ブリーチの名言まとめ|巻・話つき17場面と、第1話と同じ題で終わる第686話

ブリーチの名言まとめ|巻・話つき17場面と、第1話と同じ題で終わる第686話 名言

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ブリーチの最終話の題は「DEATH & STRAWBERRY」です。第1話の題は「Death&Strawberry(デス・アンド・ストロベリー)」でした。全686話の最初と最後で、同じ題に戻っています。

この記事で選んだ17場面は、守ると言い切る言葉、覚悟を問い直す言葉、別れの場面の言葉の3つに寄っていました。 17場面のうち14場面が、この3つのどれかに入ります。

  • 全74巻
    2016年8月に連載終了
  • 17場面
    この記事で扱う名言
  • 8件
    文言を引用し、全件に巻と話を明記

先に系統の話を片づけ、そのあと早見表、転換点、キャラ別、仲間と敵役の場面、第686話の題、巻の境目で迷いやすい話の順に進みます。早見表のセリフや場面をタップすると、その解説へ飛べます。

※この記事には『BLEACH』原作漫画のネタバレが含まれます。とくに第686話の題を扱う章は結末に触れます。各項目に何巻・第何話かを記載しているので、未読の巻は飛ばしてお読みください。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

シラベエ
シラベエ

名言を読み返そうとして、何巻を開けばいいか迷うことがあります。

話数は分かっても、巻がすぐには出てこないんですよね。

全巻くん
全巻くん

ブリーチは巻によって7話から12話まで幅があって、数がそろっていないんだ。

だから話数から巻を暗算すると、どこかで必ず合わなくなるんだよ。

巻の境目に当たる話ほど、ずれやすいところだね。

全巻くん
全巻くん

58巻の総隊長と59巻の卯ノ花烈の場面は、最終章の千年血戦篇に入っているんだ。

千年血戦篇のアニメはPrime Videoの見放題で、2004年からのTVアニメは対象外だよ。

下の枠から第1話を見て、声のついた場面で確かめてみて。

この記事を書いた人
あのまん

小学生のころから漫画を読み、読んできた作品は300を超えました。いちばん好きなのはあだち充さんの『ナイン』。完結・打ち切りになった漫画の最終回が何巻の何話で、どう描かれたのかを、出版社や公式の情報で確かめてまとめています。

あのまんをフォローする
  1. 【結論】ブリーチの名言は3系統に分けられる|守る・問い直す・別れ
  2. ブリーチの名言早見表|巻・話・サブタイトルつき17場面
  3. 物語の転換点で生まれた名言|尸魂界篇と第151話「Deathberry Returns」
    1. 一護の「兄貴ってのが…」|1巻 第5話
    2. 浦原の「死ににいく理由に…」|7巻 第57話
    3. 一護の「助けに来たぜ…」|18巻 第151話
  4. キャラ別|藍染・浦原喜助・ウルキオラ・黒崎一護
    1. 藍染惣右介の「あまり強い言葉を…」|20巻 第170話
    2. 藍染惣右介の「憧れは理解から…」|20巻 第170話
    3. 浦原喜助の「まだその玩具で…」|8巻 第66話
    4. ウルキオラ・シファーの決着の場面|41巻 第354話
    5. ウルキオラの決着の回の、井上織姫の一言|41巻 第354話
    6. 黒崎一護の「だから俺が助ける…」|11巻 第96話
    7. 黒崎一護が朽木白哉に名乗る場面|7巻 第53話
  5. 仲間と敵役の名場面|朽木ルキア・井上織姫・茶渡泰虎・市丸ギン
    1. 朽木ルキアが責めを引き受ける場面|8巻 第62話
    2. 井上織姫がなぜ行くのかを答える場面|8巻 第62話
    3. 茶渡泰虎が京楽春水と対峙する場面|12巻 第106話
    4. 市丸ギンが最期を迎える場面|48巻 第414話
  6. 第1話と同じ題に戻る第686話|千年血戦篇と74巻
    1. 山本元柳斎重國が退場する場面|58巻 第511話
    2. 卯ノ花烈が退場する場面|59巻 第527話
    3. 最終話が第1話と同じ題に戻る場面|74巻 第686話
  7. 巻の境目にあるブリーチの名言|第62話は8巻の先頭
  8. 名言から見えてくる傾向|守ると言う側と、問い直す側
  9. よくある質問
  10. まとめ|ブリーチの名言は「守る」と「問い直す」に割れる
  11. 調査メモ
  12. 参考資料

