PR本記事にはアフィリエイト広告を含みます(広告について)。
最終話の題が、作品名と同じ「ダイヤのA(エース)」。『ダイヤのA actII』は第308話をこの題で終えています。わたしが調べはじめたのは、その最終話が雑誌と単行本で同じではないと知ったからです。
この記事の結論
ダイヤのAの最終回は、稲城実業を2-1で破って出た夏の甲子園で、沢村がマウンドに上がる場面で終わります。 「ひどい」と言われるとき、まず挙がるのは雑誌に載った最後の1ページです。
甲子園の勝ち負けは描かれていません。単行本の最終34巻では話が描き足され、最後に描かれる場面が変わります。
雑誌で最終話を読んだきりの人と、34巻で読んだ人とでは、最後に見た場面が違います。
背番号1を背負った沢村が、甲子園のマウンドへ。やっと沢村の見せ場が来た、とわたしはかなり期待して読みました。
- 全34巻
actIIの最終巻は2023年5月 - 第308話
2022年10月の最終話 - 全81巻
第1部47巻とactII34巻
※この記事には『ダイヤのA actII』の結末に関する重大なネタバレが含まれます。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

第1部の47巻にも最終回がありますよね。
検索で出てくる『最終回』は、どちらの話なんでしょう。

検索でよく探されているのは、actIIの第308話のほうだね。
第1部の最後は47巻の第412話で、センバツで沢村がリリーフに出たところで『第一部完』になるよ。
この記事が追うのはactIIの最後。第1部の結末だけ知りたいなら、47巻を見てみて。

稲実との決勝は、アニメの4期でいま放送している最中なんだ。
成宮の投球を絵と音で見てから原作を読むと、一球ごとの重さが違ってくるよ。
見られる場所を下にまとめたね。
ダイヤのAの最終回は夏の甲子園で終わる
actIIの最終回は第308話「ダイヤのA(エース)」で、2022年10月26日発売の週刊少年マガジン48号に巻頭カラーで載りました。 西東京大会の決勝で稲実に勝った青道が、甲子園で戦う場面へ時間が進んで終わります。
- 最終話は第308話。決勝は2-1で青道が勝ち、夏の甲子園に出る
- 雑誌版は、甲子園で沢村が登板する場面で終わる。甲子園の勝敗は描かれない
- 34巻では第307.5話が足され、第308話も描き足された
- 打ち切りの発表は確認できない。作者は公式Xで、体力や取材の時間を理由に週刊連載を区切ると書いた
批判は作品の結末全体より、雑誌版の最後の1ページに向きました。甲子園の試合を描かずに、沢村の登板で切り上げる形が「打ち切りのようだ」と受け取られたためです。
大会を勝って甲子園で沢村が投げる、という終わり方は、第1部の最後と同じ形です。
ダイヤのAはactII全34巻で完結
『ダイヤのA』は第1部が全47巻・全412話、第2部『ダイヤのA actII』が全34巻・全308話で、2022年に完結しました。 2つを合わせると全81巻です。
| 項目 | 第1部『ダイヤのA』 | 第2部『ダイヤのA actII』 |
|---|---|---|
| 掲載誌 | 週刊少年マガジン | 週刊少年マガジン |
| 連載 | 2006年第24号〜2015年第7号 | 2015年第38号〜2022年第48号 |
| 巻数・話数 | 全47巻・全412話 | 全34巻・全308話 |
| 最終話 | 第412話(センバツで第一部完) | 第308話「ダイヤのA(エース)」 |
| 最終巻の発売 | — | 34巻(2023年5月17日) |
| 作者 | 寺嶋裕二 | 寺嶋裕二 |
最終回は、2022年10月12日発売の46号で「残り2話」と予告されていました。actIIは2015年の開始から7年で終わったことになります。
最終34巻は、最終話の掲載から半年あまりあとの2023年5月17日に出ました。収録は2022年の41号〜48号(45号は休載)で、描き下ろしがあります。
外伝『ダイヤのA actII 外伝 帝東VS鵜久森』(全1巻)は2025年5月16日に出ました。本編の巻数には数えません。

