知ることに時間を使っているんだよ。
派手さはないけれど、ここがあるから終盤の反撃が成立する。読み返すと面白い区間だね。
地獄楽の死亡キャラ一覧【時系列順】
時系列で並べるのは、未読の巻を飛ばして読めるようにするためです。各項目に何巻の第何話かを添えています。
- 上陸直後(1巻〜2巻)
- 天仙との初戦(3巻〜5巻)
- 反撃の始まり(8巻〜10巻)
- 最終決戦(12巻〜13巻)
この順に追えば、誰がいつ退場したのかがつかめます。
上陸直後(1巻〜2巻)で死亡したキャラ
神仙郷に上陸した直後、島の危険さを誰も理解していない段階です。全24人のうち3分の1が、この2巻のあいだに退場します。
| キャラ名 | 巻・話数 | 経緯 | 陣営 |
|---|---|---|---|
| いがみの慶雲 | 1巻 第3話 | 画眉丸に返り討ちにされて死亡 | 死罪人 |
| 法流坊 | 1巻 第4話 | 亜左弔兵衛に倒されて死亡 | 死罪人 |
| あか絹 | 1巻 第4話 | 監視役の山田浅ェ門士遠に処刑される(死亡) | 死罪人 |
| 山田浅ェ門衛善 | 1巻 第4話 | 陸郎太の平手を受けて死亡 | 山田浅ェ門 |
| 茂籠牧耶 | 2巻 第8話 | 杠に欺かれて死亡 | 死罪人 |
| 山田浅ェ門期聖 | 2巻 第11話 | 海獣の攻撃を受けて死亡 | 山田浅ェ門 |
| 山田浅ェ門源嗣 | 2巻 第13話 | 陸郎太に薙ぎ払われて死亡 | 山田浅ェ門 |
| 陸郎太 | 2巻 第15話 | 山田浅ェ門佐切に斬られて死亡 | 死罪人 |
この時期の死は、天仙とは無関係です。仙薬を持ち帰れるのは1人だけという条件のもと、死罪人どうしが潰し合う構図になっています。
注意したいのが陸郎太です。第4話で衛善を、第13話で源嗣を倒しており、この時期の死者8人のうち2人は陸郎太によるものです。自身は第15話に佐切に斬られます。
上陸直後にこれだけの犠牲が出ることで、島の異常さが早い段階で示されます。ここを越えると、脅威は同行者ではなく天仙へと移っていきます。
天仙との初戦(3巻〜5巻)で死亡したキャラ
天仙の存在が明らかになり、倒し方が分からないまま戦いに入る時期です。人間側は一方的に押されます。
| キャラ名 | 巻・話数 | 経緯 | 陣営 |
|---|---|---|---|
| 山田浅ェ門典坐 | 3巻 第21話 | 天仙・朱槿(ヂュジン)の攻撃を受けて死亡 | 山田浅ェ門 |
| 山田浅ェ門仙汰 | 5巻 第43話 | 天仙・牡丹(ムーダン)の攻撃を受けて死亡 | 山田浅ェ門 |
| 牡丹(ムーダン) | 5巻 第43話 | 山田浅ェ門士遠に丹田を破壊される | 天仙 |
| 雲霧 | 5巻 第46話 | 自害により死亡 | 石隠れ衆 |
典坐の死は、この作品の空気が変わる場面としてよく挙がります。「典坐 死亡」はいまも月間390件検索されています(Ubersuggest/2026年8月時点)。
第43話は、同じ話の中で人間側と天仙側の双方に死者が出る回です。仙汰が牡丹(ムーダン)に敗れ、その牡丹を士遠が倒します。
同じ第43話に死亡と勝利が同居しているため、士遠まで亡くなったと取り違えられることがあります。この点は後の章で改めて扱います。
牡丹(ムーダン)は、丹田を破壊されて倒れた最初の天仙です。ここで倒し方が判明し、以降の戦いの形が決まります。
反撃の始まり(8巻〜10巻)で死亡したキャラ
倒し方が分かった人間側が、天仙を1体ずつ削っていく時期です。この3巻で天仙が3体退場します。
| キャラ名 | 巻・話数 | 経緯 | 陣営 |
|---|---|---|---|
| 蘭(ラン) | 8巻 第70話 | 杠に丹田を破壊される | 天仙 |
| 桃花(タオファ) | 9巻 第79話 | 山田浅ェ門付知に丹田を破壊される | 天仙 |
| 菊花(ジュファ) | 9巻 第79話 | 亜左弔兵衛に丹田を破壊される | 天仙 |
| 金閣坊 | 10巻 第94話 | 画眉丸の蹴りを受けて死亡 | 石隠れ衆 |
| 山田浅ェ門付知 | 10巻 第96話 | 山田浅ェ門殊現に斬られて死亡 | 山田浅ェ門 |
第79話は、2体の天仙が同時に倒れる回です。付知が桃花(タオファ)を、弔兵衛が菊花(ジュファ)を倒します。
その付知は、第96話で山田浅ェ門殊現に斬られて退場します。天仙を倒した側が、味方であるはずの山田浅ェ門に討たれるという流れです。
第70話で蘭(ラン)を倒した杠は、この戦いで自身も深手を負います。ここが「杠 死亡」という検索が生まれた場面で、詳しくは後の章で扱います。
この時期を境に、脅威は天仙だけではなくなります。あとから上陸した山田浅ェ門たちが、独自に動き始めるためです。