【結論】ブリーチの名言は3系統に分けられる|守る・問い直す・別れ

ブリーチの名言を探すときに困るのは、この記事で扱うセリフの多くが短い一言で、前後の場面を知らないと意味が取りにくいことです。

そこでこの記事では、その言葉が場面で果たしている役割で3つに分けました。

名言の系統
  • 守ると言い切る言葉
  • 覚悟を問い直す言葉
  • 別れの場面に置かれる言葉

この分け方にしたのは、選んだ場面の中に、2人の間で対になる言葉があるからです。片方が守ると言い、もう片方がその根拠を問います。

浦原喜助が黒崎一護に投げる言葉と、藍染惣右介が相手に投げる言葉は、立場は正反対ですが形が同じです。どちらも相手の決意の中身を問い直しています。

17場面の内訳は、守ると言い切る言葉が4場面、覚悟を問い直す言葉が4場面、別れの場面の言葉が6場面です。

第5話と第53話の一護、第62話のルキアの3場面は、どれにもあてはめていません。第5話は、引いた問いの部分だけでは守る言葉と決められないためです。

ブリーチの名言早見表|巻・話・サブタイトルつき17場面

巻の若い順に17場面を並べ、引用した8件はセリフを全文で載せています。右端の列には、名言と言われる理由を短く添えました。

セリフや場面を押すと、その解説へ飛べます。文言を引かず場面だけを扱う行は、〔場面〕として内容を書いています。

スマホでは表を横にスクロールできます →

#セリフ(全文)・場面キャラ巻・話・話の題名言と言われる理由
1兄貴ってのが…どうして一番最初に生まれてくるか知ってるか…?黒崎一護1巻 第5話「Binda・blinda」「知ってるか…?」と聞き手に問いを投げる形で、1巻のうちに話を切り出している
2〔場面〕朽木白哉に初めて向き合い、名乗って宣戦する黒崎一護7巻 第53話「Nice to meet you, I will beat you」回の題が、初対面の挨拶と宣戦を一続きにした形になっている
3死ににいく理由に他人を使うなよ。浦原喜助7巻 第57話「Unfinished July Rain」行くことではなく、死にに行く理由の立て方そのものを取り上げて問い直している
4〔場面〕死なせた相手について、自分の責めを引き受ける朽木ルキア8巻 第62話「Lesson2-2:Bad Endin’ In The Shaft」同じ第62話に井上織姫の場面、同じ8巻の第66話に浦原喜助の言葉があり、8巻の前半にまとまっている
5〔場面〕なぜ行くのかを問われて答える井上織姫8巻 第62話「Lesson2-2:Bad Endin’ In The Shaft」1巻 第5話が問いを投げる形だったのに対し、問われる側に立って答えている
6まだその玩具でアタシと戦う気なら…浦原喜助8巻 第66話「THE BLADE AND ME」戦う気があるかを確かめる形で、7巻 第57話に続いて相手の覚悟を問い直している
7だから俺が助けるんじゃねぇかよ!!!黒崎一護11巻 第96話「だから」で始め、助けることを説明し直さずに言い切っている
8〔場面〕京楽春水と対峙し、命を懸ける理由を示す茶渡泰虎12巻 第106話「Cause For Confront」回の題が立ち向かう理由を指す言葉で、場面の中身と重なっている
9助けに来たぜルキア黒崎一護18巻 第151話「Deathberry Returns」理由を付けず、呼びかけと到着だけの9文字で言い切っている
10あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ藍染惣右介20巻 第170話「end of hypnosis2[the Galvanizer]」相手の主張の中身ではなく言い方だけを取り上げ、短い二つの句で返している
11憧れは理解から最も遠い感情だよ藍染惣右介20巻 第170話「end of hypnosis2[the Galvanizer]」憧れと理解を並べ、感情を外側から定義する形で言い切っている
12〔場面〕心を問う、決着の場面ウルキオラ・シファー41巻 第354話「heart」ウルキオラの決着の回に、心を指す「heart」という題が付いている
13こわくないよ井上織姫41巻 第354話「heart」平仮名6文字の否定の形で、恐れを打ち消す言葉がウルキオラの決着の回に置かれている
14〔場面〕藍染との決着に向かう戦いの中で最期を迎える市丸ギン48巻 第414話「DEICIDE16」48巻の先頭の回で、同じ「DEICIDE」の題が第421話まで続く中に最期が置かれている
15〔場面〕ユーハバッハとの戦いで退場する山本元柳斎重國58巻 第511話「立ちて死すべし」回の題「立ちて死すべし」が、一番隊隊長(総隊長)の退場の場面と結びついている
16〔場面〕更木剣八との決闘の末に退場する卯ノ花烈59巻 第527話「ELIMINATE FROM HEAVEN」58巻の総隊長の退場に続き、次の59巻で隊長の退場がもう一つ続いている
17〔場面〕10年後を描く最終話—74巻 第686話「DEATH & STRAWBERRY」最終話の題が、1巻 第1話「Death&Strawberry」と表記だけを変えた同じ言葉になっている

