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デスノートの最終回は、原作漫画・アニメ・実写映画・テレビドラマで、夜神月の最期の描かれ方が違います。
この記事の結論
デスノートの最終回は、大黒埠頭のYB倉庫での対決で夜神月がキラだと突き止められ、死神リュークにノートへ名前を書かれて幕を閉じます。 主人公が敗れて命を落とす結末です。
批判の中心は、原作漫画の最終巻にあたる12巻、それも月の最期の場面です。作品全体への評価とは、指しているものが違います。
不満の声の中身も一つではありません。月の取り乱し方を言う人、決着の付き方を言う人、Lが退場したあとの展開を言う人が、同じ言葉で並んでいます。
- 全12巻
2006年7月に最終巻が発売 - 全108話
最終話は「完」 - 3つ
批判の論点|夜神月の最期の姿ほか
※この記事には『DEATH NOTE』の原作漫画・アニメ版・実写映画版・テレビドラマ版の結末に関する重大なネタバレが含まれます。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

原作の話とアニメの話がまざったまま『最終回』が語られていて、最初は混乱しました。
原作とアニメで、いちばん違うのはどこなんですか。

月が息を引き取る場面だね。原作の月はリュークに助けを求めたまま倒れるけれど、アニメ版の月は階段で力尽きて、Lの姿を思い浮かべながら息を引き取るんだ。
ここから先は結末に触れるから、未読の人は気をつけてね。

実写映画の前後編は、原作の第一部と第二部を組み替えて、月の決着の付け方を変えているんだ。
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30日間の無料体験から入れる枠を下に置いたから、前編から見てみて。
- デスノートの最終回はこう終わった|リュークがノートに名前を書く
- デスノートは全何巻で完結した?全12巻・page.108「完」まで2年半
- 原作漫画 最終回のネタバレ|結末のあらすじ
- デスノートのその後は?最終回の1年後と後日談の読切2本
- デスノートの最終回で死亡した主要キャラ
- デスノートの最終回が「ひどい」と言われる3つの理由
- デスノートの結末の意味がわからない?最終ページで祈る女性の考察
- デスノートの最終回は打ち切りだった?よくある誤解を検証
- アニメ版の最終回はどう違う?
- 実写映画版・ドラマ版の結末はどう違う?
- デスノートの最終回を評価する声|夜神月の最期の姿
- デスノートは今から読む価値がある?全12巻で完結する読み合い
- よくある質問
- まとめ|デスノートの最終回と結末【全12巻】
- 調査メモ
- 参考資料
デスノートの最終回はこう終わった|リュークがノートに名前を書く
- 最終回は、YB倉庫での対決で夜神月がキラだと突き止められ、リュークにノートへ名前を書かれて終わります
- 否定的な感想の中心は、月の最期の姿と、勝敗を分けた決め手の見え方にあります
- 一方で、その最期をこの物語の必然として読む見方もあり、評価は割れたまま残っています
この記事は、ことわりのない限り原作漫画版を指します。アニメ版・実写映画版・テレビドラマ版は、それぞれ月の最期の描かれ方が違います。
デスノートは全何巻で完結した?全12巻・page.108「完」まで2年半
『DEATH NOTE』は集英社の週刊少年ジャンプで連載され、ウィキペディア日本語版によると2003年12月から2006年5月まで、全108話が掲載されました。
単行本の本編は全12巻で完結しました。最終話は12巻に収められたpage.108「完」です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ(集英社) |
| 連載期間 | 2003年12月〜2006年5月(ウィキペディア日本語版による) |
| 全話数 | 全108話(同上) |
| 本編の巻数 | 全12巻 |
| 最終話 | page.108「完」(12巻収録) |
| 1巻の発売日 | 2004年4月2日 |
| 12巻の発売日 | 2006年7月4日 |
| 作者 | 原作:大場つぐみ/作画:小畑健 |
巻数で誤解されやすいのが「13巻」という数え方です。『DEATH NOTE HOW TO READ 13』は本編の続きではなく、2006年10月13日に出た公式ガイドにあたります。
さらに2021年2月4日には『DEATH NOTE短編集』が発売されました。これも本編の13巻目ではなく、雑誌に載った読切をまとめた1冊です。
連載期間はおよそ2年半で、物語として読む本編は1巻から12巻までの12冊です。
12巻に入っているのは page.99「二人」から page.108「完」までの10話です。最終決戦はこの1冊にまとまっているので、結末だけを確かめたい場合は12巻が入口になります。