稲実との決勝は、何巻から読めばいいんでしょう。
結末の前に、試合だけでも自分で読みたい人もいると思うんです。

決勝の開幕は29巻だよ。次の章からは、その試合と最終話を巻と話で追っていくね。
9回の守りや最後の場面まで書くから、自分で読みたい人はここで29巻を開いてみて。
34巻まで読み終えてから戻ってきても、話はちゃんとつながるよ。
ダイヤのA actIIの最終回のネタバレ
西東京大会の決勝で青道は稲城実業に2-1で勝ち、第308話で夏の甲子園のマウンドに沢村が上がって連載が終わります。 決勝は29巻(2021年12月発売)で始まり、最終34巻まで6巻続きました。
稲実との決勝は2-1
29巻は、前の夏に敗れた青道と、三連覇をねらう稲実の決勝の開幕から始まります。講談社の29巻の紹介文は、稲実のエース成宮鳴を「世代最強」と書いています。
成宮がマウンドに立つだけで、試合の空気が変わる。この決勝は、成宮がいたから重かったんだと思います。
青道は先発の降谷が6回までを1失点に抑え、7回からはエースナンバーの沢村が9回まで無失点でつなぎます。点は御幸のタイムリーと前園のスクイズの2点でした。
9回裏、稲実は成宮と多田野の出塁でノーアウト一・三塁のサヨナラの好機を作ります。34巻の紹介文は、ここで沢村が御幸のミットへ「渾身の一球」を投げる場面を挙げています。
第308話は甲子園のマウンド
第308話では時間が進み、青道は夏の甲子園で戦っています。試合の途中で沢村がマウンドに上がるところで、雑誌の連載は終わりました。
雑誌版の最後のページは、沢村の「新・沢村伝説の始まりだー!!」で終わります。
青道が甲子園でどこまで勝ち進んだかは描かれていません。巨摩大藤巻の本郷正宗のような、センバツで負けた相手との再戦も無いまま終わります。
単行本で描き足された最後の場面
34巻には第307.5話「僕たちの明日」が特別収録され、第308話も描き足されています。 公式Xが2023年7月7日に知らせ、同じ日からマガポケでもこの版が読めるようになりました。
第307.5話は、決勝の翌日の話です。
Wikipediaとciatrの解説では、描き足された最後は甲子園が終わったあとです。U-18日本代表から戻った御幸に頼まれて沢村と降谷が本気で勝負し、沢村が全力で投げ込むところで物語が終わる、と書かれています。
1年生のころからエースを争ってきた2人の勝負で終わるので、雑誌版の「始まりだ」とは最後の手ざわりが変わります。
背番号1を取り合ってきた2人が、最後に本気でぶつかる。沢村も降谷も、読んでいる側も、これなら納得です。
ダイヤのA最終回のその後
2026年11月時点で、青道の甲子園の結果と、沢村たちの3年生編は描かれていません。 最終回のあとに単行本で出たのは、2025年の外伝『帝東VS鵜久森』だけです。
| 人物・出来事 | 最終回の時点(雑誌版) | その後の作品 |
|---|---|---|
| 沢村栄純 | エースナンバーで甲子園に登板 | 描かれていない |
| 降谷暁 | 決勝の先発で6回1失点 | 描かれていない |
| 御幸一也 | 決勝でタイムリー。3年の夏を終える | 描かれていない |
| 成宮鳴 | 決勝で敗れ、3年の夏が終わる | 描かれていない |
| 青道の甲子園 | 出場して戦うが、勝敗は描かれない | 描かれていない |
| 東東京の決勝 | 前振りだけで描かれない | 外伝で帝東と鵜久森の決勝を描いた(全10話) |
外伝は甲子園のあとではなく、西東京大会決勝の翌日にあった東東京の決勝の話です。2025年の週刊少年マガジン4・5合併号から14号まで載りました。作者が最終話の日に公式Xで「東東京の決勝」を描くと書いていたものです。
御幸たち3年生の進路は、34巻では描かれていません。作者は最終話の日に、みんなの進路を「雑には決めたくなかった」と書いています。
ダイヤのAの最終回が「ひどい」と言われる理由
批判は、甲子園まで描かずに終わったことと、その終わらせ方の2つにまとまります。
| 批判 | 主な中身 | どの版の話か |
|---|---|---|
| 最後のページ | 最後の言葉が「これから」で終わる形に見える | 雑誌版の第308話 |
| 甲子園と再戦を描かない | 甲子園の勝敗が無く、巨摩大藤巻・本郷正宗とも戦わない | 雑誌版・34巻とも |
| 3年生編が無い | 沢村たちが2年の夏で終わる | 雑誌版・34巻とも |
読者の感想が多く挙げたのは1つ目で、「打ち切りのようだ」と受け取られ、ネットの一部で「炎上」と言われました。残りの2つは、34巻で読んでも変わりません。
炎上と言われた最後の1ページ
第1部から16年続いた作品の締めが沢村の「始まりだ」の一言になったことに、物足りないという感想が出ました。
決勝が終わってから甲子園の場面までは、最後の数話で一気に時間が進みます。「これから」と言った直後に連載が終わるので、続きがあるように読めてしまう形でした。
甲子園と本郷との再戦が描かれない
青道は第1部から甲子園での全国制覇を目標にしてきました。その夏の甲子園は試合の途中で終わり、何回戦まで進んだかは分かりません。
actIIの序盤のセンバツでは、青道は準々決勝で巨摩大藤巻とエースの本郷正宗に負けています。巨摩大藤巻は前の年の夏の甲子園の優勝校で、夏の甲子園での再戦を待つ読者がいました。
その再戦は、雑誌版にも34巻にもありません。
ここで終わるのは、やっぱり少し淋しいです。3年生になった沢村たちの夏はもっと盛り上がるんだろうな、とつい想像してしまいます。
3年生編が無い
actIIは沢村たちが2年生の夏で終わります。1年生で入った奥村光舟や由井薫の正捕手争いも、御幸が卒業したあとのチームも描かれません。
一方で、御幸・倉持・成宮の3年生の夏が、成宮との決着で終わったと受け止める声もありました。