この表の17場面のうち、文言を引用しているのは8件です。 残りの9件は〔場面〕として、内容と巻・話だけを示しています。

シラベエ
シラベエ

話の題まで書いてある表は、他ではあまり見ませんでした。

これは何の役に立つんでしょうか。

巻と話があれば十分な気もします。

全巻くん
全巻くん

題があると、電子書籍の目次からそのまま探せるんだよ。

それに「heart」みたいに、題が場面そのものを指していることがあるんだ。

文言を引けない場面でも、題があれば何の回かは伝わるからね。

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物語の転換点で生まれた名言|尸魂界篇と第151話「Deathberry Returns」

この章では、黒崎一護と浦原喜助の言葉を1巻・7巻・18巻の順に見ます。問いの形で切り出す第5話、覚悟を問い直される第57話、救出に戻る第151話と、場面ごとに言い方の形が変わっていきます。

この章で追う3つの転換点
  • 問いの形で切り出す出発点(1巻 第5話)
  • 覚悟を問い直される場面(7巻 第57話)
  • 救出に戻る場面(18巻 第151話)

一護の「兄貴ってのが…」|1巻 第5話

兄貴ってのが…どうして一番最初に生まれてくるか知ってるか…?

出典:『BLEACH』1巻 第5話/黒崎一護。文言は参考資料の名言記事Aの記載による(原文はこのあとも続きます。ここでは問いの部分だけを引きます)
POINT名言だと言われる理由

「兄貴ってのが…」と、問いの形で切り出す言葉です。 「知ってるか…?」と聞き手に投げかけてから話を進める組み立てになっています。

この言葉は、第1話から第7話までが入る1巻にあります。18巻 第151話の「助けに来たぜ…」は呼びかけと到着だけで言い切る形なので、2つを並べると同じ人物の言い方の違いが見えると読めます。

第5話は、黒崎一護が死神の力を得てまだ間もない範囲です。名言記事Aの説明では、虚になった兄に向けて言う場面とされています。

回の題は「Binda・blinda(バインダ・ブラインダ)」です。この記事では問いの部分だけを引いているため、系統分けではどれにもあてはめていません。

浦原の「死ににいく理由に…」|7巻 第57話

死ににいく理由に他人を使うなよ。

出典:『BLEACH』7巻 第57話/浦原喜助。文言は参考資料の名言記事Aの記載による
POINT名言だと言われる理由

「他人を使うなよ」と、死にに行く理由の立て方そのものを取り上げる言葉です。 行くことを止める形ではなく、理由に他人を使うことを戒める形になっています。

浦原喜助の言葉は、次の8巻 第66話にも「戦う気なら…」と相手に確かめる形で残っています。7巻と8巻で、相手の覚悟を問う形が続いていると読めます。

7巻は第53話から第61話までが入る巻で、一護が尸魂界へ渡る準備をする範囲です。浦原喜助が一護を送り出す側に立つ場面で、回の題は「Unfinished July Rain」です。

7巻の末尾は第61話で、続く第62話から8巻に入ります。

一護の「助けに来たぜ…」|18巻 第151話

助けに来たぜルキア

出典:『BLEACH』18巻 第151話/黒崎一護。文言は参考資料の名言記事Aの記載による
POINT名言だと言われる理由

理由を説明する言葉を付けず、呼びかけと到着だけで言い切っています。 9文字の短さなので、場面から切り出しても意味が通る形だと読めます。

回の題「Deathberry Returns」も戻ってきたことを示しており、題と一言が同じことを指しています。1巻 第5話が問いの形で切り出していたのと並べると、言い方の違いが見えます。