本編が12巻というのは、いまから読み通すにはちょうどいい分量に思えます。
ただ、13巻や短編集が別にあると聞くと、どこまでが物語なのか迷いそうです。
読む順番として、押さえておくべき区切りはありますか。

物語は1巻から12巻までで足りるよ。
短編集は12巻のあとに開いてみて。Cキラ編は月とLの結末のその後を描いた読切だから、12巻を読み終えてからのほうが効いてくるよ。
原作漫画 最終回のネタバレ|結末のあらすじ
最終決戦は12巻に収まっていて、場面は大きく3つです。
- YB倉庫の対決|すり替えられていたデスノート
- 松田の銃弾とリュークの選択|夜神月の最期
- 焼かれた2冊のノートと1年後の丘|最終ページの描写
月を追い詰めたのは、魅上照が持ち込んだノートのすり替えでした。
YB倉庫の対決|すり替えられていたデスノート
最終決戦の舞台は、大黒埠頭のYB倉庫です。ニアが夜神月と日本の捜査本部を呼び出し、キラの正体を突き止める場を用意します。
月の計画は単純でした。協力者である魅上照に、その場にいる全員の名前をデスノートへ書かせるというものです。書き終えれば、ニアも捜査本部も40秒後に倒れるはずでした。
ところが誰も死にません。魅上が持ち込んだノートが本物ではなかったからです。ニア側のSPKに所属するジェバンニが、前日までに本物を精巧に複製し、すり替えていました。
このときのニアの説明が「ジェバンニが一晩でやってくれました」という台詞です。ノートは魅上の筆跡ごと写し取られていました。
名前を書いたのに誰も死なない。その事実そのものが、月がキラであることの決定的な証拠になります。逃げ道をふさがれた月は、その場で自分がキラだと認めます。
松田の銃弾とリュークの選択|夜神月の最期
自白した月は、なお勝ち筋を探します。隠し持っていたノートの切れ端でニアの名前を書こうとしたところを、日本の捜査本部の松田桃太に撃たれ、瀕死の状態になります。
ここから月は、それまでの姿からは考えにくい行動に出ます。倉庫を出て逃げ、傍らにいた死神リュークに「その場の全員の名前を書け」と助けを求めるのです。
リュークは応じません。リュークがノートに書いたのは、月自身の名前でした。二人が出会った日に、いつか君の名前を書くと告げていた約束が、ここで果たされます。
名前を書かれた月は、40秒後に心臓麻痺で息を引き取ります。
リュークはそのまま死神界へ帰ります。
焼かれた2冊のノートと1年後の丘|最終ページの描写
月の死後、ニアは人間界にあったデスノートを2冊とも焼却します。
最終話の後半は、それから1年後の場面に移ります。丘に集まった人々がキラへ祈りを捧げ、そのなかには女性の姿もあります。この女性が誰なのかは、作中で明示されません。
デスノートのその後は?最終回の1年後と後日談の読切2本
本編は1年後の丘で終わります。その先は、公式ガイドの年表と、あとから描かれた読切2本で補われています。
| 人物・要素 | 本編での描写 | 年表での記載 |
|---|---|---|
| 夜神月 | 12巻 page.108 で死亡 | 年表では2010年1月28日に死亡と記載 |
| 弥海砂 | 本編に最期の描写はない | 年表では2011年2月14日に死亡と記載 |
| ニア | デスノート2冊を焼却 | 2011年1月28日までに3代目Lを襲名と記載 |
| キラを求める人々 | 1年後の丘に集まる | 年表では2013年にCキラ事件、2019年にaキラ事件が起きる |
この年表は、ウィキペディア日本語版が公式ガイド『DEATH NOTE HOW TO READ 13』を出典として掲載しているものです。
弥海砂(ミサ)の消息は、本編の最終話には出てきません。その後を示すのは、年表の2011年2月14日の記載だけです。
読切は2本あります。1本目は『週刊少年ジャンプ』2008年11号に載った通称「Cキラ編」です。映画『L change the WorLd』の公開に合わせた特別編で、集英社の商品紹介では「夜神月とLの結末のその後を描いた」と説明されています。
2本目は『ジャンプSQ.』2020年3月号に載った通称「aキラ編」です。集英社の紹介では、死神リュークと登場人物の関わりを描いた読切だと説明されています。
この2本は『DEATH NOTE短編集』(2021年2月4日発売)に収録されています。同書にはLを描いた読切や、集英社の紹介で「最初のデスノートの物語」とされる「鏡太郎編」も入っています。