天仙を倒した人が、そのあと味方に斬られてしまうんですね。
追加で上陸してきた人たちは、何を目的に動いていたんでしょうか。

彼らは仙薬を持ち帰るために送り込まれた、あとからの一団なんだ。
先にいた人たちを助けに来たわけじゃなくて、浅ェ門以外は始末するつもりで動いているんだよ。
味方が増えたと思ったら敵だった。読んでいて、いちばんこたえる展開だったね。
最終決戦(12巻〜13巻)で死亡したキャラ
物語の決着がつく時期です。死者7人のうち5人が最終13巻に集中します。
| キャラ名 | 巻・話数 | 経緯 | 陣営 |
|---|---|---|---|
| シジャ | 12巻 第108話 | 画眉丸との戦闘に敗れて死亡 | 石隠れ衆 |
| 朱槿(ヂュジン) | 12巻 第110話 | 連携攻撃で丹田を破壊される | 天仙 |
| 山田浅ェ門清丸 | 13巻 第119話 | 瓦礫の下敷きになり死亡 | 山田浅ェ門 |
| 山田浅ェ門威鈴 | 13巻 第119話 | 蓮(リエン)の攻撃を受けて死亡 | 山田浅ェ門 |
| 蓮(リエン) | 13巻 第124話 | 自ら消滅(死亡として扱うかは資料で分かれる) | 天仙 |
| 山田浅ェ門殊現 | 13巻 第124話 | 氣を使い果たして死亡 | 山田浅ェ門 |
| 石隠れの里の長 | 13巻 第126話 | 将軍の命により打ち首となり死亡 | 石隠れ衆 |
朱槿(ヂュジン)は、第21話で典坐を倒した天仙です。第110話で決着がつくまで、およそ90話をまたいでいます。
最後に立ちはだかる蓮(リエン)は、力で倒される形をとりません。第124話で自ら消える選択をします。ここを死亡に数えるかどうかが、資料で人数が割れる理由のひとつです。
第126話の石隠れの里の長は、神仙郷ではなく本土での出来事です。島の戦いが終わったあとに描かれるため、一覧から漏れている資料が多く見られます。
最終回である第127話では、新たに死亡が確定する主要キャラはいません。結末そのものについては、この記事では踏み込まず別の記事にまとめています。

