黒子のバスケの名言まとめ|「一人で勝っても」は4巻 第32Q、最終話「何度でも」まで16場面

黒子のバスケの名言まとめ|「一人で勝っても」は4巻 第32Q、最終話「何度でも」まで16場面 名言

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わたしが最初に迷ったのは、「第32Q」が原作の話なのかアニメの話なのか、でした。『黒子のバスケ』は、原作もアニメも1話を「第◯Q」と数えるからです。そこで名言を、原作の巻・話とアニメの話数の両方で引けるように並べました。

黒子のバスケの名言は、黒子の「チームで勝つ」言葉と、青峰の「ひとりの強さ」の言葉を軸に5つの系統に分かれます。 30巻の最終戦で2つが重なる、という読み方ができます。

マイナビニュースの会員アンケート(2022年4月・509人)で1位になった黒子の「一人で勝っても…」は、4巻の第32Qにあります。

同じアンケートの2位は黒子の「過去の結果で…」(アニメ1期の第7話)、3位は青峰大輝の「オレに勝てるのは…」(5巻 第35Q)です。上位5件のうち4件が黒子の言葉です。

  • 全30巻
    2014年12月に最終巻が発売
  • 16場面/7人
    この記事で扱う名言と名場面
  • 16件すべて
    原作の巻・話つき

※この記事は『黒子のバスケ』の最終話・第275Qまで触れます。最終戦の言葉は記事の後半の章にまとめました。セリフは原作の巻・話に当てて載せ、アニメの言い回しとは違うことがあります。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

シラベエ
シラベエ

アンケート1位の『一人で勝っても…』は、黒子くんが誰に向けた言葉なんですか。

落ち着いた黒子くんにしては、言い方が強い気がします。

全巻くん
全巻くん

4巻の第32Q、秀徳との試合の途中で、ベンチの黒子が火神に言うんだ。

ひとりで攻めて止められた火神を、黒子は殴ってから言葉をかけるよ。

だから、言い方も強く見えるんだ。

全巻くん
全巻くん

アンケート1位の場面は、アニメ1期の第12話なんだ。1期から3期まで原作の最終話を描いていて、同じところで続けて見られるよ。

下にまとめたから、第12話から入ってみて。

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この記事を書いた人
あのまん

小学生のころから漫画を読み、読んできた作品は300を超えました。いちばん好きなのはあだち充さんの『ナイン』。完結・打ち切りになった漫画の最終回が何巻の何話で、どう描かれたのかを、出版社や公式の情報で確かめてまとめています。

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  1. 【結論】黒子のバスケの名言は5つの系統|第1Q「黒子はボクです」から第275Q「何度でも」まで
  2. 黒子のバスケの名言・セリフ一覧|原作の巻・話とアニメの話数つき16場面
  3. 黒子テツヤの名言|アンケート1位「一人で勝っても」は4巻 第32Q
    1. 黒子テツヤの名言「影は光が強いほど…」|1巻 第1Q
    2. 黒子テツヤの名言「一人で勝っても…」|4巻 第32Q
    3. 黒子テツヤの名言「可能性がゼロに…」|6巻 第51Q
  4. 青峰大輝の名言「オレに勝てるのは…」|5巻 第35Qと、同じ意味の言葉がある24巻 第216Q
    1. 青峰大輝の「オレに勝てるのは…」|5巻 第35Q
    2. 帝光中の青峰が黒子の拳に応えない場面|24巻 第216Q
  5. キセキの世代の名言|赤司征十郎・緑間真太郎・黄瀬涼太
    1. 黄瀬涼太の名言「理屈で本能抑えて…」|8巻 第64Q
    2. 赤司征十郎の名言「僕に逆らう奴は…」|13巻 第113Q
    3. 赤司征十郎の名言「僕の命令は…」|20巻 第179Q
    4. 緑間真太郎の名言「諦めるな…!」|21巻 第181Q
    5. 緑間真太郎の名言「悔しいな…」|21巻 第183Q
  6. 誠凛の名言|相田リコ「バカじゃ勝てない」と火神大我「エース」
    1. 相田リコの「バカじゃ勝てないのよ!」|5巻 第37Q
    2. 火神大我の「みんなの想いを背負って…」|19巻 第168Q
  7. 最終戦と最終話の名言|30巻 第267Q「久しぶりだね」から第275Q「何度でも」まで
    1. 帝光中学のころの赤司が戻る場面|30巻 第267Q「久しぶりだね」
    2. 火神大我の「仲間と戦うんだ」|30巻 第270Q
    3. 黒子が赤司に「影」だと告げる場面|30巻 第274Q「試合終了」
    4. 初めて負けた赤司が黒子と握手する場面|30巻 第275Q「何度でも」
  8. よくある質問
  9. まとめ|黒子のバスケの名言は第1Qの「影」から第275Q「何度でも」へ
  10. 参考資料