丘の場面の先を読めるのは、この短編集の2本です。
デスノートの最終回で死亡した主要キャラ
最終決戦の場で命を落とすのは夜神月ひとりです。ただ最終巻の12巻まで範囲を広げると、決着の直前に何人かの生死が動いています。
| キャラ名 | 生死 | 巻・話数 | 経緯 |
|---|---|---|---|
| 夜神月 | 死亡 | 12巻 page.108「完」 | リュークにデスノートへ名前を書かれる |
| メロ | 死亡 | 12巻 | 拉致した高田清美が隠し持っていたノートの切れ端で名前を書かれる |
| 高田清美 | 死亡 | 12巻 | 証拠を消すため、月と魅上照にノートへ名前と死因を書かれる |
| 魅上照 | その場で拘束される | 12巻 | 偽のノートに名前を書き、キラの協力者として取り押さえられる |
| 弥海砂 | 本編では生存 | 該当なし | 本編に最期の描写はない |
生き残る側で名前が挙がるのは、ニアと日本の捜査本部の面々です。月を撃った松田桃太も、その場で生き残ります。
死亡と誤解されやすいのが弥海砂です。アニメ版に屋上の場面があるため原作と混同されやすい人物ですが、原作の本編にその描写はありません。
前章の年表は、本編の外にある資料です。本編だけを読むかぎり、弥海砂の生死は描かれないまま終わります。
魅上照も同じで、倉庫で取り押さえられたところまでが本編で追える範囲です。
デスノートの最終回が「ひどい」と言われる3つの理由
批判が向いている先は、次の3つです。
- 月の最期が「月らしくない」と言われる
- 決め手が「一晩で作られた偽ノート」だったこと
- Lの退場後、後半が別の物語に見えること
3つのうち2つは12巻の最終決戦に、残る1つはLが退場したあとの後半全体に向いています。
月の最期が「月らしくない」と言われる
1つめは、月の最期の姿への違和感です。撃たれたあとの月は、倉庫から逃げ、死神に助けを求めます。それまでの落ち着いた立ち居振る舞いとの落差が大きい場面です。
この落差を「人物像が崩れた」と受け取る声があります。多くの人の生死を決めてきた人物が、自分の死を前にして取り乱すのは筋が通らない、という受け止め方です。
決め手が「一晩で作られた偽ノート」だったこと
2つめは、勝敗を分けた手の中身です。ニアが勝てたのは、ジェバンニがノートを一晩で複製してすり替えていたからでした。
作中でニアはこれを「ジェバンニが一晩でやってくれました」と説明します。この一文で片づけられていることが、都合がよすぎると受け取られています。
筆跡まで写し取ったノートを一晩で作ったという手が、それまでの読み合いの精度と釣り合わない、という感想です。
Lの退場後、後半が別の物語に見えること
3つめは、最終回そのものというより後半全体への声です。第一部(週刊少年ジャンプ2004年1号〜2005年11号)で月と対決したLが退場し、2005年20号からの第二部では、対立の相手がニアとメロに引き継がれます。
この交代を「別の作品になった」と感じる読者がいます。月とLのやり取りが作品の核だと受け取っていた場合、後半はどうしても比較の対象になります。
結果として、最終回の評価にもこの印象が乗ります。「最終回がひどい」と書かれた感想の一部は、実際には後半全体への物足りなさを指していることがあります。
デスノートの結末の意味がわからない?最終ページで祈る女性の考察
最終ページで祈っている女性が誰なのかは、批判というより考察として語られる点です。
作中に説明はありません。読者の側では、弥海砂ではないかという見方と、名前のない一般の信奉者だという見方が並んでいます。どちらも作中の記述では確定できません。
見た目の印象から前者を採る声がある一方、この場面の狙いを「特定の誰かではなく、キラを求める人が残ったことを示すため」と読む見方もあります。
もう一つ分かれるのが、ニアがノートを2冊とも焼いた判断の意味です。事件の解決として読むこともできますし、力そのものを人間の手から外す選択として読むこともできます。
デスノートの最終回は打ち切りだった?よくある誤解を検証
最終回にまつわる噂はいくつか流れています。ただ、なかには事実と食い違うものが混ざっています。
| よくある説 | 実際 |
|---|---|
| 人気が落ちて打ち切られた | 編集部・作者による打ち切りの公表は確認できていません |
