PR本記事にはアフィリエイト広告を含みます(広告について)。
LINEマンガでの連載は2022年4月に最終話を迎え、単行本の最終14巻が出たのは3年近くあとの2025年2月でした。そのあいだに結末を知った人と、アニメで出会った人とでは、知っている「最後」が違うはずです。そう考えて、原作の終わり方を追いました。
アニメの各話の題と原作の話の対応だけ知りたい方は、3つ目の章を先に読むと、結末に触れずに済みます。
この記事の結論
氷の城壁の結末は、小雪とミナト、美姫とヨータの2組がそれぞれ気持ちを伝え合い、最終話の第117話「解氷」で閉じる、というものです。小雪とミナトが付き合うのは、修学旅行を描いた第104話「修学旅行2」です。
終盤で描かれるのは恋の決着だけではありません。第115話「繋ぐ」で、小雪は父と向き合って話します。
アニメは第1期の全14話が放送済みで、2026年10月から第2期が放送されています。
- 全117話
2022年4月に最終話 - 全14巻
2025年2月4日に最終巻 - 第72話
アニメ第2期第1話と同じ題
※この記事には『氷の城壁』原作の結末に関する重大なネタバレが含まれます。結末の要点は冒頭と最初の章にあり、アニメ第1期の範囲までなら2つ目・3つ目の章で読めます。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

アニメを見た人がいちばん知りたいのは、たぶん誰と誰が付き合うのか、ですよね。
小雪とミナトは、最後にはちゃんと結ばれるんでしょうか。
先にそこだけ教えてください。

結ばれるよ。修学旅行の第104話で、2人は気持ちを伝え合って付き合い始める。
ただ、そこへ着くまでに100話以上のすれ違いがあるんだ。
アニメ第1期の範囲では、2人はまだ付き合っていないよ。
- 氷の城壁の最終回はこう終わった|2組が気持ちを伝え合い、最終話「解氷」へ
- 氷の城壁の最終巻は14巻|全何巻で完結?発売日と第112話〜最終話の収録
- 氷の城壁のアニメは原作の何話まで?第1期の最終回は第68話、第2期の第15話は第72話と同じ題
- 氷の城壁のネタバレ|誰と付き合う?小雪とミナトは第104話、結末までのあらすじ
- 氷の城壁のその後・最後は?第116話「次の季節へ」から最終話まで
- 氷の城壁の五十嵐と別れた理由・ミナトと桃香の別れ|中学時代の交際と12巻までの三角関係
- 氷の城壁の最終回を評価する声|2組とも結ばれる結末の受け止め
- 氷の城壁は今から読む価値がある?単行本14巻とタテヨミ全117話の違い
- よくある質問
- まとめ|氷の城壁の結末は、2組の恋の決着と、小雪が父と向き合う「解氷」
- 調査メモ
- 参考資料
氷の城壁の最終回はこう終わった|2組が気持ちを伝え合い、最終話「解氷」へ
要点は次の3つです。
- 小雪とミナトは、修学旅行の第104話「修学旅行2」で互いの気持ちを伝え合い、付き合い始める
- 美姫は一度ヨータの告白を断るが、13巻で今度は自分から告白する
- 小雪は最終盤の第115話「繋ぐ」で父と向き合い、最終話の第117話「解氷」で物語が閉じる
物語の始まりは、中学時代の経験から人との間に壁を作り、高校で1人で過ごしていた氷川小雪(あだ名は「こゆん」)です。そこへ、なぜか距離を詰めてくる雨宮湊(ミナト)が現れます。
小雪の幼なじみで学校の人気者の安曇美姫(あずみ みき)、ミナトの中学からの友人の日野陽太(ヨータ)を加えた4人の関係が、117話をかけて動いていきます。
2組のカップルが成立するまでの道のりは、長いすれ違いの連続です。小雪とミナトは互いに惹かれながら相手の気持ちを読み違え続け、ミナトは一時期、1学年下の栗木桃香と付き合います。
取り違えやすいのは、アニメの「最終回」と原作の最終話です。2026年7月2日に放送された第1期の最終回は第14話「爆弾」で、原作の第68話と同じ題です。小雪とミナトが付き合う場面も、最終話の「解氷」も、第1期の範囲には入っていません。
氷の城壁の最終巻は14巻|全何巻で完結?発売日と第112話〜最終話の収録
氷の城壁は、阿賀沢紅茶がLINEマンガで2020年1月から2022年4月まで連載したwebtoonです。縦にスクロールして読むフルカラーの作品です。