【結論】黒子のバスケの名言は5つの系統|第1Q「黒子はボクです」から第275Q「何度でも」まで

16件は、言葉の向きと場面で5つの系統に分かれます。黒子の言葉と、青峰の言葉は、向きが逆になっています。

名言の系統
  • 黒子テツヤの言葉|「影」「一人で勝っても」の2件はチームで勝つ言葉、「可能性がゼロ」は諦めない言葉
  • ひとりの強さの言葉|青峰大輝の5巻の言葉と、同じ意味の言葉がある24巻の場面の2件
  • キセキの世代の言葉|赤司征十郎・緑間真太郎・黄瀬涼太の5件
  • 誠凛の仲間の言葉|相田リコの「バカじゃ勝てない」と火神大我の「エース」の2件
  • 最終戦の言葉と場面|30巻 第267Qから第275Q「何度でも」までの4件

黒子の言葉は、勝つことを「チーム」で考える言葉が中心です。1巻 第1Qの「影」の言葉から、4巻 第32Qの「一人で勝っても」まで、この向きは変わりません。

青峰の言葉は、その逆を向いています。勝つことを「ひとり」で考える言葉で、黒子とは帝光中学で同じチームにいた選手の言葉です。

最終戦の言葉は、30巻の洛山戦に集まります。火神の「仲間と戦うんだ」と、最終話の題「何度でも」で、2つの向きが一つに重なる、という読み方ができます。

黒子のバスケの名言・セリフ一覧|原作の巻・話とアニメの話数つき16場面

シラベエ
シラベエ

表の『アニメ』の列は、何期の何話かで見ればいいですか。

1期から見直したい方もいると思うんです。

全巻くん
全巻くん

1期は第1話から第25話、2期は第26話から第50話、3期は第51話から第75話なんだ。

#1・#2・#3・#5は1期、#6から#8は1期と2期、#9から#16は3期に入っているよ。

#4は公式の対戦表に載らない回で、OVAとして映像になっているんだ。

セリフを押すと解説へ飛びます。アニメの話数は、1期から通しで数えた番号です。

スマホでは表を横にスクロールできます →

#セリフ(全文)・場面キャラ原作(巻・話「題」)アニメ系統と名言と言われる理由
1影は光が強いほど濃くなり 光の白さを際立たせる黒子1巻 第1Q「黒子はボクです」第1話【黒子】自分を「影」と呼び、光の側を勝たせると言う
2一人で勝ってもイミなんかないだろ黒子4巻 第32Q「『勝利』ってなんですか?」第12話【黒子】勝つことの中身を、点数ではなく「誰と」で問う
3オレに勝てるのはオレだけだ青峰5巻 第35Q「信じてました」第13話【ひとり】負けた緑間への電話で、自分には相手がいないと言う
4バスケはバカでもできるわ! けどバカじゃ勝てないのよ!リコ5巻 第37Q「バカじゃ勝てないのよ!」OVA【誠凛】試合ではなく、テスト勉強の場面で出た言葉
5可能性がゼロになるとすればそれは諦めたときです…黒子6巻 第51Q「嫌だ!!」第18話【黒子】大差で負ける試合の中で、青峰に向けて言う
6理屈で本能抑えてバスケやれるほど大人じゃねーよ!黄瀬8巻 第64Q「大人じゃねーよ!」第23話【キセキ】話の題が、この言葉の終わりと同じ
7僕に逆らう奴は親でも殺す赤司13巻 第113Q「待たせたね」第38話【キセキ】勝ち続ける自分は正しい、という理屈の結び