| 未完のまま終わった | 最終話のサブタイトルは「完」で、単行本も12巻で完結しています |
| アニメ版が本当の結末で、漫画版は違う | どちらも公式です。原作漫画が先にあり、アニメはそれを映像化しています |
| 実写映画版の結末が原作の結末 | 実写映画版は原作を脚色したもので、決着の付き方が異なります |
打ち切り説の理由として挙がるのは、決着の速さです。12巻の後半で一気にたたまれるため、区切りを急いだように見えるという声があります。
ただ、その見え方だけでは打ち切りの根拠になりません。編集部・作者による打ち切りの公表は確認できませんでした。
事実として並べられるのは、最終話のサブタイトルが「完」であること、それが12巻に収められていること、最終巻が2006年7月4日に発売されたことの3点です。
アニメ版の最終回はどう違う?
※この章には、アニメ版の結末に関する重大なネタバレが含まれます。
アニメ版は2006年10月3日から2007年6月26日まで放送され、全37話で原作の全12巻を描き切りました。
| 項目 | 原作漫画 | アニメ版 |
|---|---|---|
| 完結 | 12巻が2006年7月4日に発売 | 第37話が2007年6月26日に放送 |
| 最終話 | page.108「完」 | 第37話「新世界」 |
| 月の最期 | 逃げた先でリュークにノートへ名前を書かれる | 階段で力尽き、Lの姿を思い浮かべながら息を引き取る |
| 弥海砂 | 本編に最期の描写はない | ビルの屋上で柵の向こう側に佇む場面が加わる |
流れそのものは同じです。ニアに追い詰められ、松田に撃たれ、最後はリュークにノートへ名前を書かれる。ここまでは原作と変わりません。
違うのは、その最後の数分の見せ方です。原作の月は這うようにして助けを求め、恐怖のなかで倒れます。アニメ版の月は逃げたあと階段で力尽き、Lの姿を思い浮かべながら静かに息を引き取ります。
同じ死でも、後味がかなり変わります。アニメ版のほうが月に救いを残した終わり方だと受け取る声があり、原作版よりも印象がやわらかいと語られます。
アニメ版の弥海砂は、屋上の柵の向こう側に立つ場面のあと、生死が明示されないまま出番を終えます。
「アニメと漫画で結末が違う」と語られるのは、この差のことです。
実写映画版・ドラマ版の結末はどう違う?
※この章には、実写映画版とテレビドラマ版の結末に関する重大なネタバレが含まれます。
実写化された作品は、結末の作りがそれぞれ違います。
| 媒体 | ベース | 公開・放送 | 結末の要点 |
|---|---|---|---|
| 原作漫画 | 該当なし | 12巻が2006年7月4日発売 | リュークが月の名前をノートに書く |
| アニメ | 原作の全12巻 | 2006年10月3日〜2007年6月26日/全37話 | 流れは原作と同じ。最期の見せ方が変わる |
| 映画『デスノート』前編 | 原作 | 2006年6月17日公開 | 後編へ続く前半部 |
| 映画『デスノート the Last name』 | 原作の第一部・第二部を脚色 | 2006年11月3日公開 | 決着をつけるのはニアではなくL。最後はリュークが月の名前を書く |
| テレビドラマ版 | 原作とは異なる設定のオリジナル | 2015年7月5日〜9月13日/全11回 | 月は松田に撃たれ、魅上の放火でノートに火が移り焼死する |
| 映画『デスノート Light up the NEW world』 | 『the Last name』の約10年後 | 2016年10月29日公開 | 6冊のデスノートを巡る別の物語 |
いちばん違うのはテレビドラマ版です。日本テレビ系で放送された全11回は原作と設定から変えたオリジナルで、月は焼死という原作にない形で退場します。
実写映画版の後編『デスノート the Last name』も、決着の付き方が原作と異なります。原作でニアが担う役割を、Lが担います。
ただし最後にリュークがノートへ月の名前を書く点は、原作と共通しています。
2016年公開の『デスノート Light up the NEW world』は、『the Last name』の約10年後を舞台にした別の物語です。人間界に同時に存在できるデスノートは6冊まで、というルールが軸になります。
※2026年8月時点の情報です。