全117話・単行本全14巻で完結しています。最終14巻の情報は次の2つです。
- 最終14巻の発売日と値段
- 最終14巻の収録話と、各巻に入っている話
最終巻は第14巻で、紙版・デジタルカラー版とも2025年2月4日に発売されました。
最終14巻の発売日と値段|2025年2月4日・紙版990円(税込)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発売日 | 2025年2月4日(紙版・デジタルカラー版とも) |
| 値段 | 紙版990円(税込)・B6判208ページ/電子版880円(税込・BOOK☆WALKERの表示)。いずれも2026年10月時点 |
| 単行本 | 集英社ジャンプ コミックス・全14巻(フルカラー)。1・2巻 2023年7月4日〜14巻 2025年2月4日 |
「完結」の時期が2つあるのは、連載の完結と単行本の完結がずれているためです。連載は2022年4月に終わり、単行本は2023年7月から順に出て、2025年2月の14巻で揃いました。
もとは作者がインディーズで描いていた作品で、2018年に「集英社少女マンガグランプリ Powered by LINEマンガインディーズ 2018summer」で特別賞に選ばれています(コミックナタリー)。
アニメイトタイムズによると、累計発行部数は電子版を含めて280万部(2026年5月末時点)、LINEマンガでの累計閲覧数は1.9億回超(2026年4月時点)です。
最終14巻の収録話|第112話から最終話まで、巻末に読者リクエストのおまけ2本
集英社の電子版の目次では、14巻は次の順に並んでいます。
| 話 | サブタイトル | 始まるページ |
|---|---|---|
| 第112話 | 夜のしじま | 5ページ |
| 第113話 | 存在 | 39ページ |
| 第114話 | 暖 | 69ページ |
| 第115話 | 繋ぐ | 95ページ |
| 第116話 | 次の季節へ | 137ページ |
| 最終話 | 解氷 | 167ページ |
| おまけ | 読者リクエストに応えた短編2本 | 194ページ・196ページ |
目次では第115話「繋ぐ」が95ページ、次の第116話が137ページから始まり、14巻の6話の中でいちばん間隔が広く取られています。
14巻より前の巻には、次の話が入っています。
| 巻 | 収録話 | 目印になる話 |
|---|---|---|
| 1巻 | 第1話〜第13話 | 第4話「線と壁」(アニメ第1話と同じ題) |
| 2巻 | 第14話〜第24話 | |
| 3巻 | 第25話〜第33話 | |
| 4巻 | 第34話〜第41話 | |
| 5巻 | 第42話〜第49話 | 第49話「進級」 |
| 6巻 | 第50話〜第57話 | |
| 7巻 | 第58話〜第66話 | 第61〜63話「体育祭1〜3」 |
| 8巻 | 第67話〜第74話 | 第68話「爆弾」(アニメ第1期の最終回と同じ題)・第72話「曇雨天」(第2期の第15話と同じ題) |
| 9巻 | 第75話〜第82話 | |
| 10巻 | 第83話〜第90話 | |
| 11巻 | 第91話〜第97話 | 第91〜92話「文化祭1〜2」 |
| 12巻 | 第98話〜第104話 | 第103〜104話「修学旅行1〜2」 |
| 13巻 | 第105話〜第111話 | 第105話「修学旅行3」 |
| 14巻 | 第112話〜最終話(第117話) | 最終話「解氷」 |
氷の城壁のアニメは原作の何話まで?第1期の最終回は第68話、第2期の第15話は第72話と同じ題
アニメの各話の題は、ほとんどが原作の話の題と同じです。題が同じでも同じ範囲とはかぎりませんが、原作の話を探す目印になります。
| アニメ | 各話の題 | 同じ題の原作の話 |
|---|---|---|
| 第1話(2026年4月2日) | 線と壁 | 第4話 |
| 第2話 | 鍵師 | 第7話 |
| 第3話 | 3+(←)1 | 同じ題の話は無い |
| 第4話 | 不可侵 | 第20話 |
| 第5話 | 変化 | 第26話 |
| 第6話 | 新学期 | 第30話 |
