東京リベンジャーズの実写はなぜ「ひどい」と言われる?|全3作のキャストと原作との違い

東京リベンジャーズの実写はなぜ「ひどい」と言われる?|全3作のキャストと原作との違い その他

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映画3本を続けて見ると、単純に足して約5時間です。原作は全31巻あります。その5時間に原作のどこまでが入っているのかを、巻ごとに見ていきます。

東京リベンジャーズの実写が「ひどい」と言われる論点は3つです。展開の速さ、ペーやんとエマの不在、「12年前の中学生」が「10年前」に変わった設定です。

映画は3作で、描かれたのは血のハロウィン編までです。公式は2作目の後編を「シリーズ完結」と打ち出しており、原作9巻から始まる聖夜決戦編より先は映画になっていません。

この記事では、実写版が良かったか悪かったかを決めません。 「ひどい」と言われている論点をひとつずつ取り上げ、原作の何巻の出来事が入っていて、何が入っていないのかを並べます。

映画は場面が組み替えられているので、原作の1話と1対1には対応しません。それでも、どの出来事が入り、どの人物が出てこないかは、原作の巻と並べて示せます。

  • 全3作
    2021年と2023年に公開
  • 306分
    3作を単純に足した合計
  • 聖夜決戦編
    実写化の発表は確認できず

誰が誰を演じたかを先に知りたい方は、キャストの章から読んでも大丈夫です。

※この記事には『東京リベンジャーズ』実写映画全3作の結末までのネタバレと、原作全巻の展開のネタバレを含みます。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

シラベエ
シラベエ

映画の感想を読むと、原作と違うという声がたくさん出てきました。

ただ、どこがどう違うのかは人によって挙げる場所がばらばらです。

原作の側から見ると、映画3作はどのあたりの話にあたるんですか。

全巻くん
全巻くん

原作で言うと、序盤の大きな区切りまでにあたるみたいだね。

解説では、東京卍會に入ったタケミチが最初にぶつかる8・3抗争と、そのあとに来る血のハロウィンの2つだと言われているね。

どちらも、タケミチが仲間を失わないために過去を変えようとする話だよ。

全巻くん
全巻くん

描かれたのは原作の1巻から血のハロウィン編までで、3作ともプライム会員特典で見られるんだ。

3作で306分、1作目だけなら120分だよ。

原作と見比べるなら、1作目から見られる枠を下に置いたよ。

この記事を書いた人
あのまん

小学生のころから漫画を読み、読んできた作品は300を超えました。いちばん好きなのはあだち充さんの『ナイン』。完結・打ち切りになった漫画の最終回が何巻の何話で、どう描かれたのかを、出版社や公式の情報で確かめてまとめています。

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【結論】東京リベンジャーズの実写で批判される論点は3つ|公式が「シリーズ完結」とした血のハロウィン編まで

批判が集まる3つの論点
  • 展開が速い:原作1巻から血のハロウィンの決着までの出来事が、映画3作・合計306分に収まっている
  • あの人物がいない:ペーやんとエマが登場せず、パーちんが愛美愛主(メビウス)の総長を刺す場面(原作3巻〜4巻の抗争)も描かれない
  • 中学生じゃない:原作では「12年前の中学時代」に戻るタケミチが、公式のあらすじでは「10年前」に戻る

1つ目は感想ブログやレビューサイトに見られる声で、映画の上映時間と原作の巻を並べると中身が見えてきます。2つ目と3つ目は、映画を解説した複数の記事が書いている点です。

映画は2021年の『東京リベンジャーズ』と、2023年に前後編で公開された『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』の3作です。3作を合わせると306分で、原作でいえば1巻から血のハロウィンの決着までにあたります。

原作はその先も続きます。9巻から黒龍(ブラックドラゴン)との聖夜決戦編が始まり、天竺編、三天戦争編を経て、31巻で完結します。映画が扱ったのは、全31巻のうちの序盤の区切りまでです。

