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胡蝶しのぶの最期を調べはじめて、わたしが最初に引っかかったのは話数の離れ方でした。童磨に取り込まれるのは17巻の第143話。その死に込めた作戦が明かされるのは、19巻の第162話です。
この記事の結論
胡蝶しのぶは『鬼滅の刃』17巻の第143話で、上弦の弐・童磨に取り込まれて(吸収されて)死亡します。 次の第144話で、鎹鴉がその死を鬼殺隊に告げます。
鬼滅の刃には死者が生き返る仕組みがなく、しのぶも最終話まで生き返りません。第163話のあの世の場面や、第205話の現代に出てくる女学生は、生きている描写ではありません。
劇場版『無限城編』第一章で描かれたのは、しのぶが取り込まれ、カナヲが駆けつけるところまでです。毒が効いて童磨が倒れる19巻の第161〜163話は、2026年10月時点でまだ映像化されていません。
- 第143話
2019年10月発売の17巻に収録 - 37キロ
毒を回したしのぶの体重(第162話) - 62話
死亡から最終話までの話数
※この記事には『鬼滅の刃』の胡蝶しのぶの生死に関する重大なネタバレが含まれます。16巻 第141話から19巻 第164話と、23巻の第202〜205話に触れますのでご注意ください。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

劇場版で取り込まれる場面を知って、
本当にあそこで亡くなったのか確かめたい人が多いと思うんです。
原作では、どの話を読めば答えが出ますか。

答えは17巻の頭の2話で出るよ。
ただ、17巻だけ読むと、しのぶは毒が効かないまま負けたように見えてしまうんだ。
17巻を読んだら、19巻の第161話と第162話を続けて開いてみて。