第21話で典坐を倒した天仙との決着が、第110話までかかっているんですね。
読者としては、そこまで引っぱられると感情の持っていき場に困りそうです。

そうだね。90話ぶん待たされることになるんだ。
でも、その長さがあるからこそ、朱槿(ヂュジン)が倒れる場面の重さが出ているとも言えるんだよ。
典坐のことを覚えたまま読み進めた人ほど、あの回は効いたんじゃないかな。
死亡したと誤解されやすいキャラ|杠・佐切・士遠
ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。実際には生き延びるのに、「死亡」という言葉と一緒に検索されているキャラが何人もいます。以下の検索数は、Ubersuggestで2026年8月時点に調べた国内の月間推定値です。
| キャラ名 | よくある誤解 | 実際 |
|---|---|---|
| 画眉丸 | 何度も瀕死になるので死亡したと思われる | 生存。最終話まで登場し、妻のもとへ帰る |
| 亜左弔兵衛 | 天仙戦の負傷で退場したと思われる | 生存。弟とともに神仙郷を脱出する |
| 山田浅ェ門桐馬 | 兄と行動が分かれた時期に退場したと思われる | 生存。兄の弔兵衛とともに脱出する |
| ヌルガイ | 幼い登場人物なので犠牲になったと思われる | 生存。山田浅ェ門士遠と旅を続ける |
| メイ | 天仙なので倒されたと思われる | 生存。天仙側で生き残る2人のうちの1人 |
この5人はいずれも最後まで生き残ります。倒れた描写があっても、そのあとのコマに姿があるかどうかで生死を確認するのが確実です。
地獄楽は決着の直後に別の場面へ移る描き方が多く、倒れた人物がそのまま何話も出てこないことがあります。この間隔が空くほど、生死は追いにくくなります。
とくに紛らわしいのが、同じ話の中で誰かが亡くなり、別の誰かが生き延びる回です。その回の印象が「誰かが死んだ回」としてまとまると、生きている側まで巻き込まれてしまいます。
以下では、とくに検索が多い3人を個別に見ていきます。
杠は死亡する?第70話の瀕死描写の真相
杠は生存します。ただし「杠 死亡」は月間5400件検索されており、地獄楽の登場人物では突出した数字です。
きっかけは8巻の第70話です。杠は天仙・蘭(ラン)の丹田を破壊して勝利しますが、その戦いで自身も深手を負います。
倒した相手が消え、勝った側も動かなくなる。同じ場面で両方が倒れるため、相打ちだと受け取られやすい作りになっています。
生存がはっきりするのは10巻の第89話です。佐切とメイが窮地に陥った場面に、杠が助けに入ります。
第70話から第89話まで、19話ぶんの間が空いています。この空白も、誤解が続いた一因になったと考えられます。単行本でいえば8巻から10巻までのあいだです。
その後の杠は最終決戦にも参加し、最終話では佐切や画眉丸と再会する場面に姿があります。杠は最後まで生き残る11人のうちの1人です。
佐切は死亡する?監視役として最後まで残る
山田浅ェ門佐切も生存します。「佐切 死亡」は月間1000件検索されています。
佐切は画眉丸の監視役として同行する人物で、物語の視点人物に近い立ち位置にいます。
それでも死亡説が出るのは、佐切の周囲で犠牲が続くことも背景にあると考えられます。第4話では同じ山田浅ェ門の衛善が、第43話では仙汰が死亡します。
佐切自身も第15話で陸郎太と対峙し、首を斬って決着をつけます。斬り合いの場面が多いため、どちらが倒れたのかを取り違えやすい構図になっています。
佐切は神仙郷を脱出し、本土へ帰還します。帰還後は試刀術を学ぶため諸国を巡る旅に出ており、その姿が後日談で描かれます。
なお佐切は、公的な記録の上でも生還者として扱われた3人のうちの1人です。身元を隠して生きることを選んだ人物とは、扱いが分かれています。
士遠は死亡する?第43話の取り違え
山田浅ェ門士遠も生存します。「士遠 死亡」は月間720件検索されています。
誤解の元になっているのは、5巻の第43話だと考えられます。この回では、山田浅ェ門仙汰が天仙・牡丹(ムーダン)の攻撃を受けて花に変えられ、退場します。
同じ第43話で、士遠は牡丹(ムーダン)の丹田を破壊します。天仙を倒した最初の1人が士遠です。
つまり第43話は、山田浅ェ門側に死者が出た回であると同時に、士遠が大きな戦果を挙げた回でもあります。同じ回に死亡と勝利が並ぶため、記憶の中で入れ替わりやすくなっています。
士遠はその後も戦い続け、神仙郷を脱出します。後日談では、ヌルガイが安心して暮らせる土地を探して旅を続ける姿が描かれます。
第1話に近い段階から登場し、最終話まで生き残る数少ない人物のひとりです。

