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炎炎ノ消防隊の最終回を調べはじめたのは、2026年4月にアニメが完結したあと、原作の最終話も同じ終わり方なのかが気になったからです。
この記事の結論
炎炎ノ消防隊の最終回は、2022年2月22日発売の週刊少年マガジン13号に載ったエピローグ後編「ヒーローの物語」です。
大災害で一度滅んだ世界をシンラが森羅万象マンとして作り直し、死んだ人々が戻る形で物語が閉じます。最後は、同じ作者の『ソウルイーター』とのつながりを思わせる場面で終わります。
アニメ参ノ章の第25話も同じ題で、原作の最終回までを描きました。「ひどい」という声は結末の筋より、死の重さが変わった世界と最終章の速さに向いています。
- 全34巻
2022年5月17日に最終巻 - 第302話+2話
エピローグ後編が最終回 - 全73話
アニメも最終回まで放送
※この記事には『炎炎ノ消防隊』原作の結末に関する重大なネタバレが含まれます。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

アニメの最終回を見たあとで、原作も同じ終わり方なのかを確かめたい人が多いようです。
アニメで最後に出てきた死神も、原作にいるんでしょうか。

原作の最終回にも、最後に死神が降りてくる場面があるよ。
アニメを見終えた人が、原作で別の結末に出会うことはないよ。
- 炎炎ノ消防隊の最終回はこう終わった|森羅万象マンが作り直した「人体発火なき世界」
- 炎炎ノ消防隊は全何巻で完結した?全34巻・最終話は2022年13号
- 炎炎ノ消防隊の最終話のネタバレ|33巻の大災害からエピローグ後編まで
- 炎炎ノ消防隊のその後は?アニメ最終話の<25年後>と続編の有無
- 炎炎ノ消防隊の最終回で死亡した主要キャラ|33巻の大災害で生死が動いた人たち
- 炎炎ノ消防隊の最終回が「ひどい」と言われる理由|駆け足・命の軽さ・意味の分かりにくさ
- 炎炎ノ消防隊とソウルイーターのつながり|前日譚は公式発表?知らなくても楽しめる?
- アニメも同じ結末?参ノ章第25話「ヒーローの物語」で原作の最終回まで
- 炎炎ノ消防隊の最終回を評価する声|全員が戻る結末とソウルイーターの読者
- 炎炎ノ消防隊は今から読む価値がある?アニメ全73話を見た人が原作で読むところ
- よくある質問
- まとめ|炎炎ノ消防隊の最終回と結末は「死」の意味を書き換えて終わった
- 調査メモ
- 参考資料
炎炎ノ消防隊の最終回はこう終わった|森羅万象マンが作り直した「人体発火なき世界」
炎炎ノ消防隊は、大災害を止められずに一度滅んだ世界を、主人公のシンラが作り直すところで終わります。要点は次の3つです。
- 大災害のあと、シンラが森羅万象マンになって世界を作り直し、死んだ人々が戻る(34巻 第299話「答え」)
- 作り直された世界は、題のとおり人体発火のない世界として描かれる(エピローグ前編「人体発火なき世界」)
- 最後に死神が降臨し、同じ作者の『ソウルイーター』とのつながりを思わせる場面で終わる(最終回・エピローグ後編「ヒーローの物語」)
物語は、人が突然燃え出して炎の怪物「焔ビト」になる世界で始まりました。特殊消防隊のシンラは、人体発火の裏に伝導者一派がいて、その狙いが「大災害」だと突き止めていきます。
最終章の33巻で、その大災害は完遂してしまいます。34巻の講談社の紹介文は、アドラと同化した地球が黒い炎に包まれた滅びの星になったと書いています。ハッピーエンドか否かの前に、一度は世界が終わっていることが、この結末の出発点です。
そこからシンラは、神のような力を持つ森羅万象マンとして、人類が望んだのは絶望だと語るハウメアと向き合います。最後に選ばれたのは、滅びた世界を元に戻すことではなく、死の扱いそのものを変えた新しい世界でした。
評価が割れるのもここです。死んだ人が戻り、体を失っても再生する世界は、救いとも、命が軽くなったとも読めます。
炎炎ノ消防隊は全何巻で完結した?全34巻・最終話は2022年13号
炎炎ノ消防隊は、週刊少年マガジン2015年43号(2015年9月23日発売)で連載が始まり、2022年13号(2022年2月22日発売)で最終回を迎えました。連載はおよそ6年5か月です。
全34巻で完結しました。最終回の号では表紙と巻頭カラーを飾り、「連載完結記念4大企画」もあわせて組まれました(コミックナタリー)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 掲載誌 | 週刊少年マガジン(講談社) |
| 連載期間 | 2015年43号〜2022年13号 |
| 全巻数 | 全34巻(最終巻は2022年5月17日発売) |
| 最終話 | 最終回・エピローグ後編「ヒーローの物語」 |
| 最終巻の収録 | 第296話〜第302話、エピローグ前編・後編 |
| 作者 | 大久保篤 |
「最終話は何話か」が分かれて見えるのは、話の番号の付き方のためです。番号が付いた最後の回は第302話「神の裁定」で、そのあとにエピローグ前編「人体発火なき世界」、エピローグ後編「ヒーローの物語」が続きます。
第302話の続きの番号として、エピローグ前編を第303話、後編を第304話と数える紹介もあります。どちらも同じ回を指しています。
最終34巻は2022年5月17日に発売され、講談社の紹介文は「堂々完結」と結んでいます。コミックナタリーは同じ日の記事で、アニメ第3期「炎炎ノ消防隊 参ノ章」の制作発表にも触れています。
関連本として、キャラクターブック『炎炎ノ消防隊 キャラクターブック F.F.F.』(2020年12月)と、緑川聖司さんによるノベライズ8冊があります。いずれも本編の続きではなく、結末は本編34巻の中で完結しています。