実写だけでこれだけ本数があると、どれを指して話しているのか迷いますね。
原作の結末を確かめたい人が、実写から入ると混乱しそうです。
見る順番として、気をつける点はありますか。

映画は前編、『the Last name』、『Light up the NEW world』の順に見てね。
NEW worldは『the Last name』の約10年後の話だから、前の2本を見てからのほうが入りやすいよ。
ドラマ版は設定から違うオリジナルだから、別の作品として見るといいね。
デスノートの最終回を評価する声|夜神月の最期の姿
同じ場面を、評価している声もあります。
| 論点 | 否定的に受け取った理由 | 「よかった」と感じた理由 |
|---|---|---|
| 月の最期の姿 | 取り乱す姿が人物像と合わない | 神を名乗った人間が、道具を失って素の姿に戻る場面として読める |
| 決着の付き方 | 一晩で作られた偽ノートという手が単純に見える | 名前を書いても誰も死なないこと自体が、月がキラだという証拠になる仕掛けとして筋が通る |
| 主人公の敗北 | 主人公が負けて終わる読後感が重い | 力を手にした人間がどうなるかを描く話として一貫している |
| 1年後の丘 | 誰が祈っているのか説明されない | 裁く者が消えても求める人は残る、という締め方として読める |
肯定的な評価のひとつは、月が最後まで勝ち続けなかったことです。ノートという手段を選んだ人間がどうなるかを描く話として読めば、結末は筋が通ります。
リュークが月の名前を書く場面も、出会った日に告げていた言葉が果たされる形で、最初から示されていた結末だと受け取れます。
デスノートは今から読む価値がある?全12巻で完結する読み合い
結末の評判を理由に読むのをやめる必要はありません。本編は全12巻で、Lとの対決が第一部、ニア・メロとの対決が第二部にまとまっています。月が勝って終わる話を期待している人には、12巻の結末は合いません。
すでに読み終えている人は、ノートがすり替えられていたと知ったうえで12巻を読み返すと、YB倉庫で誰も死なない場面までの段取りを追い直せます。
途中で止まっている人には、Lの退場前後で読み方を切り替えることをおすすめします。前半は一対一の読み合い、後半は組織と後継者を相手にした立ち回りで、性質が違います。
これから読む人は、評判を先に見ないほうが楽しめます。
正体をめぐるサスペンスの完結作として、20世紀少年の最終回も検証しています。

よくある質問
まとめ|デスノートの最終回と結末【全12巻】
デスノートの結末は、YB倉庫での対決で月がキラだと突き止められ、死神リュークにノートへ名前を書かれる場面です。本編は全12巻、最終話は page.108「完」です。
「ひどい」と言われる中心は、月の最期の姿、決着を分けた偽ノート、Lの退場後の印象の3つでした。
打ち切りについては、編集部・作者の公表は確認できませんでした。
アニメ版は月の最期の見せ方が、テレビドラマ版は月の退場の仕方そのものが、原作と違います。
1年後の丘の先は、読切2本を収めた『DEATH NOTE短編集』で読めます。
評判だけで読むかどうかを決めてしまうと、そこに至る11冊分の読み合いを見ないまま終わることになります。

結末を知ったうえで、1巻から読もうとしている人もいると思います。
その人に、ひとことだけ伝えるとしたら何ですか。

11巻までは、どちらが先に相手の正体に気づくかの勝負が、月とL、そして月とニア・メロで続くよ。
賛否が集まっているのは12巻の決着だから、評判を確かめるのは読み終えたあとでも遅くないよ。