しのぶが那田蜘蛛山で刀を抜く場面は、TVアニメの立志編に入っているんだ。
Prime Videoなら立志編から柱稽古編まで、第1話から順に追えるよ。
映像で確かめる枠を下に置いたよ。
【結論】胡蝶しのぶの死亡は17巻 第143話|童磨に吸収され、第144話で訃報
しのぶを死なせたのは、姉の胡蝶カナエを殺した上弦の弐・童磨です。17巻の第143話で、しのぶは童磨に抱えられたまま体を取り込まれ、駆けつけた栗花落カナヲの目の前で亡くなります。
- 亡くなるのは17巻 第143話、死亡が告げられるのは第144話
- 復活はしない。生き返る仕組みが作中に無い
- 死亡後の62話で、しのぶの毒と薬が童磨戦と最終決戦に効く
- 「死んでない」と言われるのは、遺体が残らず、あの世と現代に姿が出るから
第143話の時点では、しのぶは負けたように見えます。最後の突きは童磨の頸から外れ、毒も効いた様子がありません。
ところが次の第144話で鎹鴉が訃報を伝え、19巻の第161話で童磨の顔が溶けはじめます。取り込まれたこと自体が、しのぶの立てた作戦でした。
胡蝶しのぶの死亡シーンと最後|童磨に吸収される第141〜144話
しのぶの最後は、16巻の終わりから17巻の頭まで、4話にわたって描かれます。死亡シーンの意味は、2巻あとの19巻で明かされます。
- 第141〜144話:姉の仇・童磨との戦いと鎹鴉の訃報
- 訃報を聞いた義勇・炭治郎・柱たちの反応
- なぜ死んだのか:第162話で明かされる「喰われる」作戦
しのぶは剣で負け、毒で勝つために死んだ、というのが第162話まで読んだときの答えです。
第141〜144話:姉の仇・童磨との戦いと鎹鴉の訃報
無限城に落ちたしのぶは、万世極楽教の教祖を名乗る童磨と出会います。
| 話数(巻) | 場面 | しのぶの状況 |
|---|---|---|
| 第141話「仇」(16巻) | 童磨が姉の羽織を覚えていて、カナエを殺した鬼だと分かる。蜂牙ノ舞「真靡き」で左目を突く | 童磨の冷気を吸い込む |
| 第142話「蟲柱・胡蝶しのぶ」(16巻) | 童磨が毒を分解する。蜻蛉ノ舞「複眼六角」で6か所を突くが、斬り返される | 左の肺を傷めて倒れ、姉の幻に促されて立つ |
| 第143話「怒り」(17巻) | 最後の突きが頸から外れ、童磨に抱えられて取り込まれる | 亡くなる。 駆けつけたカナヲに手で合図を送る |
| 第144話「受け継ぐ者たち」(17巻) | 鎹鴉がしのぶの死を告げる | 死亡が告げられる |
第143話で、しのぶは両親を鬼に殺された日と、自分たちを助けた悲鳴嶼行冥のことを思い出します。姉と2人で鬼殺隊に入ると約束した記憶のあとで、刀は童磨の頸から滑り落ちます。
「指文字」と呼ばれるこの手の合図は、扉を開けたカナヲに向けたものです。童磨は合図に気づき、自分の血鬼術のことを伝えたのかと口にします。18巻の第159話で、カナヲは駆けつけた伊之助に、冷気を吸わないよう警告します。
胡蝶しのぶの死亡に義勇・炭治郎はどう反応した?第144話の訃報
しのぶの死は、第144話で鎹鴉が無限城の隊士たちに伝えます。誰がどの話で知り、どう受け止めたかは次のとおりです。
| 話数(巻) | 知った人物 | 反応 |
|---|---|---|
| 第144話(17巻) | 竈門炭治郎 | カナヲや蝶屋敷の少女たちを思って涙をこらえる |
| 第144話(17巻) | 冨岡義勇 | 鴉の首に札が付いているのに気づき、知らせが届く速さを口にする |
| 第144話(17巻) | 産屋敷輝利哉 | 妹のくいなから死亡の確認を受け、指示を出し続ける |
| 第159話(18巻) | 嘴平伊之助 | 童磨の前で死を知り、しのぶとの指切りを思い出して斬りかかる |
| 第164話(19巻) | 甘露寺蜜璃 | 年下のしのぶが命を懸けたと知り、自分も奮い立つ |
訃報を聞いたとき、義勇と炭治郎は無惨のもとへ急ぐ途中で、まだ猗窩座と出会う前でした。原作の義勇がこの場で口にするのは、知らせの伝わり方のことです。
鴉の首の札は、愈史郎の血鬼術の札です。同じ札が輝利哉たちにも届き、しのぶの死は当主の側でもすぐ確かめられます。
胡蝶しのぶはなぜ死んだ?第162話で明かされる毒の作戦
しのぶがわざと喰われるつもりだったことは、19巻の第162話でカナヲの回想として明かされます。
| 作中で語られること | 中身 |
|---|---|
| 毒を溜めた期間 | 1年以上、藤の花の毒を体に取り込み続けた |
| 刀で打てる毒の量 | 1回50ミリまで |
| 喰われたときの毒の量 | しのぶの体重37キロ分 |
| カナヲへの指示 | 毒が効いても油断せず、最後は頸を斬ること |
回想のしのぶは、童磨は女性を好んで喰う鬼なので、力のある女性の柱なら必ず喰うはずだ、とカナヲに話しています。刀の毒で倒せないなら、自分の体ごと毒を喰わせる、という作戦です。
第162話で、童磨は腕が落ち、再生もできなくなります。第143話だけを読むと「あっけない最期」に見えますが、第162話で同じ場面の意味が逆になります。 この回の終わりに、カナヲと伊之助が童磨の頸を斬ります。
胡蝶しのぶの死亡後、物語はどう動いた?最終話までの62話
死亡回の第143話から最終話の第205話まで、物語は62話続きます。しのぶ本人は戻りませんが、毒と薬が何度も話を動かします。
| 時期 | 胡蝶しのぶに関する描写 | 話数(巻) |
|---|---|---|
| 童磨戦の再開 | カナヲが童磨に「カナエとしのぶの妹」と名乗る | 第157話(18巻) |
| 伊之助の到着 | 伊之助がしのぶの死を知り、指切りの約束を思い出す | 第159話(18巻) |
| 童磨戦の決着 | 鎹鴉が、上弦の弐を倒した顔ぶれとしてしのぶ・カナヲ・伊之助の名を告げる。甘露寺蜜璃は年下のしのぶが命を懸けたと奮い立つ | 第164話(19巻) |
| 鬼になった炭治郎 | カナヲがしのぶから預かっていた薬を炭治郎に打つ | 第202話(23巻) |
| 戦いのあと | 愈史郎が、しのぶの薬があったことを炭治郎が人間に戻れた理由に挙げる | 第204話(23巻) |
鎹鴉が第164話で読み上げる顔ぶれには、亡くなったしのぶの名前も入っています。体に溜めた毒が、カナヲと伊之助の刃と並ぶ一撃として数えられました。
しのぶの残したものは23巻にも及びます。しのぶは珠世の薬の予備を作ってカナヲに渡しており、第202話でカナヲはそれを鬼になった炭治郎に使います。
頸を斬る力が無いぶん毒を選んだしのぶの手から、鬼を人間に戻す薬も出ていたことになります。最終話の結末そのものは、下の「他のキャラの生死」の章で紹介する最終回の記事にまとめています。
胡蝶しのぶは「死んでない」?復活しない理由と第163話・第205話
しのぶは亡くなったあとも、あの世と現代の場面に姿が出てきます。「死んでない」と読まれやすいのは、次の3つの描写です。
| 生きていると読まれやすい描写 | 話数(巻) | 本編ではどうか |
|---|---|---|
| 体ごと取り込まれ、遺体が残らない | 第143話(17巻) | 第144話で鎹鴉が死亡を告げる。カナヲは第163話で髪飾りを手に泣く |
| あの世で、しのぶが童磨と言葉を交わす | 第163話(19巻) | 死んだ者どうしが会う、あの世の場面 |
| 現代に、胡蝶姉妹そっくりの女学生の姉妹が出てくる | 第205話(23巻) | 生まれ変わりか子孫かの説明は作中に無い |
第163話のあの世で、しのぶは毒を珠世と一緒に作ったことを童磨に明かします。童磨が胸の高鳴りを恋かと尋ねても、しのぶは突き放します。あの世で交わす、死んだ二人の会話です。
鬼にされた人が人間に戻る場面はあっても、死んだ人が生き返る場面は最終話まで描かれません。しのぶの生死を見分けるなら、第144話の訃報と、第163話で残った髪飾りを見てください。
第205話の女学生は、宇髄天満や煉獄桃寿郎と同じく、現代の場面にだけ出てくる人物です。大正時代のしのぶが生き延びたという描写ではありません。