| 第7話 | 孤と個 | 第33話『孤』・第34話『個』 |
| 第8話 | 等し並み | 第42話 |
| 第9話 | 自覚 | 第43話 |
| 第10話 | 春 | 第48話 |
| 第11話 | 転回 | 第53話 |
| 第12話 | 霹靂 | 第58話 |
| 第13話 | 認識 | 第65話 |
| 第14話(2026年7月2日・第1期最終回) | 爆弾 | 第68話 |
| 第15話(2026年10月1日〜・第2期第1話) | 曇雨天 | 第72話 |
第1期はTBS系28局ほかで2026年4月2日から7月2日まで放送された全14話です。アニメ制作はスタジオKAI、監督はまんきゅうです。
同じ題の話は原作の話数の順に並び、第3話のように原作に同じ題が無い回や、第7話のように2話分の題をまとめた回もあります。
第1期の最終回、第14話「爆弾」の公式あらすじは、体育祭のあとヨータが美姫に告白する決意を小雪に伝えるところから始まります。第2期の発表文では、第1期の時点でヨータが長年の想いを美姫に伝えたことになっています。
第2期の第1話(通算第15話)「曇雨天」は、原作の第72話と同じ題です。第1期の最終回と同じ題の第68話も、第72話も、8巻に入っています。
8巻の内容紹介にある「はっきり気持ちを伝えようと決めたヨータに美姫が出した答え」は、アニメ第14話・第15話の公式あらすじと同じ話題です。
第1期が原作のどこまでを描いたかは、2026年10月時点で公式の発表が確認できません。
第2期は、2026年10月1日から毎週木曜の夜11時56分に、TBS系28局で放送されます。配信は10月2日にNetflixで先行し、U-NEXTなどは10月8日の深夜から見放題で配信されています。
第2期が原作のどこまでを描くか、全何話になるかは、2026年9月時点で発表されていません。原作は全117話です。
※2026年9月時点の情報です。放送・配信の日時は変わる場合があります(アニメ公式サイト)。

第2期の第1話と同じ題の第72話『曇雨天』は、単行本の8巻に入っているんだ。
小雪とミナトが付き合う12巻まで読むなら、買う順番で戻ってくる額が変わるよ。最初の1回の買い方を下にまとめたから、カートに入れる前に見てみて。
最初の1回にどこまで入れるかで、戻るコインは次のように変わります。
| 読み方 | 最初の1回で買う巻 | 値段 | 戻るコイン |
|---|---|---|---|
| 8巻だけ読む | 8巻 | 792円 | 367コイン |
| 付き合う12巻まで読む | 8〜12巻(5冊) | 4,013円 | 1,859コイン(792円の巻なら2冊分) |
| 最終14巻まで読む | 8〜14巻(7冊) | 5,685円 | 2,634コイン |
※2026年10月16日時点のBOOK☆WALKERの価格と、各巻のページに出る戻るコインを足した数です。

ここから先は、原作の第72話より後の話になりますよね。
第2期を楽しみにしている人は、どこで読むのを止めればいいでしょうか。

結末の要点は冒頭にあるけど、第72話より先の流れはここから先に出てくるよ。
第2期を先の展開を知らずに見たいなら、この章で止めておいて。
次の章は、話数つきで最終話まで一気に進むからね。
氷の城壁のネタバレ|誰と付き合う?小雪とミナトは第104話、結末までのあらすじ
結末までの流れは、次の4つの場面でたどれます。
- 小雪とミナトが付き合うまで(第104話「修学旅行2」)
- 美姫とヨータの結末(13巻の美姫の告白)
- 小雪の誕生日の夜と、第115話「繋ぐ」
- 最終話「解氷」とタイトルの関係
小雪とミナトは12巻で付き合い、美姫とヨータは13巻の美姫の告白から14巻へ続きます。最終14巻では、小雪と家族の話も進みます。
小雪とミナトが付き合うのは第104話「修学旅行2」|12巻までのすれ違い
小雪とミナトは早い段階から互いを意識しますが、付き合うまでに100話以上かかります。すれ違いの流れを、集英社の各巻の内容紹介から拾うと次のとおりです。
| 巻 | 小雪とミナトに起きたこと |
|---|---|
| 1・2巻 | 距離を詰めてくるミナトに小雪が困惑する。4人で勉強会をするようになる |