アニメを参ノ章の途中で止めている人は、ここから先を読んでも大丈夫ですか。

ここから先は、33巻の第287話から最終回までの結末そのものだよ。
アニメでいうと参ノ章の第23話から第25話にあたるから、第22話まで見たところなら、続きを見てから戻ってきてもいいと思う。
炎炎ノ消防隊の最終話のネタバレ|33巻の大災害からエピローグ後編まで
結末は、33巻で大災害が完遂し、34巻でシンラが世界を作り直すという2段の流れです。
大災害の完遂と森羅万象マン|33巻の第287話から34巻の第296話まで
33巻の第287話「絶望の聖女」で、アドラの空間に渡ったシンラと弟のショウは、伝導者一派のハウメアと向き合います。ハウメアはここでインカと炭隷の命を奪います(アニメ参ノ章第23話の公式あらすじ)。
ハウメアは、人類が無意識の果てに望んだのは「絶望」だと語ります。第290話ではシンラの上官の桜備が、自分のドッペルゲンガーに殺されます。
第291話「第二の太陽に」で、大災害は完遂します。地球は黒い炎に包まれ、地上の人々も焼かれていきます。ここで一度、物語の世界は終わります。
34巻の第296話は、題そのものが「森羅万象マン」です。シンラは人を超えた力を持つ森羅万象マンとして、絶望に包まれた世界に降り立ち、ハウメアの「絶望」とシンラの「希望」の終末決戦が始まります(34巻の講談社の紹介文)。
第299話「答え」で死んだ人々が戻る|第301話で選ばれた未来
第299話「答え」で、森羅万象マンになったシンラは、大災害で死んだ人々を生き返らせます。アニメ第25話の公式あらすじも、再生した地球と、死んだ人々が蘇ったことを書いています。
ただし全員が同じ形で戻るわけではありません。第301話「選び取る未来」では、アドラで命を落としたアイリスとインカが生者として戻ります。
天照と炭隷は、戻れる状態になりながら、消えることを自分で選びます。天照は、自分の代わりに生きることをアイリスに託します。
エピローグ前編・後編と最後の死神の場面
エピローグ前編の題は「人体発火なき世界」です。物語の出発点だった人体発火現象が起きない世界として、新しい日常が描かれます。
最終回までを描いたアニメ第25話の公式あらすじは、作り直された世界を命の価値が軽くなり、体の欠損と再生が当たり前になった世界と書いています。森羅万象マンは「生きまくろう」と口にし、ハウメアはもう一度絶望を選ぼうとします。
そして最後に、死神が降臨します。原作の最終回は25年後を経た遠い未来まで進み、そこに『ソウルイーター』の主要な登場人物が現れると紹介されています。