34巻の最後が沢村と降谷の勝負になると、
雑誌の『始まりだ』とは何が変わるんでしょう。

わたしには、『これから』より『ここまで』を見せる終わり方に読めるよ。
1年生の春から背番号1を争ってきた2人が、最後に同じマウンドで向き合うからね。
雑誌で読んだきりなら、34巻は最後の数ページだけでも開いてみて。
ダイヤのAは打ち切り?作者が書いた理由
打ち切りの発表は確認できませんでした。 作者の寺嶋裕二さんは、最終話が載った2022年10月26日に、作品の公式Xで週刊連載を終える理由を書いています。
- 体力的に、週刊のペースで原稿が上がらなくなってきた
- 納得のいかない絵が増えてきた
- 取材に行く時間が取れなくなった
- 元気のない沢村を見たくなかった。無理に話を進めて、みんなの進路や人生を雑に決めたくなかった
投稿には(寺)の署名があります。同じ日の投稿で作者は「週刊連載でのダイヤのAはここで区切ることにしました」と書き、「バカでギラギラした沢村」が描けてうれしかった、とも書いています。
1巻からずっと元気でうるさいのが沢村のいいところ。元気のない沢村は見たくない、という言葉には深くうなずきました。
「打ち切り」と言われたのは、甲子園の途中で終わった形を見た読者の受け止めです。作者はこの投稿で、わがままを聞いてくれた担当と編集部への感謝も書いています。
作者は「これからのことはゆっくり考えます」とも書いていて、その中で予告した東東京の決勝は、2年あまりのちに外伝になりました。
雑誌版と単行本の最終回の違い
雑誌版(2022年10月)と単行本34巻(2023年5月)では、最後に描かれる場面が違います。 34巻には話が1つ足され、第308話にも描き足しがあります。
| 項目 | 雑誌版(週刊少年マガジン2022年48号) | 単行本34巻 |
|---|---|---|
| 決勝の翌日 | 無い | 第307.5話「僕たちの明日」で寮の部員を描く |
| 最後の場面 | 甲子園で沢村が登板する | 第308話に描き足しがあり、終わる場面が変わる |
| いま読める場所 | 雑誌のみ | 34巻・マガポケ(2023年7月7日から加筆版) |
批判の多くは雑誌版の最後のページに向いていたので、34巻で読んだ人と雑誌で読んだ人とでは、最終回の印象が分かれます。2022年10月に出た感想は、34巻の発売より前に書かれたものです。
今から読むなら、単行本でもマガポケでも34巻の終わり方になります。
アニメはどこまで?4期と原作
アニメ4期『ダイヤのA actII -Second Season-』は2026年10月から第2クールを放送中で、第15話から西東京大会の決勝に入りました。 原作では29巻からの試合です。
- 第1期(2013年10月〜2015年3月・全75話):第1部
- 第2期 SECOND SEASON(2015年4月〜2016年3月・全51話):第1部
- 第3期 actII(2019年4月〜2020年3月・全52話):actIIのセンバツから夏の大会の途中まで
- 第4期 actII -Second Season-(2026年4月〜):夏の大会5回戦の法兼学園戦(原作21巻で始まる試合)から。第15話「フルスロットル」から決勝
第2クールは10月からテレビ東京系で放送されていて、2026年11月6日時点で公式サイトのあらすじは第17話「勝利の味」まで出ています。
4期の最終回の放送日と、どこで終わるかは、2026年11月時点で発表を確認できません。公式のアニメXは10月に最終回のアフレコを終えたと伝えています。
決勝の続きを原作で先に読むなら、29巻から34巻です。
ダイヤのAの最終回を評価する声
最終回を評価する声がまず挙げるのは、稲実との決勝に決着がついたことです。第1部の夏の決勝で負けた相手に、actIIで2-1で勝ちました。
| 論点 | 否定的な受け止め | 評価する受け止め |
|---|---|---|
| 稲実との決勝 | 決勝のあとは甲子園へ時間が進み、そのまま終わる | 第1部で負けた成宮に2-1で勝ち、決着がついた |
| 甲子園で終わる形 | 「これから」で切られたように見える | 第1部と同じ「大会を勝って甲子園で沢村が投げる」形 |
| 終わる理由 | 甲子園の途中で終わり、打ち切りに見えた | 作者が公式Xで理由を書き、納得したという声がある |
| 34巻の最後 | 雑誌で読んだ人には届いていない | 沢村と降谷のエース争いの場面で終わる |
この表の評価する側は、どれも34巻まで読んだ人の受け止めです。雑誌版の最終話だけで判断した感想とは、見ている場面が違います。
ダイヤのAを今から読むなら
結末だけを追うなら、actIIの29巻から34巻の6冊で決勝から最後まで読めます。
- 決勝から結末まで:actII 29巻〜34巻
- 沢村がエースナンバーを得るまで:actIIの1巻から
- 第1部で稲実に負けた夏から:第1部の1巻から(全47巻)
- 東東京の決勝:外伝『帝東VS鵜久森』(全1巻)
決勝の重みは、第1部の夏に稲実に負けたところから続いています。時間があるなら第1部の1巻からですが、全81巻あるので、まずactIIの29巻からでも話は追えます。
外伝は決勝の翌日の話で、34巻の第307.5話と同じ日にあたります。
29巻から読むなら、成宮の初回の投球から追ってみてください。9回裏の一球が、どれだけ長い試合の最後だったかが分かります。