8みんなの想いを背負って決めんのがエースだ…火神19巻 第168Q「終わりだ!!」第50話【誠凛】力が尽きかけた場面で、エースの役目を言葉にする
9僕の命令は絶対だ赤司20巻 第179Q「諦めていません」第55話【キセキ】倒した相手に向けた、短い宣言
10諦めるな…! 倒れることなど何も恥ではない…!緑間21巻 第181Q「差し出そう」第56話【キセキ】赤司に倒された緑間が、自分に向けて言う
11悔しいな…やはり負けるというのは緑間21巻 第183Q「さあ行こう」第57話【キセキ】負けを知った緑間の、言い切らない一言
12〔場面〕帝光中の青峰が、黒子の拳に応えず、自分に勝てるのは自分だけだという意味の言葉を言う青峰24巻 第216Q「・・・ワリィ」第64話【ひとり】#3の言葉の前に、中学で同じ意味の言葉がある
13〔場面〕帝光中学のころの赤司が戻り、黒子に「久しぶりだね」と言う赤司30巻 第267Q「久しぶりだね」第74話【最終戦】話の題が、そのまま赤司の言葉になっている
14…オレだけで戦うんじゃない 仲間と戦うんだ…!!火神30巻 第270Q「お前だったんじゃねーか」第74話【最終戦】#3の「オレだけ」と、言葉の形が逆になる
15〔場面〕最後のプレーで、黒子が赤司に「影」だと告げる黒子30巻 第274Q「試合終了」第75話【最終戦】#1の「影」が、最後の得点の場面で戻る
16〔場面〕初めて負けた赤司が、黒子に握手を求める赤司30巻 第275Q「何度でも」第75話【最終戦】最終話の題「何度でも」と、次の試合の約束

16件のうち、5件は1巻から6巻に、4件は最終巻の30巻にあります。 30巻の4件は、どれも決勝の洛山戦と、その直後の場面です。

TVアニメは3期・全75話で、原作の最終話までを描いています。最終話の第75話「何度でも」は、原作の第272Qから第275Qまでの回です。

#4の第37Qは、アニメ公式サイトの対戦ヒストリーには載らない回です。試合のない話で、OVAとして映像になっています。

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黒子テツヤの名言|アンケート1位「一人で勝っても」は4巻 第32Q

黒子テツヤの3件のうち2件は「誰と勝つか」を言う言葉、1件は「諦めない」ことを言う言葉です。1巻・4巻・6巻と、物語の早い時期に並んでいます。

黒子テツヤの名言「影は光が強いほど…」|1巻 第1Q

影は光が強いほど濃くなり 光の白さを際立たせる

出典:『黒子のバスケ』1巻 第1Q「黒子はボクです」/黒子テツヤ
POINT名言だと言われる理由

黒子は自分を「影」と呼び、強い光ほど影も濃くなる、と言っています。 目立たない自分の役目を、弱さではなく、光を勝たせる力として言い換えた言葉です。

この言葉のあと、黒子は「光」の火神を日本一にする、と続けます。物語の目標が、第1Qのうちに決まる場面です。

1巻の第1Q、誠凛高校のバスケ部に入った黒子が、同じ1年の火神大我に向けて言う場面です。火神はアメリカから帰ってきたばかりの選手です。アニメでは1期の第1話です。