| 3巻 | 小雪が初めてミナトと向き合って話す。ミナトの気持ちが変わり始める |
| 5巻 | ミナトは小雪がヨータを好きだと勘違いし、自分の気持ちを自覚する |
| 6巻 | 2年生で4人が同じクラスに。ミナトに好意を寄せる桃香が現れる |
| 8巻 | 桃香がミナトに積極的に近づき、4人の気持ちがずれていく |
| 9巻 | 小雪がミナトの気持ちを聞いてしまい、自分の気持ちを抑えようとする |
| 10巻 | ミナトが桃香と付き合う |
| 11巻 | ミナトが自分の気持ちを見失う。小雪が今の正直な気持ちを告げる |
| 12巻 | 桃香と別れて元気がないミナト。小雪はミナトの誕生日にプレゼントを渡そうとする |
| 13巻 | 付き合い始めた2人が、少しずつ互いへの気持ちを深めていく |
ciatrの紹介では、9巻のすれ違いは、ミナトが小雪を「友達として」好きだとヨータに話すのを、小雪が偶然聞いてしまう場面です。小雪は告白する前に振られた形になります。
その後、桃香がミナトに告白して2人は付き合います。小雪は、せめて友達としてミナトのそばにいようとします。
転機は、ミナトが桃香と別れたあとの修学旅行です。第103話から第105話が「修学旅行1〜3」で、第104話「修学旅行2」で小雪とミナトは互いの気持ちを打ち明け、付き合い始めます。
第104話は、集英社の目次で12巻の最後の話です。連載当時の2022年1月16日に第104話の感想を書いた読者は、2人が中庭で告白し合う場面を挙げています。
13巻の内容紹介は「付き合い始めて、少しずつ互いへの気持ちを深めていく」で始まります。このあと第105話から最終話まで、13話が続きます。
美姫とヨータの結末|一度断った美姫が13巻で告白
美姫とヨータの話は、ヨータの長い片思いから始まります。4巻で、ヨータは小雪に、美姫への想いを打ち明けます。第2期の発表文は、ヨータの美姫への想いを「長年抱えていた想い」と書いています。
8巻で、ヨータははっきり気持ちを伝えると決め、美姫に告白します。アニメ第2期第1話の公式あらすじは、「思い悩みながらも」美姫がその告白を断ったところから始まります。
ciatrの紹介では、美姫が断ったのは、自分らしくいられる大切な友人を失いたくなかったからで、告白されたことで美姫はヨータを意識するようになり、10〜11巻で自分の気持ちに気づいて戸惑います。
13巻の内容紹介では、美姫がヨータに告白しようと決め、2人で出かけた帰り道に想いを伝えます。気持ちを整理しようとしていたヨータは、その告白に動揺します。14巻の内容紹介には、美姫がヨータの家を訪れる場面があります。
ciatrとWikipediaの人物紹介では、2人は最後に付き合っています。告白する側が、最終盤で入れ替わるのが美姫とヨータの結末です。
小雪の誕生日の夜(14巻)と、第115話「繋ぐ」で向き合う父
最終14巻は、小雪の誕生日から始まります。集英社の内容紹介によると、小雪はミナトと一緒に自宅で誕生日を過ごします。
夜になり、家に1人でいることに急に寂しさを感じた小雪は、思わずミナトを引き留めます。そこで、これまで胸にしまってきた想いをミナトに打ち明けます。
この誕生日は、12巻で美姫がサプライズで企画したミナトの誕生日祝いとは別の、小雪自身の誕生日です。
そのあとの第115話「繋ぐ」で、小雪が向き合うのは父です。ミナトのことを知った父と、小雪は向かい合って話をします。
話の中で小雪は、母が怒るときに理由を話してくれなかったことや、言えない気持ちが自分の中に少しずつたまっていったことを振り返ります。そして、父ともっと言葉を交わそうとします。
父から、幸せだった時はあるかと聞かれた小雪は、「今」と答えます。人との間に壁を作ってきた小雪が、家族との間でも言葉を交わし始める回です。
最終話「解氷」の意味|第1話「氷川小雪」からの距離
最終話の題は「解氷」です。氷がとけることを表すこの言葉は、作品名の「氷の城壁」と対になっています。
第1話の題は「氷川小雪」、最終話は「解氷」です。主人公の名前で始まり、名前にも作品名にも入っている「氷」がとける題で終わる並びです。