森羅万象マンの第296話も、最終回のエピローグ後編『ヒーローの物語』も、最終34巻に入っているんだ。
まとめて買うほど戻ってくるコインも増えるよ。最初の1回の買い方を下にまとめたから、カートに入れる前に見てみて。
炎炎ノ消防隊のその後は?アニメ最終話の<25年後>と続編の有無
最終回が描いた「その後」は、滅びたあとに作り直された世界そのものです。世界の姿は前の章に書いたとおりで、ここでは残りの2つを挙げます。
| 要素 | 描かれたこと | 出どころ |
|---|---|---|
| アーサー | 31巻のドラゴン戦のあと宇宙を漂うが生きていて、最終盤に地上へ戻る | 原作33〜34巻 |
| <25年後> | アニメ最終話の最後に<25年後>の映像が流れ、月や太陽と当時の人物たちが描かれる | アニメ公式サイトのニュース(2026年4月10日) |
アニメ公式サイトは、第25話で放送した<25年後>の映像を放送後に公式YouTubeで公開し、特徴的なタッチの月や太陽と、当時のキャラクターたちが出てくる映像だと告知しました。
<25年後>はアニメ公式がこの映像に付けた呼び名で、原作の場面との対応は説明されていません。
続編や番外編の発表は、2026年10月時点で見当たりません。アニメもこの第25話でTVシリーズとして完結しています。
炎炎ノ消防隊の最終回で死亡した主要キャラ|33巻の大災害で生死が動いた人たち
最終章の33巻では、大災害の完遂に向けて主要な人物が次々に命を落とします。そのうち何人かは、34巻で戻ってきます。
| キャラ | 生死が動いた話 | 最終回時点 |
|---|---|---|
| インカ(五柱目) | 33巻 第287話でハウメアに命を奪われる | 34巻 第301話で生者として戻る |
| 炭隷(七柱目) | 33巻 第287話でハウメアに命を奪われる | 34巻 第301話で消えることを選ぶ |
| 天照(一柱目) | 33巻 第288話前後で命の抜けた姿で示される | 34巻 第301話で消えることを選ぶ |
| アイリス(八柱目) | 33巻 第288話前後で命の抜けた姿で示される | 34巻 第301話で生者として戻る |
| 秋樽桜備 | 33巻 第290話で自分のドッペルゲンガーに殺される | 34巻 第299話で戻る |
| 地上の人々 | 33巻 第291話で大災害の炎に焼かれる | 34巻 第299話で戻る |
アイリスは第8特殊消防隊のシスターで、物語の最初からシンラのそばにいた人物です。
全員が戻る結末と言われがちですが、天照と炭隷のように、戻れる状態で消えることを選んだ人がいます。
最終章より前にも、第1特殊消防隊の大隊長だったレオナルド・バーンズが、府中大牢獄で命を落としています(23巻の講談社の紹介文)。
全巻を通して亡くなったキャラクターは、巻数・話数つきで別の記事に一覧化しています。