黒子は、「キセキの世代」と呼ばれた帝光中学の選手たちと、同じチームにいました。目立たないことを武器にした選手です。

黒子テツヤの名言「一人で勝っても…」|4巻 第32Q

一人で勝ってもイミなんかないだろ

出典:『黒子のバスケ』4巻 第32Q「『勝利』ってなんですか?」/黒子テツヤ
POINT名言だと言われる理由

勝つことを「点が多いこと」ではなく、「誰と勝ったか」で問い直す言葉です。 ふだん敬語の黒子が、ここでは火神に強い言い方をしています。

話の題「『勝利』ってなんですか?」は、この場面の黒子の問いそのものです。マイナビニュースのアンケートで5位だった「試合終了した時…」も、同じ場面の言葉です。

4巻の第32Q、インターハイ予選の秀徳高校との試合です。ひとりで攻めては止められる火神を、ベンチで黒子が殴り、この言葉をかけます。アニメでは1期の第12話です。

マイナビニュースが2022年4月に会員509人に聞いたアンケートでは、この言葉が26.2%で1位でした。火神はこのあと、チームで勝ちたいと認めます。

黒子テツヤの名言「可能性がゼロに…」|6巻 第51Q

可能性がゼロになるとすればそれは諦めたときです…

出典:『黒子のバスケ』6巻 第51Q「嫌だ!!」/黒子テツヤ
POINT名言だと言われる理由

勝てる見込みがほとんど無い場面で、黒子は「ゼロ」になる条件を一つだけ挙げています。 諦めるかどうかは自分で決められる、という形の言葉です。

話の題は「嫌だ!!」で、諦めるのは嫌だ、という黒子の気持ちが題になっています。アンケートでは11.0%で4位でした。

6巻の第51Q、インターハイ予選の決勝リーグで、桐皇学園の青峰大輝と戦う場面です。もう勝負はついた、と言う青峰に、黒子が答えます。アニメでは1期の第18話です。

誠凛はこの試合に112対55で負けます。負ける試合の中の言葉で、この言葉に青峰は驚きます。

青峰大輝の名言「オレに勝てるのは…」|5巻 第35Qと、同じ意味の言葉がある24巻 第216Q

アンケート3位の青峰大輝の言葉は5巻の第35Qにあり、24巻の帝光中学の場面にも同じ意味の言葉があります。先に読者が出会うのは5巻ですが、時間の順では24巻の場面が先です。

場面誰に向けて原作の巻・話アニメ
高校1年。負けた緑間との電話で緑間真太郎5巻 第35Q「信じてました」第13話
帝光中学。試合中、黒子の拳に応えずに黒子テツヤ24巻 第216Q「・・・ワリィ」第64話