遺体が残らないぶん、どこかで生きていてほしいと思う読者もいると思うんです。
本編のなかで、しのぶの最期を確かめられる場面はありますか。

第163話は、あの世の二人の会話と、残された側のカナヲが同じ回に並んでいるんだ。
前半で童磨が消え、後半で伊之助とカナヲがそれぞれ家族を思って泣く。
死んだ側と残った側を続けて読める回だから、ここで止まって読み返してみて。
アニメで胡蝶しのぶの死亡はどこまで描かれた?劇場版(映画)無限城編 第一章
しのぶの死亡シーンは、2025年7月18日公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』で描かれました。表は映像化の範囲です。
| 媒体 | 原作の範囲 | 胡蝶しのぶの描写 |
|---|---|---|
| TVアニメ(立志編〜柱稽古編) | 柱稽古編の終わり(無限城に落ちるところ)まで | 那田蜘蛛山から柱稽古までの登場。死亡は描かれない |
| 劇場版 無限城編 第一章 | 童磨との戦いから、猗窩座が消えるまで | 取り込まれる場面と、カナヲの到着まで |
| 劇場版 無限城編 第二章 | 2026年10月時点で公開日の発表なし | 毒が効く第161〜163話は未映像化 |
劇場版の第一章は、しのぶと童磨の戦い、善逸と獪岳の戦い、炭治郎・義勇と猗窩座の戦いの3つで組まれています。カナヲと童磨の戦いは、次の章へ持ち越されました。
第一章の範囲を原作の話数で示すと、第140話から18巻の第157話の途中までにあたる、とする報道・資料があります。公式は話数での範囲を示していません。
劇場版第一章では、しのぶの死の意味が分かる第162話までは描かれていません。 報道では第157話の途中までとされているので、続きは18巻の第157話から読み始めると重なりが少なくて済みます。
※2026年10月時点の情報です。公開予定の最新情報は、劇場版の公式サイトに載ります。

映画だけ見た人は、原作のどこから読むと
先のネタバレを踏まずに続きを追えますか。

第157話から第160話はカナヲと伊之助が童磨に押される回で、第160話では伊之助の母親の話が童磨の口から出てくるんだ。
しのぶの作戦の答えが出るのは、19巻の第161話から先だよ。
第二章を映像で待ちたいなら、19巻に入る手前で止めておくと、いちばん大きな種明かしは残せるね。
鬼滅の刃の他のキャラの生死と最終回は?
しのぶと同じ無限城の戦いでは、ほかの柱も次々に退場します。誰がどの巻で亡くなり、最後に誰が生き残ったかは、次の3本にまとめています。
死亡キャラ一覧は、柱と鬼の死亡を巻・話つきで時系列に並べています。姉のカナエの死や、童磨が倒れる回もここで追えます。
最終回の記事は、第205話の現代の場面まで含めた結末の解説です。相関図は、カナヲ・アオイ・伊之助など蝶屋敷に関わる人物が、最終回の時点でどうなったかを表で持っています。