2作目の公式ニュースは、2023年8月23日の見出しで「シリーズ完結!」と伝えています。映画はこの区切りで幕を閉じる形になりました。

原作を読んだ人が不満を感じる場所と、映画から入った人が物足りなく感じる場所は、同じとは限りません。論点ごとに原作の巻を添えておけば、自分が引っかかった場所を指さしやすくなります。

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東京リベンジャーズの実写映画は全3作|見る順番と上映時間・監督

実写映画は3作で、2作目は前編『-運命-』と後編『-決戦-』に分かれています。見る順番は公開順で、1作目、『-運命-』、『-決戦-』の順です。

スマホでは表を横にスクロールできます →

項目東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-2 血のハロウィン編 -決戦-
公開日2021年7月9日2023年4月21日2023年6月30日
上映時間120分90分96分
映倫区分PG12PG12PG12
監督英勉英勉英勉
脚本髙橋泉髙橋泉髙橋泉
主題歌SUPER BEAVER「名前をよぶよ」SUPER BEAVER「グラデーション」SUPER BEAVER「儚くない」
制作プロダクション角川大映スタジオKADOKAWAKADOKAWA
配給ワーナー・ブラザース映画ワーナー・ブラザース映画ワーナー・ブラザース映画

3作の上映時間を単純に足すと306分、およそ5時間6分です。 監督・脚本・主題歌のアーティストは3作を通して同じで、2作目の前後編はおよそ2か月あけて公開されました。

『-運命-』と『-決戦-』は、ひとつの血のハロウィン編を前後に分けた作品です。『-決戦-』から見ると、前編のあらすじにある、救えたはずのヒナタの死や結成メンバー6人の過去の事件が分からないまま後編に入る形です。

1作目と2作目のあいだは、およそ1年9か月あいています。1作目の主要な役は2作目でも同じ俳優が演じ、2作目で場地圭介・羽宮一虎・松野千冬・真一郎の役が加わりました。

東京リベンジャーズの実写は原作のどこまで?3作と原作の巻の対応

1作目は原作4巻までとする解説記事が2件あり、2作目は血のハロウィンの決着までを描きます。 講談社は、その決着を9巻の紹介に書いています。表は、映画で描かれる出来事と、原作で同じ出来事が出てくる巻です。1作目の愛美愛主との抗争は、解説記事の記述です。

右端の「原作にあって描かれない要素」は、複数の解説記事が実写版には無いと書いている場面です。

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作品実写版で描かれる出来事原作で同じ出来事が出てくる巻・話原作にあって描かれない要素
東京リベンジャーズタケミチが10年前へ戻る1巻 第1話「Reborn」(原作では12年前)—
東京リベンジャーズ愛美愛主(メビウス)との抗争3巻〜4巻パーちんが愛美愛主の総長を刺す場面、エマとの夏祭り
-運命-救えたはずのヒナタが再び殺される5巻—
-運命-結成メンバー6人の絆を裂いた過去の事件特定できていません—
-決戦-芭流覇羅に移った場地を連れ戻そうとする6巻〜7巻—
-決戦-一虎がマイキーを狙う抗争7巻〜8巻—
-決戦-血のハロウィンの決着8巻(解説記事)〜9巻(講談社の紹介で終結)—

表で目を引くのは、1作目の右端です。 原作では、パーちんが愛美愛主の総長を刺す出来事が、東京卍會が割れかける騒動の発端になります。講談社は3巻の紹介で、この抗争を「東卍分裂のキッカケ」と書いています。

1作目の範囲は、2件の解説記事が「原作の4巻まで」としていて、そのうち1件は、1作目がタケミチがドラケンを救う場面で終わると書いています。講談社の4巻の紹介は「キヨマサの凶刃がドラケンを捉える」です。

2作目が描く血のハロウィン編は、原作ではciatrが8巻の第69話まで、別の解説記事が8巻の第70話までとしています。講談社は9巻の紹介で「東卍vs.芭流覇羅の大抗争は、東卍の勝利で終結する」と書き、同じ巻で黒龍の話へ移ります。