炎炎ノ消防隊の最終回が「ひどい」と言われる理由|駆け足・命の軽さ・意味の分かりにくさ
感想サイトやQ&Aサイトに見られる批判は、主に次の3つです。
| 批判されるポイント | 主な内容 | 向けられている範囲 |
|---|---|---|
| 最終章の速さ | 伏線が回収されきらないまま、急いで終わったように感じる | 33〜34巻、アニメ参ノ章の終盤 |
| 死の重さの変化 | 全員が戻り、体も再生する世界で、それまでの戦いの重みが薄れたと感じる | 34巻の第299話以降 |
| 結末の意味 | 死の扱いを変えた理由や、最後の死神の意味がつかみにくい | 34巻の最終回 |
大災害から最終話までが駆け足に感じられる
アニメの感想・考察サイトでは、伏線が十分に回収されないまま終わった印象や、主要人物の心情が詳しく描かれないことが、批判の理由に挙げられています。アニメ最終回のあとにYahoo!知恵袋へ寄せられた質問にも、展開が急すぎるという戸惑いがありました。
数字で見ると、第287話から最終回までは本誌で18回です。その中で、柱のそろった大災害の完遂、世界の滅び、森羅万象マンの誕生、世界の作り直しまでが進みます。1回ごとに起きることが大きいのは確かです。
ただ、「柱」を集めて大災害を起こすという伝導者一派の目的は、12巻の時点で示されています。12巻から引っぱってきた柱と大災害の答えが、最後の2巻にまとめて出てきます。
命の重さが変わった世界に戸惑う声
もう1つの論点は、作り直された世界の性質です。考察記事の中には、死んだキャラクターが戻る展開に「ご都合主義」だという反発があったことを取り上げるものもあります。
アニメ第25話の公式あらすじ自体が、命の価値が軽くなり、体の欠損と再生が当たり前になったと書いています。あらすじの書き方を見ても、この世界は手放しの楽園としては描かれていません。
同じ考察記事は、この展開を死と絶望を切り離す「世界の作り直し」として読む見方も紹介しています。
結末の意味がわからないと言われる理由|考察の分かれ目
意味がつかみにくいという声は、死の扱いを変えた理由、ハウメアの最後の選択、死神が現れる意味が、作中で言葉として説明されないと感じた人から出ています。
読み方はいくつかあります。1つは、死を身近にすることで絶望そのものを弱めた、というシンラの答えとして読む見方です。「生きまくろう」という一言は、この読み方を支えます。
2つ目は、「絶望」と「希望」の対決の答えとして読む見方です。新しい世界でもハウメアはもう一度絶望を選ぼうとしていて、絶望は消えずに、希望と並んで残っています。
3つ目は、死神が降臨する最後の場面を『ソウルイーター』の世界の始まりと受け取る読み方です(次の章)。
炎炎ノ消防隊とソウルイーターのつながり|前日譚は公式発表?知らなくても楽しめる?
最終回の最後には死神が降臨します(アニメ第25話の公式あらすじ)。紹介記事によれば、最終ページに『ソウルイーター』のマカやキッドたちが描かれて「NEXT IS SOUL WORLD」という文字で締めくくられます。
炎炎の物語が、同じ作者の前作『ソウルイーター』の世界へ続いていくように見える終わり方です。広まっている説の中には、公式の発表と読者の受け取り方が混ざったものがあります。
| よくある説 | 公式・一次情報で言えること |
|---|---|
| 最終回で「ソウルイーターの前日譚」だと公式が発表した | 作者や編集部が「前日譚」と発表した文面は見つかっていない。作者は最終回掲載の4日前(2022年2月18日)にX(当時のTwitter)で、キッドとシンラが同じ顔だと投稿している |
| 最終話にソウルイーターの人物が出てくる | アニメ第25話の公式あらすじに「死神が降臨」とある。原作の最終ページの人物や英文は、紹介記事が取り上げている |
| アニメの最終回もソウルイーターにつながる | 最終回で流れた挿入曲は『ソウルイーター』でも使われたDiggy-MO’さんの「爆走夢歌」。本人は公式サイトのコメントで、あの当時のキャラクターたちにつながったと話している |
| 打ち切りで終わった | 打ち切りとした編集部・作者の公表は見当たらない。最終回は表紙と巻頭カラーで、34巻の紹介文は「堂々完結」と結んでいる |
紹介記事には「前日譚」と書くものがあります。
公式・一次情報として挙げられるのは、作者自身の投稿、アニメの公式あらすじの「死神が降臨」、挿入曲の歌手のコメントの3つです。どれもつながりを示してはいますが、作者や編集部が設定として説明したものではありません。
読者のあいだでは、炎炎の世界が『ソウルイーター』の世界の始まりにあたると受け取られています。
作者の投稿にある「キッドとシンラ同じ顔」は、その受け取り方を後押しする材料です。キッドは『ソウルイーター』に登場する死神の息子で、最終回の4日前という時期の投稿でした。ただ、作者が投稿の意味を説明したわけではありません。
ソウルイーターを知らない読者にとっては、最終ページで知らない人物が出てくる形になります。アニメ最終回のあとのYahoo!知恵袋にも、つながりが分からず戸惑ったという質問が寄せられていました。
ただ、炎炎の物語そのものは、シンラが世界を作り直し、人々が戻るところまでで筋が通っています。ソウルイーターを知らなくても結末は追えて、知っていると最後の場面に別の意味が重なります。