ciatrは、最終話の冒頭で小雪がクラスメイトの田中にノートを渡す場面が、第1話と同じ構図で描かれ、小雪の変化が見えると紹介しています。
作中で「壁」は、小雪が人との間に置いてきたものとして描かれてきました。第4話の題「線と壁」は、アニメ第1話の題にもなっています。
題の並びから見ると、「解氷」は壁を時間をかけてとかしていく終わり方に読めます。
氷の城壁のその後・最後は?第116話「次の季節へ」から最終話まで
最終盤の2話、第116話「次の季節へ」と第117話「解氷」は、恋の決着のあとの時間を描きます。14巻の内容紹介は「時は流れ、新しい季節へ」と結ばれています。
| 人物・要素 | 最終盤で描かれたこと | 最終話の時点 |
|---|---|---|
| 小雪とミナト | 付き合い始め、小雪の誕生日を自宅で一緒に過ごす | 付き合ったまま3年生になる |
| 美姫とヨータ | 13巻で美姫が告白、14巻で美姫がヨータの家を訪れる | 付き合っている |
| 小雪と家族 | 第115話で父とミナトのことや母のことを話す | — |
| 桃香 | 12巻の内容紹介の時点で、すでにミナトと別れている | 「たくましく立ち直っていた」 |
| 4人の学年 | クリスマスや小雪の誕生日など、2年生の冬 | 3年生に進級し、小雪はミナト・美姫とクラスが別 |
公式の内容紹介が書いているのは「新しい季節へ」までで、表の「最終話の時点」の列はciatrの紹介によります。
ciatrの紹介では、2組とも付き合ったまま、3年生を迎える形で物語は終わります。最終話は小雪の変化とミナトとのやりとりが中心で、大きな事件は無いと紹介されています。
2026年9月時点で、続編の発表は確認できていません。2026年11月からは東京と大阪で原作の展示会「氷の城壁展」が開かれる予定で、作者の描き下ろしイラストを使ったグッズも出ると告知されています。
作者の阿賀沢紅茶は、少年ジャンプ+で連載された『正反対な君と僕』の作者でもあります(コミックナタリー)。
氷の城壁の五十嵐と別れた理由・ミナトと桃香の別れ|中学時代の交際と12巻までの三角関係
小雪が五十嵐と別れたのは、周りにはやし立てられて始まった中学時代の交際で、小雪の側に恋愛感情が無かったためだと紹介されています。ミナトと桃香は、12巻の時点で別れています。この章で扱う別れは次の2つです。
- 五十嵐と別れた理由(中学時代の交際と、5巻・10巻での再会)
- ミナトが桃香と付き合い、別れるまで(9〜12巻)
2つの別れは、どちらも第104話より前に決着がつく話です。検索候補にも「桃香 嫌い」「ミナト 嫌い」が出てきます。読者の不満や戸惑いが集まりやすいのは、最終回よりも、この中盤の三角関係の時期です。
五十嵐と別れた理由|中学時代の交際と、5巻・10巻での再会
五十嵐翼は、小雪の中学時代の元彼です。2巻の内容紹介に、小雪と美姫の「同中」として登場します。「五十嵐と別れた理由」は、付き合い始めた理由とセットで描かれています。
Wikipediaとciatrの紹介が一致するのは、2人の交際が周りのクラスメイトにはやし立てられる形で始まったことです。小雪の側に恋愛感情は無く、交際はすぐに終わりました。
Wikipediaの人物紹介は、小雪がこのことに後悔と罪悪感を抱え、自分の恋愛に一歩引いていると書いています。同じ紹介では、中学のバスケ部で一緒だった熱川真夏との関係のこじれも、交際の背景として書かれています。
中学時代の出来事は、小雪が人との間に壁を作るきっかけの一つとして描かれます。原作の第52話には「中学」という題が付いています。
高校に入ってからも、五十嵐は何度か小雪の前に現れます。5巻で小雪は中学時代の因縁の相手として五十嵐と遭遇し、10巻で再会します。ミナトは、五十嵐が小雪の元彼だと知って悩みます。
ciatrは、成長した五十嵐を見ると根っからの悪人ではないことが分かる、と紹介しています。
ミナトが桃香と付き合い、別れるまで(9〜12巻)
栗木桃香は、小雪たちの1学年下の後輩です。6巻の内容紹介に「ミナトに好意を寄せる美少女」として出てきます。7巻では、その桃香がなぜか小雪に近づいてきます。
8巻で桃香はミナトに積極的にアプローチを始め、10巻の時点でミナトと付き合っています。10巻の内容紹介は、小雪がミナトへの気持ちを捨てきれない姿から始まります。