5巻は電話の声、24巻は黒子の目の前の言葉です。 24巻は、帝光中学時代を描く「過去編」の巻にあたります。

5巻の場面を先に読むと、青峰は初めから強さに飽きていた選手に見えます。24巻を読むと、その言葉がいつ、誰の前で出たのかが分かります。

シラベエ
シラベエ

『オレに勝てるのは…』を読み返すなら、どちらの場面を開けばいいんですか。

似た場面が2つあると、迷いそうです。

全巻くん
全巻くん

この記事で言葉を引いたのは、5巻の第35Qのほうだよ。

黒子が言われた側の場面を読みたいなら、24巻の第216Qを開いてみて。

電話の相手が緑間なら5巻、目の前に黒子がいれば24巻、で分けられるんだ。

青峰大輝の「オレに勝てるのは…」|5巻 第35Q

オレに勝てるのはオレだけだ

出典:『黒子のバスケ』5巻 第35Q「信じてました」/青峰大輝
POINT名言だと言われる理由

自分を負かせる相手は、自分のほかにいない、という言葉です。 強さを誇る言葉ですが、相手がいない、という寂しさにも読めます。

話の題「信じてました」は、秀徳戦の決着の回の題で、青峰の言葉と同じ回に並びます。チームを信じる題と、ひとりの強さの言葉が、対比として読めます。

5巻の第35Q、誠凛が秀徳に82対81で勝った直後です。雨の中で泣く緑間の電話口に出た青峰が、次の試合について言います。アニメでは1期の第13話です。

アンケートでは11.4%で3位でした。次の試合で、青峰は黒子と火神の前に立ちます。5巻は第35Qから第43Qまでで、秀徳戦の決着から始まる巻です。

帝光中の青峰が黒子の拳に応えない場面|24巻 第216Q

帝光中学の試合で、青峰が相手を大差で引き離していく場面です。点を取った青峰に、黒子がいつものように拳を合わせようとします。

POINT名場面だと言われる理由

青峰は黒子の拳に応えず、自分に勝てるのは自分だけだ、という意味の言葉を口にします。 5巻の電話の言葉は、この場面の続きにあたる、と読めます。

話の題は「・・・ワリィ」です。それまで拳を合わせてきた2人の間が、この回で離れる、と読めます。

24巻の第216Qで、アニメでは3期の第64話です。この試合は169対81で帝光が勝ちます。

25巻の第226Qの題は「勝利ってなんですか?」で、4巻の第32Q「『勝利』ってなんですか?」とほぼ同じ題です。帝光中学の最後の大会で、黒子が同じ問いに行き着く回です。

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キセキの世代の名言|赤司征十郎・緑間真太郎・黄瀬涼太

キセキの世代の言葉は、勝ち続けてきた選手の言葉です。巻の順に、黄瀬は本能を、赤司は勝つことを、緑間は負けることを語ります。

黄瀬涼太の名言「理屈で本能抑えて…」|8巻 第64Q

理屈で本能抑えてバスケやれるほど大人じゃねーよ!

出典:『黒子のバスケ』8巻 第64Q「大人じゃねーよ!」/黄瀬涼太
POINT名言だと言われる理由

黒子の考えは分かる、と認めたうえで、それでも本能で勝ちに行く、という言葉です。 話の題「大人じゃねーよ!」は、この言葉の終わりの部分です。

相手は、黄瀬がバスケを始めるきっかけになった青峰です。3話あとの第67Q「やめる」で、黄瀬は青峰に憧れるのをやめると決めます。

8巻の第64Q、インターハイ準々決勝の海常と桐皇学園の試合です。黒子に負けて丸くなったのか、と問う青峰に、黄瀬が答えます。アニメでは1期の第23話です。

8巻は第62Qから第70Qまでで、海常と桐皇学園の試合が中心の巻です。

赤司征十郎の名言「僕に逆らう奴は…」|13巻 第113Q

僕に逆らう奴は親でも殺す

出典:『黒子のバスケ』13巻 第113Q「待たせたね」/赤司征十郎
POINT名言だと言われる理由

勝ち続けてきた自分は正しい、だから逆らう者は許さない、という理屈の結びの言葉です。 「親でも」と言い切るところに、赤司の言葉の強さが出ています。

キセキの世代の前に本格的に姿を見せる場面の言葉なので、赤司という人物を一言で示す言葉にもなっています。30巻の最終戦で、この理屈は崩れます。

13巻の第113Q、ウインターカップの開会式の日に、赤司がキセキの世代と黒子を呼び出す場面です。緑間から借りたハサミで火神に切りかかったあと、前髪を切りながら言います。アニメでは2期の第38話です。