炎炎を読み終えてから最終ページの人物が気になったら、何から見ればいいですか。

まず作者の『キッドとシンラ同じ顔』の投稿を見て、それからソウルイーターを開く順番がいいと思う。
シンラとキッドを見比べながら読めるからね。
アニメも同じ結末?参ノ章第25話「ヒーローの物語」で原作の最終回まで
アニメは3期に分けて放送され、参ノ章の第25話で原作の最終回までを描きました。各期の到達点は次のとおりです。
| 期 | 放送 | 話数 | 最終話の題 | 原作の到達点 |
|---|---|---|---|---|
| 壱ノ章 | 2019年7月〜 | 全24話 | 燃ゆる過去 | 11巻 第89話 |
| 弐ノ章 | 2020年7月〜 | 全24話 | 激動の兆し | 20巻 第174話 |
| 参ノ章 第1クール | 2025年4月〜 | 第1〜12話 | 古の狂気 | 25巻 第216話 |
| 参ノ章 第2クール | 2026年1月〜 | 第13〜25話 | ヒーローの物語 | 34巻 最終回 |
各期の最終話の題は、原作の第89話・第174話・第216話の題と同じです。次の期の第1話は、弐ノ章が「消防官の戦い」、参ノ章が原作第177話と同じ「不退転」から始まります。
参ノ章の第2クールは2026年1月9日から放送され、4月4日の第25話「ヒーローの物語」で完結しました。コミックナタリーも、アニメが完結したと報じています。
アニメは壱ノ章から参ノ章までの全73話で、原作の最終回までを描いています。
※2026年10月時点の情報です。関連作品の状況は変わることがあるため、最新情報はアニメ公式サイトで確認してください。
炎炎ノ消防隊の最終回を評価する声|全員が戻る結末とソウルイーターの読者
評価する声は、批判と同じ場面に向いています。
全員が戻る結末には、絶望に満ちた世界を終わらせるという最初からの構想が貫かれた、と評価する声があります。最終章の展開には、炎炎の世界が『ソウルイーター』の世界の成り立ちにまで広がる意外性を挙げる声があります。
考察記事の中には、伏線回収の到達点、完璧な集大成といった称賛の声を紹介するものもあります。アニメ最終回のあとのYahoo!知恵袋では、ソウルイーターを見ていた人に向けた特別な終わり方だ、と説明する回答が寄せられました。
最終回の題「ヒーローの物語」は、シンラが連載の初めから目指していた「ヒーロー」に、世界を救う形でなったことと重なります。
炎炎ノ消防隊は今から読む価値がある?アニメ全73話を見た人が原作で読むところ
アニメを全部見た人にとっては、同じ場面を、作者の絵とコマ割りで追い直せることが、原作を開く理由になります。
途中で離れた人は、どこで止まったかで戻る巻が変わります。アニメ壱ノ章まで見た人は11巻の第90話、弐ノ章まで見た人は20巻の第175話、参ノ章の第1クールまで見た人は25巻の第217話から続きになります。
結末だけを確かめたいなら、33巻の第287話から34巻の最終回までの2冊で足ります。
逆に、最初から読むなら、1巻から11巻までがアニメ壱ノ章の範囲です。第8特殊消防隊に入ったシンラが、12年前の火事の真相と弟のショウに近づいていく流れです。

アニメを全部見た人が原作を開くなら、どこから読むのがいいですか。
34巻だけで足りるのか、それとも前から読んだほうがいいのか迷っています。

わたしは全巻読んでるから言えるんだけど、最初は34巻のエピローグ前編と後編から読んでみて。
そのあと33巻の第287話に戻ると、ハウメアが何を望んでいたのか、なぜ世界が作り直されたのかがつながるよ。
34巻だけで足りなかったら、そこで33巻を足せばいいよ。
作中で決着がついた戦いと、公式に示された格付けは、強さランキングの記事に図と表でまとめています。

よくある質問
まとめ|炎炎ノ消防隊の最終回と結末は「死」の意味を書き換えて終わった
炎炎ノ消防隊の最終回は、2022年13号に載ったエピローグ後編「ヒーローの物語」で、全34巻で完結しました。大災害で一度滅んだ世界を、森羅万象マンになったシンラが作り直して終わります。
作り直された世界では死んだ人々が戻り、体の欠損も再生します。
「ひどい」という声は、最終章の速さと、死んだ人が戻り体も再生する世界に向いています。同じ場面を、最初の構想を貫いた集大成と受け取る声もあります。
ソウルイーターとのつながりは、死神が降臨する最後の場面から読み取られてきましたが、「前日譚」と公式が発表した文面は見つかっていません。