29巻から読む人は、先に何を知っておくといいですか。
決勝の登場人物だけでも多くて。

成宮は、第1部の夏の決勝で青道を破った投手だということ。それだけ覚えておけば読めるよ。
29巻からの決勝は、その夏からちょうど1年後の再戦になるね。
降谷が先発して沢村が後を投げる流れも、actIIの夏の大会でエースを争ってきた続きだね。
よくある質問
まとめ
ダイヤのAの最終回(actII第308話)は、稲実に2-1で勝って出た甲子園で沢村が投げる場面で終わり、34巻では最後の場面が描き足されました。 「ひどい」と言われたのは、雑誌版の最後のページが中心です。
作者は週刊で続けない理由を公式Xで書いています。甲子園の勝敗と3年生編は描かれず、東東京の決勝は2025年の外伝で描かれました。
雑誌で読んで終わった人は、34巻の最後の場面を読むと最終回の見え方が変わります。

29巻からの決勝は、アニメでは第15話から始まっているよ。
原作で結末まで知った人は、成宮の初回の投球を画面で見ると、9回までの長さが違って感じられるはず。
見返せる場所は下に置いておくね。
調査メモ
講談社の34巻のページの初出に「描き下ろし」とあり、雑誌の第308話と単行本の最後が違うことがこの記事の出発点になりました。
最終話の日の公式Xの投稿は3本続きで、理由と、東東京の決勝を描くという話が同じ日に出ています。外伝が出たことで、その予告が2025年に形になったと分かりました。
甲子園で青道が何回戦まで進んだかは、確かめた資料には書かれていません。勝ち負けは書かず、「描かれていない」とだけ書きました。
参考資料
- 講談社「ダイヤのA act2(34)」※最終巻の発売日・初出・描き下ろし・決勝9回の紹介
- 講談社「ダイヤのA act2(21)」※夏の大会5回戦 法兼学園戦の始まり
- 講談社「ダイヤのA act2(29)」※西東京大会決勝の開幕・発売日
- 講談社「ダイヤのA(47)」※第1部の最終巻
- 講談社「ダイヤのA act2 外伝 帝東VS鵜久森」※外伝の発売日・初出・内容
- マガポケ「【actⅡ第308話】ダイヤのA(エース)」※最終話の題と公開日
- ダイヤのA公式X(2022年10月26日)※作者が挙げた連載を終える理由
- ダイヤのA公式X(2023年7月7日)※第307.5話の特別収録と第308話の加筆版
- ORICON NEWS「『ダイヤのA actII』残り2話で完結へ」※最終回の予告と掲載号
- ORICON NEWS「『ダイヤのA actII』6年ぶり続編、2026年4月放送開始」※アニメ4期の発表
- U-NEXT「ダイヤのA actⅡ -Second Season-」※4期の見放題と第1話の内容
- TVアニメ「ダイヤのA」スペシャルサイト「第15話「フルスロットル」」※4期の決勝の開始話
- Wikipedia「ダイヤのA」※連載号・巻数話数・決勝の得点・単行本の最後の場面・アニメの放送期間
- ciatr「『ダイヤのA』actⅡまで全81巻をネタバレあらすじ解説!最終回で青道が迎えた結末は?」※第307.5話と単行本の最後の場面
- ソラシドトリガー!「『ダイヤのA actⅡ』最終回へ想うこと」※雑誌版の最後のページへの読者の感想


コメント