映画は血のハロウィンの決着で幕を閉じ、黒龍との聖夜決戦編には入りません。

シラベエ
シラベエ

2作目の前編に出てくる『結成メンバー6人の過去の事件』は、原作ではどんな位置づけなんでしょう。

全巻くん
全巻くん

ここから先は、原作の核心に少し触れるよ。

結成メンバーのあいだにはある過去の出来事があって、それが一虎とマイキーの対立の根っこになっているんだ。

何が起きたのかは、タケミチが少しずつ知っていく形で明かされていくよ。

東京リベンジャーズの実写と原作の違い|10年前・ペーやんとエマなど8項目

原作の設定や出来事が、映画では別の形になっている箇所です。複数の解説記事がそろって書いている変更点を並べました。

何が実写版ではどうなったか原作の巻
タケミチが戻る時代公式のあらすじでは「10年前」。複数の解説記事は高校生の時代と書く1巻・2巻(12年前の中学時代)
8・3抗争の日付7月13日に変わる3巻〜4巻
ペーやん登場しない特定できていません(原作では東京卍會の参番隊副隊長)
エマ登場せず、夏祭りのダブルデートも無い特定できていません(原作ではマイキーの妹)
パーちんが愛美愛主の総長を刺す1作目では描かれない3巻〜4巻(東卍分裂のきっかけとなる抗争)
マイキーとドラケンの仲たがい1作目では描かれない3巻〜4巻(同上)
パーちんが捕まる理由2作目で、芭流覇羅との抗争で相手を刺したことに変わる3巻〜4巻(原作では愛美愛主の総長を刺す)
抗争前の奇襲半間がドラケンを襲う場面など、原作に無い場面が加わる原作には無い場面

変更は、1作目の8・3抗争のまわりに集まっています。 巻を特定できた項目のうち4項目が、原作の3巻から4巻にかけての出来事にかかわるものです。

原作の3巻から4巻は、東京卍會の内側が揺れる巻です。解説記事によると、映画ではパーちんの事件もマイキーとドラケンの仲たがいも描かれません。

エマは原作ではマイキーの妹で、タケミチたちと夏祭りに出かける場面があります。解説記事が書くとおり登場しないなら、その場面は原作と違う形になります。

ciatrによると、パーちんが捕まる理由は2作目で変わっています。1作目で事件が描かれないため、2作目で別の理由が用意されたと読むこともできますが、変えた理由を制作側が説明した資料は見つかりませんでした。

東京リベンジャーズの実写キャスト|主要キャスト14人と役

1作目で主要な10人が発表され、2作目で4人の役が加わりました。右の列は、その役が原作でどういう立場の人物かです。

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役演じた人初めて出る作品原作での立場
花垣武道(タケミチ)北村匠海1作目主人公。1巻で過去へタイムリープする
橘日向(ヒナ)今田美桜1作目タケミチの中学時代の恋人。5巻で再び失われる
橘直人杉野遥亮1作目ヒナの弟
佐野万次郎(マイキー)吉沢亮1作目東京卍會の総長
龍宮寺堅(ドラケン)山田裕貴1作目東京卍會の結成メンバー。4巻でキヨマサに刺され、5巻でタケミチが死を食い止める
三ツ谷隆眞栄田郷敦1作目東京卍會の結成メンバー
千堂敦(アッくん)磯村勇斗1作目タケミチの友人。2巻の現代では東卍の幹部になっている
清水将貴(キヨマサ)鈴木伸之1作目4巻でドラケンを刺す
半間修二清水尋也1作目7巻の血のハロウィンでドラケンと戦う
稀咲鉄太間宮祥太朗1作目6巻でタケミチが「すべての元凶」と見る人物
場地圭介永山絢斗2作目東京卍會の結成メンバー。6巻でタケミチが東卍に連れ戻そうとする
羽宮一虎村上虹郎2作目芭流覇羅の幹部で、東京卍會の結成メンバー
松野千冬高杉真宙2作目東京卍會壱番隊の副隊長
真一郎高良健吾2作目マイキーの兄

清水将貴(キヨマサ)は役名、清水尋也は半間修二を演じた俳優の名前です。 名字が同じなので、一覧を見るときに取り違えやすいところです。

タケミチから稀咲まで、1作目の主要な10人は2作目でも同じ役で出演しています。 2作目で新しく加わったのは、血のハロウィン編の中心にいる場地・一虎・千冬と、マイキーの兄の真一郎です。