全12巻でまとまっているから、結末を知ったあとに読み合いを通して読み返すこともできるんだ。
最終12巻だけ確かめる道と、全12巻を揃える道を下に並べたから、合うほうを見てみて。
調査メモ
いちばん時間をかけたのは、最終話の数え方を確かめる作業でした。上位に出てくる記事はどれも「最終回」としか書いておらず、第何話なのかが分かりません。
答えは集英社の商品ページにありました。12巻の収録話が page.99「二人」から page.108「完」までだと確認でき、最終話の呼び方がそこで決まりました。
次に迷ったのが、年表の扱いです。月や弥海砂の死亡日を日付まで書いている記述は見つかったのですが、出典とされている『DEATH NOTE HOW TO READ 13』の実物には、わたしは当たれていません。
そこで本記事では、ウィキペディア日本語版の記載として書く形に統一しました。「公式年表によれば」と書いてしまうと、確かめていない範囲まで確かめたことになってしまうためです。
もう一つ見送ったのが、ネット上に出回っている最終回の画像です。検索の候補には並ぶのですが、その画像がいつどこから出たものなのかを示す資料は見つかりませんでした。真偽を判定せず、原典の場所だけを示すことにしています。
参考資料
- 集英社コミック公式 S-MANGA「DEATH NOTE 12/小畑 健/大場 つぐみ」※最終巻の発売日と内容紹介の根拠
- 集英社コミック公式 S-MANGA「DEATH NOTE カラー版 12/大場つぐみ/小畑健」※12巻の収録話が page.99「二人」から page.108「完」までであることの根拠
- 集英社コミック公式 S-MANGA「DEATH NOTE 1/小畑 健/大場 つぐみ」※1巻の発売日の根拠
- 集英社コミック公式 S-MANGA「DEATH NOTE短編集/小畑 健/大場 つぐみ」※短編集の発売日、「夜神月とLの結末のその後を描いた「Cキラ編」」「死神リュークと登場人物の関わりを描いたaキラ編」「最初のデスノートの物語「鏡太郎編」」という紹介文の根拠
- ふたまん+「新世界の神・夜神月の最期が全然違う…『DEATH NOTE』漫画・アニメ・実写化で異なる「知られざる3つの結末」」※アニメ版で月がLの姿を思い浮かべながら息を引き取る演出になっていることの根拠
- ニコニコ大百科「ジェバンニが一晩でやってくれました」※この一文がニアの台詞であること、ジェバンニが魅上のノートを一晩で複製してすり替えたと説明されることの根拠
- Wikipedia「Death Note」(英語版)※魅上照のノートがすり替えられていたこと、リュークが出会った日の約束どおり月の名前を書くことの根拠
- Wikipedia「DEATH NOTE」※連載期間・全108話、『DEATH NOTE HOW TO READ 13』の発売日、読切の掲載号、アニメと実写各作の年月の根拠
- Wikipedia「DEATH NOTEの年表」※『DEATH NOTE HOW TO READ 13』を出典とする年表の記載(2010年1月26日の高田清美とメロ、1月28日の大黒埠頭YB倉庫での対決・松田の発砲・リュークが死神界へ帰ること・ノートの焼却、2011年1月28日までのニアの3代目L襲名、2011年2月14日の弥海砂)の根拠
- Wikipedia「弥海砂」※年表に基づく死亡日と、アニメ版で屋上の柵の向こう側に佇む場面が描かれ生死不明のまま終わることの根拠
- Wikipedia「デスノート (テレビドラマ)」※テレビドラマ版の放送局・放送期間・全11回、月が焼死する結末の根拠
- Wikipedia「デスノート (映画)」※実写映画版の公開日、全体のストーリーが原作の第一部と第二部の結末をベースに脚色されたものであること、後編でリュークが月の名前を書くことの根拠
- Wikipedia「デスノート Light up the NEW world」※公開日、『the Last name』の約10年後を描くこと、デスノートは6冊までというルールの根拠
- もう一度読みたいオススメ漫画まとめ「ライトとニアの最終決戦!勝敗を分けたのは誤算とノートのすり替えトリック『DEATH NOTE』12巻(完)」※ジェバンニが魅上の筆跡ごとノートを複製したこと、松田が月を撃ったことの根拠


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