18巻は第150話から第158話までが入り、第151話はこの巻の2話目です。ルキアに向けて、一護が到着を告げる場面の言葉です。7巻 第57話から数えると、94話あとの回にあたります。

キャラ別|藍染・浦原喜助・ウルキオラ・黒崎一護

同じ作品でも、キャラクターごとに言葉の形が違います。ここでは4人を扱い、ウルキオラの回に置かれた井上織姫の言葉もあわせて見ます。

藍染惣右介と浦原喜助は相手の側にあるものを取り上げて問い返す形、黒崎一護は自分がどうするかを言い切る形です。巻は前後しますが、同じ人物の言葉をまとめて読めるように並べています。

藍染惣右介の「あまり強い言葉を…」|20巻 第170話

あまり強い言葉を遣うなよ 弱く見えるぞ

出典:『BLEACH』20巻 第170話/藍染惣右介。文言は参考資料の名言記事A・Bの記載による
POINT名言だと言われる理由

相手の主張の中身ではなく、言い方だけを指摘している言葉です。 「強い言葉を遣うな」と「弱く見える」の短い二つの句で、理由を説明せずに返しています。

立場は正反対ですが、7巻の浦原喜助の言葉と同じく、相手の決意を外側から問い直す形になっていると読めます。相手の言葉尻を取って短く返すという、この人物の話し方が出ている一言です。

日番谷冬獅郎と対峙する場面の言葉です。藍染惣右介は尸魂界篇の終盤、20巻で敵側に回る人物です。

藍染惣右介の「憧れは理解から…」|20巻 第170話

憧れは理解から最も遠い感情だよ

出典:『BLEACH』20巻 第170話/藍染惣右介。文言は参考資料の名言記事A・Bの記載による
POINT名言だと言われる理由

憧れと理解という二つの語を並べ、憧れを「理解から最も遠い」ものとして定義しています。 感情を、外側から説明してしまう言い方です。

同じ回の「強い言葉」の一言と同じく、感情の中身には入らず、形だけを取り上げて言い切っています。一つの回に同じ形の言葉が二つ置かれているので、続けて読むとこの人物の話し方の型が見えると読めます。

前の一言と同じ第170話で、同じ場面の続きにある言葉です。20巻は第169話から始まる巻で、第170話はその2話目なので、20巻を開けば2つを続けて読めます。

浦原喜助の「まだその玩具で…」|8巻 第66話

まだその玩具でアタシと戦う気なら…

出典:『BLEACH』8巻 第66話「THE BLADE AND ME」/浦原喜助。文言は参考資料の名言記事Aの記載による(原文はこのあとも続きます)
POINT名言だと言われる理由

「その玩具」という言い方で、まだ戦う気があるのかを相手に確かめる形になっています。 7巻 第57話の「死ににいく理由に…」と同じく、相手の覚悟を問い直す言葉です。

浦原喜助の言葉は、7巻と8巻の2つの巻にまたがっています。巻が変わっても相手に問う形が変わらない点に、この人物の関わり方が出ていると読めます。

修行の場面の言葉で、回の題は「THE BLADE AND ME」です。浦原喜助は、一護を送り出す側に立ち続ける人物です。

8巻は第62話から第70話までが入る巻で、一護が死神の力を取り戻す範囲にあたります。

ウルキオラ・シファーの決着の場面|41巻 第354話

ウルキオラ・シファーは破面篇の敵で、心というものを理解できない人物として描かれます。その決着が41巻 第354話で、この回の題は「heart(ハート)」です。41巻には第350話から第358話までが入ります。

POINT名場面だと言われる理由

ウルキオラの決着の回に、心を指す「heart」という題が付いています。 題が場面そのものを指しているので、文言を引かなくても何の回かが伝わります。

同じ回には、井上織姫の一言も置かれています。心を問う決着の場面と、恐れを打ち消す短い言葉を一つの回で続けて読める点が、名場面として挙がる理由と考えられます。

ウルキオラの決着の回の、井上織姫の一言|41巻 第354話

こわくないよ

出典:『BLEACH』41巻 第354話「heart」/井上織姫。文言は参考資料の名言記事Aの記載による
POINT名言だと言われる理由

平仮名6文字の短い言葉で、恐れを打ち消しています。 理由も説明も付けず、否定の形だけで言い切る言い方です。

井上織姫には、8巻 第62話で、なぜ行くのかを問われて答える場面があります。問われて答える8巻の場面に対し、41巻では問いも答えも伴わない一言が置かれていると読めます。

ウルキオラ・シファーの決着の回にある言葉です。前の項と同じ41巻 第354話「heart」なので、同じ回を開けば続けて読めます。この回は41巻の5話目にあたります。

黒崎一護の「だから俺が助ける…」|11巻 第96話

だから俺が助けるんじゃねぇかよ!!!