アニメで結末を知った人も、34巻のエピローグ前後編を原作の絵で読むと、同じ場面がちがって見えてくるんだ。
最終34巻だけ確かめる道と、全34巻を紙で揃える道を下に並べたから、合うほうを見てみて。
調査メモ
わたしがいちばん気を配ったのは、ソウルイーターとのつながりをどこまで公式の事実として書くかでした。紹介記事の多くは「前日譚」と言い切っていますが、最終ページの人物や英文は紙面で確かめられていないため、紹介記事の記載として分けて書きました。
アニメの各期が原作のどこまでかは、各期の最終話の題と原作の話の題が同じ言葉になっていることから確かめています。
参考資料
- 講談社「『炎炎ノ消防隊(34)』(大久保 篤)」※全34巻で完結したこと、34巻の発売日・収録範囲の初出号・紹介文の根拠
- 講談社「『炎炎ノ消防隊(33)』(大久保 篤)」※33巻で大災害が完遂し、ハウメアが素顔を見せることの根拠
- 講談社「『炎炎ノ消防隊(23)』(大久保 篤)」※府中大牢獄でバーンズが命を落としたことの根拠
- 講談社「『炎炎ノ消防隊(12)』(大久保 篤)」※柱を集めて大災害を起こすという伝導者一派の目的が12巻で示されることの根拠
- マガポケ「炎炎ノ消防隊」※第302話「神の裁定」、エピローグ前編・後編の題と、第零話からの話の並びの根拠
- コミックナタリー「「ソウルイーター」の大久保篤、マガジンで新連載「炎炎ノ消防隊」始動」※連載開始の号と日付の根拠
- コミックナタリー「大久保篤「炎炎ノ消防隊」記念グッズや全サなど完結企画、マガポケは無料話増量」※最終回が13号に載り、表紙と巻頭カラー・連載完結記念4大企画があったことの根拠
- コミックナタリー「大久保篤「炎炎ノ消防隊」最終34巻発売、折ると「希望」が現れる新聞広告も」※34巻の発売日と、アニメ第3期の制作発表の根拠
- コミックナタリー「アニメ「炎炎ノ消防隊」が完結!記念ビジュアルがお目見え 最終回の特殊OPも公開」※アニメが参ノ章第25話で完結したことの根拠
- TVアニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』公式サイト「第弐拾伍話」※最終回の世界の描写と「死神が降臨」の根拠
- TVアニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』公式サイト「第弐拾参話」※ハウメアがインカと炭隷の命を奪うことの根拠
- TVアニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』公式サイト「あらすじ」※参ノ章の各話の題と原作の到達点の根拠
- TVアニメ『炎炎ノ消防隊』公式サイト「STORY」※壱ノ章の各話の題と原作の到達点の根拠
- TVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』公式サイト「STORY」※弐ノ章の各話の題と原作の到達点の根拠
- TVアニメ『炎炎ノ消防隊 参ノ章』公式サイト「「TVアニメ『炎炎ノ消防隊』25年後」の映像を公開! 劇中で流れた「爆走夢歌」のDiggy-MO’よりコメント到着」※アニメ最終話の<25年後>映像と、Diggy-MO’さんのコメントの根拠
- 大久保篤(@Atsushi_Ohkubo)Xの投稿(2022年2月18日)※最終回の4日前に「キッドとシンラ同じ顔」と投稿したことの根拠
- コラボカフェ「炎炎完結! 最終話での炎炎ノ消防隊とソウルイーターの繋がりが話題に!」※最終回が25年後を経た未来まで進み、『ソウルイーター』の人物が現れると紹介されていることの照合
- Yahoo!知恵袋「アニマ炎炎ノ消防隊の最終話を観ました。」※アニメ最終回への戸惑いと、ソウルイーターを知る人向けの終わり方だという回答の根拠
- アニメリット!「炎炎ノ消防隊/最終話はひどいしめちゃくちゃ?最終回ラストはつまらないのか解説」※批判と評価の理由の照合
- みるルート「炎炎ノ消防隊最終話がひどいと言われる理由は?賛否を呼んだ背景とソウルイーターとの繋がり」※全員が戻る展開への反発と称賛の声の照合


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