話の題「待たせたね」は、最後に現れた赤司が皆に言う言葉です。

赤司征十郎の名言「僕の命令は…」|20巻 第179Q

僕の命令は絶対だ

出典:『黒子のバスケ』20巻 第179Q「諦めていません」/赤司征十郎
POINT名言だと言われる理由

相手を倒したあとに、短く言い切る言葉です。 説明を足さず、「絶対」の一語で終わります。

題は「諦めていません」で、倒された秀徳の選手たちが立ち上がる回です。赤司の「絶対」と、題の「諦めていません」が、同じ回に並んでいます。

20巻の第179Q、ウインターカップ準決勝の秀徳戦です。赤司は、止めに来た宮地と木村を素早いドリブルで倒し、この言葉を言います。アニメでは3期の第55話です。

秀徳と洛山の準決勝は、20巻の後半から21巻の第183Qまで続きます。赤司と緑間は、帝光中学で同じチームにいた2人で、この準決勝で敵として向き合います。

緑間真太郎の名言「諦めるな…!」|21巻 第181Q

諦めるな…! 倒れることなど何も恥ではない…!

出典:『黒子のバスケ』21巻 第181Q「差し出そう」/緑間真太郎
POINT名言だと言われる理由

赤司に倒された緑間が、ほかの誰でもなく、自分に向けて言う言葉です。

緑間は「人事を尽くして天命を待つ」が口ぐせの選手で、2巻の第10Qはその言葉が題です。尽くす側の言葉が、ここでは自分を立たせる言葉になります。

21巻の第181Q、洛山戦の終盤です。緑間は立ち上がって、赤司のシュートを止めに跳びます。アニメでは3期の第56話です。アンケートでは1.9%で11位でした。

同じ回で赤司は、洛山の仲間に向けて、負けたら自分の目をえぐって差し出すと言います。話の題「差し出そう」は、その言葉から来ています。

緑間真太郎の名言「悔しいな…」|21巻 第183Q

悔しいな…やはり負けるというのは

出典:『黒子のバスケ』21巻 第183Q「さあ行こう」/緑間真太郎
POINT名言だと言われる理由

「悔しい」と言ったあと、「やはり」と付けています。 5巻で誠凛に負けたときも、緑間は雨の中で泣いていました。2度目の負けを受けた言葉として読めます。

泣き出した高尾に向けた言葉で、強がる言葉ではありません。アンケートでは、この言葉も1.9%で11位でした。

21巻の第183Q、秀徳が洛山に86対70で負けた直後です。控室へ向かう途中、高尾が泣き出し、緑間がこの言葉を返します。アニメでは3期の第57話です。

同じ第183Qの後半では、誠凛と海常の準決勝が始まります。21巻は、その試合の序盤までが入った巻です。

誠凛の名言|相田リコ「バカじゃ勝てない」と火神大我「エース」

誠凛の2件は、監督とエースの言葉です。1件は試合のない回、もう1件は試合の最後の局面の言葉です。

相田リコの「バカじゃ勝てないのよ!」|5巻 第37Q

バスケはバカでもできるわ! けどバカじゃ勝てないのよ!

出典:『黒子のバスケ』5巻 第37Q「バカじゃ勝てないのよ!」/相田リコ
POINT名言だと言われる理由

前半で「できる」と認め、後半で「勝てない」と返す、2つで1組の言葉です。 話の題が、この言葉の後半そのものです。

試合の言葉ではなく、テストの前の言葉です。それでもバスケの言葉として読めるのは、「勝つ」ことを考える監督の言葉だからだ、という見方ができます。

5巻の第37Q、秀徳に勝ったあとの学校の場面です。点数の悪い部員は補習になり、インターハイ予選の決勝リーグに出られません。勉強の苦手な火神のために、リコの家で勉強会が開かれます。

アンケートでは2.4%で10位でした。この回は、アニメ公式の対戦ヒストリーには載らず、OVAとして映像になっています。

火神大我の「みんなの想いを背負って…」|19巻 第168Q

みんなの想いを背負って決めんのがエースだ…

出典:『黒子のバスケ』19巻 第168Q「終わりだ!!」/火神大我
POINT名言だと言われる理由

力が尽きかけたところで、火神は自分の役目を「エース」の一語でまとめています。 決めるのは自分でも、背負うのは「みんな」だ、という形です。

4巻の第32Qで、ひとりで攻めて黒子に殴られた火神の言葉です。15巻分のあいだに、同じ「決める」が仲間の側へ向き直った、と読めます。

19巻の第168Q、ウインターカップ準々決勝の陽泉戦の終盤です。陽泉の紫原敦を前に、火神は新しい技で点を取ります。アニメでは2期の最終話・第50話です。アンケートでは2.9%で8位でした。