11巻で、ミナトは桃香と向き合おうとしますが、少しずつ自分の気持ちを見失っていきます。ciatrとWikipediaは、ミナトが自分の本心を桃香に伝え、別れることになったと紹介しています。
12巻の内容紹介は「桃香と別れてから元気がないミナト」で始まります。12巻の内容紹介の時点で、2人はすでに別れています。そのあと修学旅行の第104話で小雪と気持ちを伝え合う順番です。
ciatrは、桃香は本当に好きだったからこそ必死だったとし、最後にはたくましく立ち直っていたと紹介しています。

桃香の時期がつらくて、途中で読むのを止めた人もいると思うんです。
そういう人に、どこから読み直すといいのか聞かせてください。

桃香の時期は、小雪が気持ちを言葉にし始める時期でもあるんだ。
11巻で小雪がミナトに正直な気持ちを告げる場面から読み直すと、第104話までが一本につながるよ。
氷の城壁の最終回を評価する声|2組とも結ばれる結末の受け止め
めちゃコミックのネタバレありレビューで見る範囲では、最終回への感想は肯定的なものが中心です。つらいという声は、結末より中盤に向いています。
| 論点 | しんどいという声 | 良かったという声 |
|---|---|---|
| 中盤の展開 | 2年生になり後輩が登場したあたりからしんどい(めちゃコミック) | それぞれが問題を人のせいにせず、自分のこととして乗り越える(めちゃコミック) |
| 結末 | 見た範囲では見つからない | 伏線を回収して気持ちよく完結している(めちゃコミック)/1話をなぞる形の最終回が良い(ciatr) |
同じ読者が、中盤をつらいと書きながら結末を評価している例もあります。
ciatrの感想は、最終話までの2年のなかで小雪が変わろうとしたことや、あえて変わらなかった部分、それを受け止めた周りを思い返す構成だと書いています。
単行本1巻の帯には、宇垣美里と佐久間宣行がコメントを寄せています。佐久間宣行は「全員幸せになって欲しいと願った」と書いています(コミックナタリー)。
これらの感想が挙げているのは、恋が成立した場面そのものより、小雪の変化と、それを受け止めた周りの人たちです。
氷の城壁は今から読む価値がある?単行本14巻とタテヨミ全117話の違い
アニメ第1期で4人の関係が気になった人には、原作を読む理由があります。付き合う第104話も最終話も、まだ原作でしか読めません。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| アニメ第2期を待たずに結末を知りたい | 恋愛の決着だけを早く知りたい(決着まで100話以上ある) |
| 4人の気持ちのすれ違いを1話ずつ追いたい(9〜12巻は小雪とミナトのすれ違いが続く) | 大きな事件を求める(主要人物は亡くならない) |
| 『正反対な君と僕』を読んで、同じ作者の作品を探している | 中盤のすれ違いや三角関係が苦手 |
読む形は2つあります。LINEマンガや少年ジャンプ+などで話ごとに読むタテヨミ版と、集英社ジャンプ コミックスの単行本版です。
どちらも全117話を収め、結末は同じです。単行本は縦スクロールを横読みのコマ割りに組み替えたもので、作者はコミックナタリーに寄せたコメントで、一般的な横組みのマンガのように読みやすく編集してもらったと書いています。
アニメの続きとして読むなら、8巻からで間に合います。
すでに原作を読み終えた人は、第115話から最終話までを続けて読み返すと、恋の決着のあとの小雪の変化が一続きで追えます。

単行本とタテヨミ版、どちらから読むのがいいのか迷います。
アニメから入った人なら、どう選ぶのがいいですか。

単行本は横読みのコマ割りに組み替えてあるから、巻ごとに読み返すならこっちが楽だよ。
縦スクロールの間の取り方も味わいたいなら、タテヨミ版で8巻にあたる第67話から読んでもいい。
結末は同じだから、読みやすいほうで選んでみて。
よくある質問
まとめ|氷の城壁の結末は、2組の恋の決着と、小雪が父と向き合う「解氷」
氷の城壁は全117話・単行本全14巻で完結し、最終話は第117話「解氷」です。小雪とミナトは第104話「修学旅行2」で付き合い、美姫とヨータも、13巻で美姫が告白して気持ちを伝え合います。