出典:『BLEACH』11巻 第96話/黒崎一護。文言は参考資料の名言記事Aの記載による
POINT名言だと言われる理由

「だから」で始まり、助けることを説明し直さずに言い切る形になっています。 感嘆符を三つ重ねた、強い言い切りです。

18巻 第151話の「助けに来たぜ…」と同じく、自分が助ける側に立つことを言う形です。11巻と18巻で、守ると言い切る形が続いていると読めます。

尸魂界で、一護が仲間に向けて言う場面の言葉です。黒崎一護の言葉は、この記事で引いた範囲では守ると言い切る形に集中しています。

黒崎一護が朽木白哉に名乗る場面|7巻 第53話

7巻 第53話「Nice to meet you, I will beat you」に、黒崎一護が朽木白哉に初めて向き合う場面があります。7巻の先頭の回です。

POINT名場面だと言われる理由

回の題そのものが、初対面の挨拶と「倒す」という宣言を一続きにした形になっています。 名乗りと宣戦が同じ回に重なっている点が、名場面として挙がる理由と考えられます。

同じ7巻の第57話には、浦原喜助の「死ににいく理由に…」があります。宣戦の回と、理由の立て方を問う言葉が、同じ巻の中に並んでいます。

この記事の系統分けでは、3つの系統のどれにもあてはめていません。

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仲間と敵役の名場面|朽木ルキア・井上織姫・茶渡泰虎・市丸ギン

文言を引かず、巻・話と回の題を手がかりに紹介する4つの場面です。

朽木ルキアと井上織姫は8巻 第62話、茶渡泰虎は12巻 第106話、市丸ギンは48巻 第414話です。どの場面にも回の題を添えているので、電子書籍の目次から題を手がかりに探せます。8巻の2つの場面は、同じ回に並んでいます。

朽木ルキアが責めを引き受ける場面|8巻 第62話

8巻 第62話「Lesson2-2:Bad Endin’ In The Shaft」に、朽木ルキアが死なせた相手について、自分の責めを引き受ける場面があります。8巻の先頭の回です。

POINT名場面だと言われる理由

責めを他人や状況に預けず、自分で引き受ける場面です。 回の題にも「Bad Endin’」と、よくない結末を指す語が入っています。

同じ第62話には井上織姫の場面も入り、同じ8巻の第66話には浦原喜助の言葉があります。8巻の前半に、3つの場面がまとまっています。

この記事の系統分けでは、3つの系統のどれにもあてはめていません。

井上織姫がなぜ行くのかを答える場面|8巻 第62話

同じ8巻 第62話に、井上織姫がなぜ行くのかを問われて答える場面があります。回の題は、ルキアの場面と同じです。8巻は第62話から第70話までが入る巻で、この回はその先頭にあたります。

POINT名場面だと言われる理由

行く理由を問われて、自分の言葉で答える形の場面です。 この記事の系統分けでは、守ると言い切る側に数えています。

1巻 第5話が問いを投げる形の言葉だったのに対し、ここでは問われる側に立って答えています。問う形と答える形の両方が、序盤の巻にそろっていると読めます。

井上織姫の言葉は、41巻 第354話にも置かれています。

茶渡泰虎が京楽春水と対峙する場面|12巻 第106話

12巻 第106話「Cause For Confront」に、茶渡泰虎が京楽春水と対峙し、命を懸ける理由を示す場面があります。

POINT名場面だと言われる理由

回の題「Cause For Confront」が、立ち向かう理由を指す言葉になっています。 命を懸ける理由を示す場面と、題が同じことを指している回です。

11巻 第96話の一護の言葉から10話あとに、一護以外の仲間が自分の理由を示す場面が置かれています。この記事の系統分けでは、守ると言い切る側に数えています。

12巻は第99話から第107話までが入る巻で、この回は巻の最後の第107話の一つ前にあたります。

市丸ギンが最期を迎える場面|48巻 第414話

48巻 第414話「DEICIDE16(ディーサイド16)」では、藍染惣右介との決着に向かう戦いの中で、市丸ギンが最期を迎えます。

POINT名場面だと言われる理由

48巻には、第414話「DEICIDE16」から第421話「DEICIDE23」まで、同じ題に番号を付けた回が続いています。 市丸ギンの最期は、48巻の先頭の回に置かれています。