シラベエ
シラベエ

ここから先は、30巻の決勝の話になりますよね。

試合の結果を知らずにいたい方は、どこで止まればいいですか。

全巻くん
全巻くん

次の章は、30巻の第267Qから最終話の第275Qまでの場面だよ。

試合の結果にも触れるから、知らずに読みたいなら、「よくある質問」の章まで飛ばしてみて。

アニメなら3期の第74話と第75話にあたるんだ。

最終戦と最終話の名言|30巻 第267Q「久しぶりだね」から第275Q「何度でも」まで

30巻の4件は、ウインターカップ決勝の洛山戦と、その直後の場面です。1巻 第1Qの「影」と、5巻 第35Qの「オレだけ」が、この巻でもう一度出てきます。

帝光中学のころの赤司が戻る場面|30巻 第267Q「久しぶりだね」

決勝の終盤、誠凛に追い上げられて崩れかけた赤司が、チームの仲間に謝ります。そして黒子の前で、それまでと違う顔を見せます。

POINT名場面だと言われる理由

赤司は黒子を「黒子」と呼び、「久しぶりだね」と言います。 それまでの赤司は、仲間を下の名前で呼んでいました。呼び方が変わったことで、帝光中学のころの赤司が戻った、と読める場面です。

話の題「久しぶりだね」は、この一言そのものです。13巻の「親でも殺す」の赤司とは別の赤司だ、と読めます。

30巻の第267Qで、アニメでは3期の第74話です。この回から、赤司のパスで洛山の全員が力を引き出していきます。アニメ公式の対戦ヒストリーでは、洛山戦は第67話から第75話までの9話で、3期の最後の9話にあたります。

火神大我の「仲間と戦うんだ」|30巻 第270Q

…オレだけで戦うんじゃない 仲間と戦うんだ…!!

出典:『黒子のバスケ』30巻 第270Q「お前だったんじゃねーか」/火神大我
POINT名言だと言われる理由

青峰の「オレに勝てるのは…」と、言葉の形が逆になっています。 「オレだけ」を打ち消して、「仲間と」に置き換えています。

話の題「お前だったんじゃねーか」は、試合を見ていた青峰の言葉です。火神の言葉と青峰の言葉が、同じ回に並んでいます。

30巻の第270Q、残り2分で7点を追う場面です。火神は赤司と向き合い、この言葉を言います。アニメでは3期の第74話です。アンケートでは3.8%で6位でした。

この回で、試合を見ていた青峰は涙を流し、「お前だったんじゃねーか」と黒子の名を呼びます。

黒子が赤司に「影」だと告げる場面|30巻 第274Q「試合終了」

残り数秒、木吉からのパスを受けた黒子がシュートの形に入り、赤司が止めに跳びます。黒子はこの試合で、それまで一度もシュートを打っていませんでした。洛山の実渕は、それがこの場面のためだったと気づきます。赤司は、これで終わりだ、と言います。