14巻では小雪の誕生日の夜と、第115話「繋ぐ」で父と向き合う場面が描かれ、物語は氷がとける意味の題「解氷」で閉じます。
アニメは第1期の最終回が原作第68話と同じ題、第2期の第1話が第72話と同じ題で、付き合う場面も最終話もまだ原作でしか読めません。否定的な声が集まりやすいのは、ミナトと桃香が付き合う中盤です。

中盤で離れた人も、第104話から最終話までを読むと、4人がどこへたどり着いたのかが見えるんだ。
第2期の続きの8巻から読む道と、全14巻を揃える道を下に並べたから、合うほうを見てみて。
調査メモ
いちばん迷ったのは、最終盤で小雪が向き合う家族が誰なのかでした。紹介する文章によって書き方が違っていて、実際に公開されている第115話を読んでみると、話している相手は父でした。
小雪とミナトが付き合う話数は、読者の関心がいちばん高いところです。修学旅行の3話のうちどれかまでは話の題で分かり、第104話という数字は、紹介記事と連載当時の読者の感想が一致し、集英社の目次でも12巻の最後の話だと確かめられました。
アニメの各話の題が原作の話の題と同じだと気づいてから、原作のどのあたりかの目印はつきました。ただ、第1期・第2期がどこまでを描くかは発表を待つしかなく、見通しは書いていません。
最終話の細かな場面は、本文では紹介記事の記載として書き分けました。第115話は無料で公開されていましたが、第116話と最終話は有料で、この記事では紙面を確かめていません。
3年生に進級することや、第1話と同じ構図の場面は、単行本を開いて確かめたい人がいちばん気になるところだと思います。
参考資料
- 集英社「氷の城壁 14/阿賀沢 紅茶」※14巻の発売日・価格・ページ数・内容紹介(小雪の誕生日、美姫がヨータの家へ、新しい季節へ)
- 集英社コミック公式 S-MANGA「氷の城壁 単行本版【フルカラー】 14/阿賀沢紅茶」※14巻の目次(第112話〜最終話・おまけ2本と始まるページ)。1〜13巻の収録話も同じシリーズの各巻のページで確認
- BOOK☆WALKER「氷の城壁 単行本版【フルカラー】(ジャンプコミックスDIGITAL)」※電子版の各巻の値段(2026年10月14日時点)
- 集英社「氷の城壁 8/阿賀沢 紅茶」※8巻の内容紹介(ヨータの告白と美姫の答え、桃香のアプローチ)
- 集英社 マーガレット公式サイト「「氷の城壁」特設サイト」※1〜14巻の内容紹介・発売日、第2期の放送開始日、「氷の城壁展」の告知
- マーガレット リマコミ+「氷の城壁 – 阿賀沢紅茶」※全117話の各話の題
- マーガレット リマコミ+「氷の城壁・第115話 繋ぐ」※第115話の内容(小雪と父の対話)
- コミックナタリー「LINEマンガ発、「アニメ化してほしい」という声も多数のwebtoon「氷の城壁」単行本化」※連載期間、特別賞、単行本の編集、帯コメント、作者コメント
- TVアニメ『氷の城壁』公式サイト※第2期の放送・配信日時、第1期の配信先
- アニメイトタイムズ「『氷の城壁』第2期が、2026年10月1日放送決定!ティザービジュアル公開」※第1期の放送期間と話数、累計発行部数・閲覧数、第2期のイントロダクション
- 電撃オンライン「【最終回】アニメ『氷の城壁』第14話「爆弾」。陽太は小雪に美姫に告白する決意を伝える。」※第1期最終回の公式あらすじ
- おた☆スケ「「氷の城壁」15話。悩みながら陽太の告白断った美姫と小雪は話そうと」※第2期第1話の題と公式あらすじ
- ciatr「『氷の城壁』最終回までネタバレあらすじ&感想!こゆんとミナトたちの恋の行方は?」※第104話の収録巻、最終話の場面、美姫が告白を断った理由、桃香と五十嵐のその後
- Privatter「氷の城壁 104話「修学旅行2」感想。」※連載当時(2022年1月16日)の第104話の感想
- めちゃコミック「【ネタバレあり】氷の城壁【タテヨミ】のレビュー」※読者の評価
- 少年ジャンプ+「[第117話]氷の城壁 – 阿賀沢紅茶」※少年ジャンプ+での話ごとの配信
- Wikipedia「氷の城壁」※登場人物の設定(五十嵐との交際の経緯)、アニメ各話の題と放送日


コメント