1作目の時点では、場地・一虎・千冬はまだ登場していません。解説記事によると1作目は8・3抗争までを扱っており、この3人は2作目から加わっています。

質問サイトでは、ドラケンやマイキーの役について、原作の絵から受ける印象との違いを挙げる声があります。役の設定そのものが原作から変わった点は、ひとつ前の表とこの次の章にまとめています。

東京卍會の人物どうしの関係は、東京リベンジャーズの相関図の記事で、陣営ごとに並べています。

東京リベンジャーズの実写が「ひどい」と言われる理由を原作の巻で見る|配分・省かれた人物・戻る時代

批判の声は、感想ブログや質問サイト、映画を解説した記事に書かれています。主に挙がるのは、展開の速さ、ペーやんとエマの不在、戻る時代の設定の3つです。どれも受け取り方が人によって分かれる点なので、それぞれの論点が原作の何巻の出来事にあたるのかを添えて見ていきます。

原作1巻から血のハロウィンの決着までが、映画3作・306分に

展開が速い、説明が足りないという受け取り方が、感想ブログやレビューサイトに見られます。

この声が指しているのは配分です。原作1巻から、血のハロウィンが終わる8〜9巻にかけての出来事が、3作・合計306分に収められています。 1作目は8・3抗争まで、2作目は血のハロウィンを前後編の2本で描きました。

原作の1巻から4巻は、タケミチが現代と過去を行き来しながら、東京卍會の人たちと関係を作っていく巻です。1作目の120分で扱ったのはこの範囲だと、解説記事が書いています。

2作目は、血のハロウィンだけに前後編の186分を使いました。1作目が8・3抗争までを詰めた形なのに対し、2作目は1つの編を2本に分けた形です。

血のハロウィン編で区切ったこと自体を、不満として挙げる声もあります。原作はこの先も続くのに、映画はここで「シリーズ完結」となったためです。続きが映画で作られるかどうかは、2026年9月時点で発表が確認できていません。

ペーやんとエマが出てこない

ペーやんとエマがいない、という声も見られます。映画を解説した複数の記事が、この2人が登場しないことに触れています。

原作では、エマはマイキーの妹で、ペーやんは東京卍會の参番隊副隊長です。 エマには、タケミチたちと夏祭りに出かける場面があります。

パーちんが愛美愛主の総長を刺す出来事は、原作では東京卍會が割れかける騒動の発端です。1作目ではこの事件が描かれないと、複数の解説記事が書いています。ciatrによると、原作のパーちんはこの事件が原因で少年院に入ります。

原作の3巻にある「内輪の揉め事が抗争に変わる」流れは、映画では別の形になっています。 2作目でパーちんが捕まる理由が別になっているのも、この省略と関係があると読めます。

12年前の中学生が「10年前の不良学生」に

中学生のはずが高校生になっている、という声も見られます。原作を読んでから映画を見た人が挙げている点です。

講談社の2巻の紹介では、タケミチが戻るのは「12年前の中学時代」です。 映画の公式のあらすじは「10年前」と書き、映画.comのあらすじは「不良学生だった10年前」と書いています。高校生の時代だと書いているのは、映画を解説した複数の記事です。

設定の変更はほかにもあります。8・3抗争の日付が7月13日になっていることを、ciatrなど2件の解説記事が指摘しています。

解説記事が書くように高校生の設定だとすれば、登場人物の年齢の感じ方は変わります。原作の中学生という設定は、映画では「10年前の不良学生」という別の形になっています。

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東京リベンジャーズの実写1作目の興行収入は45.0億円|公開後の数字と評価