POINT名場面だと言われる理由

黒子はそれを打ち消し、自分は影だ、と告げます。 黒子のボールは、火神へのパスでした。火神のダンクで試合が終わります。

1巻の第1Qで「影」と名乗った黒子が、最後の得点の場面でも「影」と言います。物語の初めと終わりで、同じ言葉が使われる場面です。

30巻の第274Qで、アニメでは3期の最終話・第75話です。誠凛は106対105の1点差で洛山に勝ち、ウインターカップで優勝します。

初めて負けた赤司が黒子と握手する場面|30巻 第275Q「何度でも」

試合のあと、生まれて初めて負けた赤司は、胸の痛みを口にします。そして黒子に近づき、手を差し出します。

POINT名場面だと言われる理由

赤司は誠凛の優勝をたたえ、次は洛山が勝つ、と言います。黒子は、また何度でもやりましょう、と答えて手を握ります。 最終話の題「何度でも」は、この約束の言葉です。

13巻の「親でも殺す」は、負けを知らない赤司の言葉でした。最終話の赤司は、負けを知ったうえで次の試合を約束しています。

30巻の第275Q「何度でも」が、本編の最終話です。週刊少年ジャンプの2014年40号に載り、アニメでは3期の第75話にあたります。

最終話の後半は、数週間後の誠凛の練習の場面です。新しい目標に向けて、黒子と火神が体育館へ走ります。

よくある質問

Q「一人で勝っても…」は何巻の何話ですか?
A4巻の第32Q「『勝利』ってなんですか?」です。秀徳戦の途中で、黒子が火神に向けた言葉で、アニメでは1期の第12話です。
Q黒子のバスケでいちばん有名な名言はどれですか?
Aマイナビニュースが2022年4月に会員509人に聞いた調査では、黒子の「一人で勝っても…」が26.2%で1位でした。
Qアンケートで2位だった黒子の言葉は何話ですか?
A2位(15.7%)の「過去の結果で…」で始まる言葉は、アニメでは1期の第7話です。この回は、原作の2巻 第15Qから3巻 第17Qまでを描いています。
Q青峰の「オレに勝てるのは…」は何話ですか?
A5巻の第35Q「信じてました」で、青峰が緑間への電話で言います。帝光中学時代の24巻 第216Qにも、同じ意味の言葉が出てきます。
Q黄瀬が青峰に憧れるのをやめる場面は何話ですか?
A8巻の第67Q「やめる」です。海常と桐皇学園の試合の途中で、アニメでは1期の第24話です。同じ試合の8巻 第64Qに、黄瀬の「大人じゃねーよ!」の言葉があります。
Q緑間の「人事を尽くして天命を待つ」は何巻ですか?
A2巻の第10Qで、話の題がこの言葉です。緑間の口ぐせで、アニメでは1期の第5話にあたります。
Q「諦めたらそこで試合終了ですよ」は黒子のバスケのセリフですか?
A黒子のバスケのセリフではなく、『SLAM DUNK』の安西先生の言葉として知られています。黒子のバスケで近いのは、6巻 第51Qの黒子の「可能性がゼロに…」です。
Q赤司征十郎の名言は何巻にありますか?
A13巻 第113Qの「僕に逆らう奴は…」、20巻 第179Qの「僕の命令は…」、30巻 第267Qと第275Qの場面です。

まとめ|黒子のバスケの名言は第1Qの「影」から第275Q「何度でも」へ

この記事の16件は、黒子の言葉3件・青峰の「ひとりの強さ」2件・キセキの世代5件・誠凛2件・最終戦4件に分かれます。

アンケートで1位になった「一人で勝っても…」は、4巻の第32Qです。 3位の青峰の言葉は5巻の第35Qで、帝光中学の24巻 第216Qにも同じ意味の言葉があります。

1巻 第1Qの「影」は、30巻 第274Qの最後のプレーで戻ってきます。青峰の「オレだけ」は、30巻 第270Qの火神の「仲間と戦うんだ」で逆の形になります。

アニメは3期の第75話で、原作の最終話・第275Qまでを描いています。同じスポーツ漫画の名言は、ハイキュー!!の名言の記事でも巻・話つきで並べています。原作を読み返すなら、名言の多い4巻・5巻と、最終戦の30巻から開くと早く見つかります。

全巻くん
全巻くん

1巻 第1Qの「影」は、30巻 第274Qの最後のプレーで戻ってくるんだ。アニメは3期の第75話で、原作の最終話までを描いているよ。

アニメで見返す道と、全30巻を紙で揃える道を下に並べたから、合うほうを見てみて。

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