20巻で敵側に回った藍染惣右介をめぐる戦いが、48巻では同じ題の回として続いている形です。続いていく戦いの中の一回に一人の人物の終わりが置かれている点が、名場面として挙がる理由と考えられます。

この記事の系統分けで、別れの場面として数えた6場面の一つです。

第1話と同じ題に戻る第686話|千年血戦篇と74巻

ブリーチは74巻・全686話で完結しました。この章では、千年血戦篇の2つの退場の場面と、最終話の題を扱います。58巻と59巻には隊長の退場が続けて置かれ、74巻の最終話では決着から10年後のエピローグが描かれます。その最終話の題は、1巻 第1話と同じ言葉です。

山本元柳斎重國が退場する場面|58巻 第511話

58巻 第511話「立ちて死すべし」に、総隊長の山本元柳斎重國が退場する場面があります。ユーハバッハとの戦いで卍解を奪われ、身体を両断されます。

POINT名場面だと言われる理由

回の題「立ちて死すべし」と、総隊長の退場の場面が同じ回に重なっています。 題の言葉と、この回で描かれる人物の終わりが結びついていると読めます。

次の59巻 第527話では、四番隊隊長の卯ノ花烈の退場が続きます。隊長の退場が58巻と59巻に続けて置かれているので、2冊を並べて読むと千年血戦篇の流れが追いやすい場面です。

退場の巻と話は、ブリーチの最終回の生死の表でも扱っています。

卯ノ花烈が退場する場面|59巻 第527話

59巻 第527話「ELIMINATE FROM HEAVEN」に、四番隊隊長の卯ノ花烈が退場する場面があります。更木剣八の本来の力を引き出す決闘の末に、切り伏せられます。

POINT名場面だと言われる理由

自分が倒れることと、相手の本来の力を引き出すことが、一つの決闘の中で重なっています。 退場の場面が、そのまま相手の力が表に出る場面にもなっていると読めます。

58巻 第511話で総隊長が退場した次の巻に、この場面が置かれています。この記事で別れの場面として数えた6場面のうち2つが、続いた2冊に入っています。

59巻には第521話から第530話までが入ります。

最終話が第1話と同じ題に戻る場面|74巻 第686話

74巻 第686話「DEATH & STRAWBERRY」は最終話で、決着から10年後のエピローグが描かれます。最終巻の74巻には、第675話から第686話までが入ります。

POINT名場面だと言われる理由

最終話の題は、1巻 第1話「Death&Strawberry」と同じ言葉です。 第1話は1巻の先頭の回、第686話は74巻の最後の回で、全686話の最初と最後に同じ言葉が置かれています。

作者がどう意図したかは説明されていません。確かめられるのは、目次の上で題が一致していることまでです。

同じ題で始まり、同じ題で終わる
  • 1巻 第1話「Death&Strawberry」
  • 74巻 第686話「DEATH & STRAWBERRY」

この2つは同じ題ですが、表記は同一ではありません。 第1話は各語の頭だけが大文字で記号が全角、第686話は全部が大文字で記号が半角です。

最終回の結末そのものや、「ひどい」と言われる論点についてはブリーチの最終回で扱っています。

巻の境目にあるブリーチの名言|第62話は8巻の先頭

ブリーチは1冊に入る話数が巻によって違うため、話数だけで巻を当てると、巻の境目にある話で迷いやすくなります。

とくに迷いやすいのが第62話です。 7巻は第61話で終わり、第62話は8巻の先頭に入ります。

朽木ルキアと井上織姫の第62話の場面は、資料によって7巻と8巻の2通りの記載がありますが、話数から引くと8巻です。

巻の境目にある話は、巻と話の組み合わせが合わなくなりやすいところです。

シラベエ
シラベエ

巻の境目の話は、何巻を開くかで迷いやすそうです。

全巻くん
全巻くん

第62話なら8巻なんだ。

7巻を開いて見当たらないときは、目次で第62話を探してみて。

境目に来る話数だけでも目次で確かめると、迷わずに済むよ。

名言から見えてくる傾向|守ると言う側と、問い直す側

ここまで17場面を並べると、言葉の向きに違いが見えます。問い直す側の言葉は相手に向き、守ると言う側の言葉は自分の行動に向いています。

浦原喜助の2件と藍染惣右介の「強い言葉」の1件は、相手の理由の立て方、戦う気、言い方を取り上げて返す形です。「使うなよ」「戦う気なら」「遣うなよ」と、どれも相手の側にあるものを問題にしています。