しのぶの話を追ったあとで、
姉のカナエやカナヲの側から読み直すなら、どこがおすすめですか。

カナヲの側から読むなら、6巻の第48話「蝶屋敷」に戻ってみて。
そこで炭治郎が、カナヲはしのぶの継子だと知るんだ。
そのあと19巻の第162話を読むと、しのぶの指示どおりにカナヲが頸を斬る流れが一本につながるよ。
よくある質問
まとめ|胡蝶しのぶの死亡は第143話、意味が分かるのは第162話
胡蝶しのぶは17巻の第143話で童磨に取り込まれて亡くなり、第144話で死亡が告げられます。 復活はせず、第163話のあの世と第205話の女学生も、生存の描写ではありません。
死亡後も物語は62話続き、19巻の第162話でしのぶの毒が童磨を崩します。23巻の第202話では、しのぶがカナヲに預けた薬が、鬼になった炭治郎を人間に戻します。
劇場版で取り込まれる場面を見た方は、18巻から19巻の第164話までを読むと、しのぶの最後が完結します。

しのぶの話は、童磨戦が終わったあとも23巻の薬の場面まで続くんだ。
読み終えたら、カナヲが薬を打つ第202話を確かめてみてほしい。
23巻から電子で確かめる道と、全23巻を紙で揃える道を下に並べたから、合うほうを見てみて。
調査メモ
毒の量は、作中で語られる数字だけを使いました。「刀の毒は50ミリ」「体重37キロ分」「1年以上」は19巻の第162話です。ほかの記事で見かける倍率の数字は、作中の出どころを確かめられなかったので入れていません。
劇場版第一章の範囲は、公式が話数で示していません。そのため表には、どの場面まで描かれたかを書きました。
参考資料
- 集英社「鬼滅の刃 16」※第141話「仇」・第142話「蟲柱・胡蝶しのぶ」の収録巻と話タイトル
- 集英社「鬼滅の刃 17」※第143話「怒り」・第144話「受け継ぐ者たち」の収録巻と話タイトル、2019年10月4日発売
- 集英社「鬼滅の刃 18」※第157話「舞い戻る魂」・第159話「顔」の収録巻と話タイトル
- 集英社「鬼滅の刃 19」※第161〜164話の収録巻と話タイトル、カナヲと伊之助が童磨と戦う巻であること
- 集英社「鬼滅の刃 23」※第202話・第204話・第205話の収録巻と話タイトル
- 『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』公式サイト ※第一章の公開日、第二章以降の公開日の発表状況
- VG+(バゴプラ)「ネタバレ解説&感想『鬼滅の刃 無限城編 第一章 猗窩座再来』ラストの意味は? 原作との違いを考察」※第一章でしのぶが童磨に取り込まれ、カナヲと童磨の戦いが次へ続くこと
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 141」※童磨との対面、真靡きで左目を突く場面、冷気で肺を傷める場面
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 142」※毒を分解される場面、複眼六角、左肺の負傷、姉の幻
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 143」※第143話の場面(取り込まれる・指の合図・カナヲの到着)
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 144」※鎹鴉の訃報、炭治郎・義勇・輝利哉の反応、愈史郎の札
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 157」※カナヲが「カナエとしのぶの妹」と名乗る場面
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 159」※伊之助がしのぶの死を知る場面、カナヲの警告
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 162」※1年以上の毒・刀の毒50ミリ・体重37キロ分の作戦の回想
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 163」※あの世でのしのぶと童磨の会話、カナヲが髪飾りを手にする場面
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 164」※鎹鴉が上弦の弐を倒した顔ぶれを告げる場面、甘露寺蜜璃の場面
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 202」※カナヲがしのぶから預かった薬を炭治郎に使う場面
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 204」※愈史郎がしのぶの薬を挙げる場面
- Kimetsu no Yaiba Wiki「Chapter 205」※胡蝶姉妹に似た女学生の姉妹、宇髄天満・煉獄桃寿郎ら現代の人物





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