同じ回に死亡と勝利が並ぶと、たしかに記憶が混ざりそうです。
こうした誤解は、原作を読んでいる人のあいだでも起きているんですか。

起きても不思議はないと思うよ。地獄楽は決着の直後に場面が切り替わるから、倒れた人がしばらく出てこないんだ。
次に出てくるのが何十話も先、ということもある。そのあいだに記憶のほうが固まってしまうんだね。
気になったら、その先の巻をめくって姿があるか確かめてみて。それがいちばん早いよ。
アニメでは誰の死亡まで描かれた?
アニメから入った方には、この記事の一覧は先の話まで含んでいます。どこまでが放送済みかを先に押さえてください。
| 媒体 | 原作の範囲 | 放送 | この記事の一覧との関係 |
|---|---|---|---|
| アニメ第一期(全13話) | 本記事では確認できませんでした | 2023年4月〜7月 | 本記事では確認できませんでした |
| アニメ第二期(全12話) | 第9巻の第86話付近まで | 2026年1月〜3月 | 反撃の始まりの途中まで |
アニメは2026年8月時点で、原作の結末までを描いていません。第二期の最終話は第十二話(通算第二十五話)「終と始」で、2026年3月29日に放送されました。
公式のあらすじは「画眉丸は妻に会うため、新たな『地獄』へと身を投じる」で結ばれています。物語は決着の手前で終わっている状態です。
第二期の到達点について、noteの解説記事は「第二期は原作第9巻・第86話付近まで」「続きは第10巻・第87話から」と紹介しています。この巻数の区切りは、公式が明言した一次情報では確認できませんでした。
この記事の一覧に当てはめると、アニメを見終えた方が知っている死亡は、桃花(タオファ)と菊花(ジュファ)が倒れる9巻の第79話あたりまでと考えられます。
つまり10巻以降にあたる金閣坊・付知・シジャ・朱槿(ヂュジン)・清丸・威鈴・蓮(リエン)・殊現・石隠れの里の長の9人は、まだ映像化されていません。
アニメ第三期については、2026年8月時点で制作決定の発表は確認が取れませんでした。
※2026年8月時点の情報です。放送状況は今後も変わるため、最新情報は公式サイトで確認してください。

アニメだけを追っている方は、この記事のどこまでを読めば安全でしょうか。
読み進める目安があると助かります。

目安は9巻の第79話までだね。桃花(タオファ)と菊花(ジュファ)が倒れるところまでが、映像で見た範囲に近いんだ。
それより先の章には、まだ描かれていない人の最期が並んでいるよ。
ただ区切りは公式に示されていないから、心配なら9巻の手前で止めておくと安全だと思うな。
地獄楽の最終回はどんな結末だった?
最終回にあたる第127話は後日談です。神仙郷から帰った人々が、それぞれの場所で生きていく様子が描かれます。
生き残った面々は、公的な記録に残る形で帰還した人物と、身元を隠して静かに暮らす道を選んだ人物とに分かれます。結末そのものについては、別の記事で詳しく整理しています。
別記事では、最終決戦の決着の付き方、「ひどい」と言われる4つの理由、打ち切り説をどこまで確認できたかを扱っています。

生き残った人たちが、記録に残る人と残らない人に分かれるというのが気になります。
なぜそんな分かれ方をしたのでしょうか。

そこは結末そのものの話になるから、詳しくは最終回の記事にゆずるね。
この記事で言えるのは、生き延びたのが11人で、そのうち記録に残ったのは3人だけ、ということなんだ。
名乗れないまま生きる道を選んだ人がいる。それだけでも、この島の重さは伝わると思うよ。
よくある質問
まとめ|地獄楽の死亡キャラ24人と生き残り11人
地獄楽で死亡が描かれたのは24人、最後まで生き残ったのは11人です。死者は上陸直後の1巻から2巻と、最終決戦の12巻から13巻に集中しています。
天仙は通常の傷では倒れず、丹田を破壊されたときだけ死亡します。人間側には復活の手段がなく、倒れた時点で退場が確定します。
資料によって死者が20人から24人まで割れるのは、あとから上陸した山田浅ェ門や石隠れの里の者をどこまで含めるかが違うためでした。
生き残りの人数が資料によって分かれるのも同じ理由です。公的な記録に残ったのは3人、身元を隠して生き延びた人まで含めると9人、天仙の2人を足すと11人になります。
見落とされやすいのが、実際には生き延びるのに「死亡」で検索されているキャラの多さです。杠・佐切・士遠・画眉丸・亜左弔兵衛・桐馬・ヌルガイ・メイは、いずれも最後まで生き残ります。
とくに杠は、8巻の第70話で倒れたように描かれ、10巻の第89話まで姿を見せません。この空白が誤解を広げました。
未読の巻がある方は、一覧の巻数を目印にして、読んだところまでで止めながら使ってみてください。