一方、黒崎一護の11巻と18巻の言葉は、「俺が助ける」「助けに来た」と自分がどうするかを言う形です。井上織姫の8巻 第62話も、なぜ行くのかを問われて答える場面でした。

ここまでの読み方は筆者の解釈です。作者や編集部がそう説明したわけではないので、そう読むこともできます、という範囲に留めます。

よくある質問

Q藍染惣右介の「あまり強い言葉を遣うなよ」は何巻の何話ですか?
A20巻 第170話「end of hypnosis2[the Galvanizer]」です。
Qウルキオラの最期の言葉は何巻ですか?
A41巻 第354話、ウルキオラの決着の回です。この回の題は「heart」です。
Q浦原喜助の名言にはどんなものがありますか?
A7巻 第57話「Unfinished July Rain」と、8巻 第66話「THE BLADE AND ME」の2件を本文で扱っています。
Q黒崎一護の「助けに来たぜ」は何巻ですか?
A18巻 第151話です。この回の題は「Deathberry Returns」で、18巻には第150話から第158話までが入ります。
Qアニメと原作でセリフは違いますか?
A原作とアニメのセリフの違いは、本記事では確認できませんでした。
Q名言の場面をもう一度読むなら何巻から読めばいいですか?
A7巻からです。7巻 第57話の浦原の問いから、8巻、11巻、12巻、18巻と続けて読むと、守ると言う側と問い直す側の言葉が近い巻に並んでいます。

まとめ|ブリーチの名言は「守る」と「問い直す」に割れる

この記事で選んだ17場面は、守ると言い切る言葉、覚悟を問い直す言葉、別れの場面の言葉の3つに寄っていました。 17場面のうち14場面がこの3つに入り、残る3場面はどれにもあてはめていません。

巻の境目で迷いやすいのは第62話で、朽木ルキアと井上織姫の場面はどちらも8巻に入ります。

最終話の題「DEATH & STRAWBERRY」は、第1話の「Death&Strawberry」と同じ言葉です。 表記だけが変えてあります。

千年血戦篇の場面は、早見表の巻と話からたどれます。

シラベエ
シラベエ

17場面を巻の順に並べてみると、同じ形の会話が何度も出てくるのが分かりました。

名言として切り取られると、その繰り返しは見えなくなりますね。

全巻くん
全巻くん

巻と話を残しておくと、切り取られる前の形に戻れるんだよ。

1つの言葉が気に入ったら、その前後の話も読んでみてほしいな。

近い巻に、同じ形の言葉がもう1つ置かれていることもあるからね。

全巻くん
全巻くん

最終話の題は、第1話と同じ言葉なんだ。

読み終えてから1巻に戻ると、始まりの回の見え方が変わるよ。電子で1巻から読み返す道と、紙で全74巻を揃える道を下に並べたから、合うほうを見てみて。

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調査メモ

手間がかかったのは巻の確認でした。通常版の商品ページには収録話が載っておらず、最初は公開されていないものだと思い込んでいました。

実際にはカラー版のページに全話の題まで載っています。同じことを別の作品でも一度書き残していたのに、今回また通常版だけを見て判断しかけました。

確認したのは1・7・8・10・12・18・20・41・48・58・59・74巻の12冊です。11巻だけは開けなかったので、前後の巻から挟み込んで第89話から第98話までと決めました。

文言のほうには別の留保があります。この記事の8件は2つの名言記事の記載によるもので、紙面で1字ずつ確かめたわけではありません。

巻数は一次資料で確認しましたが、文言は二次資料のままです。 この2つは別の話なので、混ぜて書かないようにしました。

千年血戦篇の言葉を引けなかったのが心残りです。58巻や59巻の場面は巻と話が分かっているのに、文言の出典が見つかりませんでした。

参考資料

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