調べ終えてみると、死亡キャラを数える記事のはずが、生きている人を確かめる記事になりました。
最後に、推しの生死が気になって検索した方へ一言もらえますか。

名前を打ち込むのは勇気がいるよね。でも地獄楽の場合、よく検索されている人の多くは生き残るんだ。
死をたくさん描きながら、最後は帰ってきた人たちの話になる作品だからね。
確かめたくなったら、巻数を頼りにその先をめくってみて。
調査メモ
今回いちばん時間を取られたのは、人数の食い違いでした。
死亡者は20人・22人・24人、生存者は3人・9人・11人と、資料ごとに数字が違います。最初はどれかが誤りだと考えていたのですが、そうではありませんでした。
線の引き方が違うだけで、どの数字にもそれなりの根拠があります。数え方を先に宣言しないと、どの数字も正しく見えてしまうと気づき、本文でも数え方から書く形にしました。
巻数の扱いも迷った点です。話数を挙げている解説記事はありましたが、巻数まで書いているものは上位にほとんど見当たりませんでした。
単行本で読み返す方には巻数がないと探せないので、巻ごとの収録話数から換算して両方を載せています。ただしその収録話数の出典は個人ブログで、出版社の一次情報では確認できていません。
固有名詞では桐馬の表記に注意しました。亜左弔兵衛の実弟ですが、兄を救うため山田家に潜入した打ち首執行人なので、公式サイトでも打ち首執行人に分類されています。
死亡した場面の描写は、何巻の第何話で何が起きたかだけを書き、それ以上の言葉を足さない方針で通しました。
参考資料
- アニメイトタイムズ「『地獄楽』生存者&死亡キャラまとめ」※死亡キャラ24人の話数と死因、陣営別の区分の根拠(2026年6月3日掲載)
- 「地獄楽」公式サイト「用語集」※丹田・鬼尸解・相克・神仙郷・仙薬の定義の根拠。本文で引用した丹田と相克の説明文はこのページのもの
- 「地獄楽」公式サイト「人物」※登場人物の正式表記と陣営分類、桐馬が打ち首執行人であること、「仙汰」表記の根拠
- アニメイトタイムズ「『地獄楽』打ち首執行人・山田浅ェ門桐馬の情報をまとめてご紹介!」※桐馬が亜左弔兵衛の実弟であり、兄を救うため山田家に潜入した打ち首執行人であることの根拠
- ciatr「『地獄楽』死亡キャラ一覧!最期はどう迎えた?生存キャラのその後も」※死亡を20人と数える資料の例。生存11人の顔ぶれの根拠
- エンタメクロス「「地獄楽」の死亡キャラ・死亡理由一覧|生存キャラも紹介」※陣営別の死亡・生存の区分の根拠。巻数・話数の記載は無い
- aruhuntercho「『地獄楽』の死亡キャラは?生存者についても!【ネタバレ】」※死亡を22人と数える資料の例
- aruhuntercho「『地獄楽』は全何巻?各巻の収録話についてもまとめて紹介!」※各巻の収録話数の根拠。話数から巻数への換算に使用。個人ブログのため出版社の一次情報では未確認
- daikundayo「【地獄楽】杠(ゆずりは)は死亡する?生きてる?復活についても徹底解説」※杠が8巻第70話で深手を負い、10巻第89話で生存が確認できることの根拠。個人ブログのため、原作での確認が望ましい
- takmo01「地獄楽死亡キャラ一覧まとめ!最後生き残りのその後もネタバレ解説」※個人運営のまとめサイト。生還者として扱われた3名と身元を隠して生き延びた6名という区分の根拠
- アニメイトタイムズ「『地獄楽』第二期最終話・十二話「終と始」先行場面カット&あらすじ」※アニメ第二期最終話の話数・放送日・公式あらすじの根拠
- note(かず|アニメの続き案内人)「地獄楽2期のアニメの続き、原作漫画の何巻から読めばいい?」※アニメ第二期が原作第9巻・第86話付近までとする記述の根拠。公式の一次情報ではないため本文では断定を避けた



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