批判の声と並んで残っているのが、公開後の数字です。

何を内容出どころと時点
1作目の興行収入45.0億円(邦画5位)日本映画製作者連盟/2021年の集計
1作目の実写映画での順位43.8億円で『るろうに剣心 最終章 The Final』の43.5億円を上回り、実写映画で興収1位と報じられたSCREEN ONLINE/2021年9月26日時点
『-運命-』の興行収入27.1億円(邦画12位)日本映画製作者連盟/2023年の集計
『-決戦-』の興行収入23.4億円(邦画18位)日本映画製作者連盟/2023年の集計
受賞第45回日本アカデミー賞 新人俳優賞(今田美桜・橘日向役)日本アカデミー賞協会/2022年
視聴者の評価3.6点(73,848件)/3.6点(26,355件)/3.7点(23,703件)Filmarks/2026年9月22日に確認(左から1作目・運命・決戦)
地上波放送3作とも本編ノーカットで放送フジテレビ「土曜プレミアム」/2022年7月30日、2025年1月18日・25日

興行収入は、劇場での売上を示す数字で、評価の高さではありません。 2作目の2本を単純に足すと50.5億円で、1作目を上回ります。

Filmarksの点数は、サイトを利用している人の投票の平均です。件数と時点を添えて並べておきます。

批判の声と興行の数字は、同じ作品について同時に残っている事実です。 どちらか一方だけを取り上げると、実際の反応からは離れてしまいます。

東京リベンジャーズの実写に続編はある?公式は「シリーズ完結」と発表

2026年9月の時点で、2作目に続く新しい実写映画の発表は確認できていません。

2作目の公式ニュースは、2023年4月27日に「リベンジャーズ、完結―。」、8月23日に「シリーズ完結!」という見出しを出しています。公式は、2作目の後編をシリーズの完結として打ち出していました。

2026年9月時点で、公式ニュースの最新の更新は2023年9月21日のBlu-ray&DVDの発売決定です。続編を話題にした出演者や監督の発言を伝える記事も、見つけられませんでした。

原作で続きにあたるのは、9巻から始まる聖夜決戦編です。そのあとに天竺編、三天戦争編が続き、全31巻・全278話で完結します。

このうち聖夜決戦編と天竺編は、テレビアニメで映像化されています。 2026年9月時点でアニメは天竺編までで、三天戦争編は2026年10月2日に放送が始まる予定です。実写映画に無いことと、映像が無いことは別です。

東京リベンジャーズは原作・アニメ・実写のどれから見る?

同じ作品でも、媒体によってどこまで描かれているかが違います。原作のどの地点で止まるかで並べると、違いがはっきりします。

媒体分量どこまで描かれるか結末まで
原作漫画全31巻・全278話最終話の第278話まで描かれる
テレビアニメ1期24話・2期13話・3期13話(2026年9月時点)天竺編まで。三天戦争編は2026年10月2日放送開始2026年9月時点では描かれていない
実写映画全3作・合計306分血のハロウィン編まで描かれない

結末まで追えるのは、2026年9月時点では原作だけです。 テレビアニメは第1期で血のハロウィンの終わりまでを描き、実写映画と同じ範囲をもう一度たどれます。

映画から入った人が原作を読む場合、1巻から読み直すと、解説記事が映画に無いと書くペーやんやエマ、パーちんの事件に出会えます。続きだけを読みたいなら、聖夜決戦編が始まる9巻から読むと、映画のあとに続く話に入れます。

アニメから入った人にとっては、映画は同じ範囲を別の形で見ることになります。解説記事が書くように人物が絞られ、設定が変わっているなら、比べながら見る楽しみ方もできます。

原作の9巻から先で物語がどう終わるのか、最終回で賛否が分かれた理由については、東京リベンジャーズの最終回・結末の検証記事で扱っています。31巻の最終話まで結末に触れているので、先に知りたくない方は読み進めてからにしてください。

シラベエ
シラベエ

映画を見終えて原作を読むなら、1巻からと9巻からのどちらがいいか迷いそうです。

全巻くんなら、どちらをすすめますか。

全巻くん
全巻くん

映画を見たばかりなら、1巻から読んでみてほしいな。

映画に出てこないと言われるペーやんやエマ、パーちんの事件が、東京卍會の見え方を変えてくれるはずだよ。

続きが待ちきれないなら、9巻から入っても話はつながるよ。

よくある質問

Q東京リベンジャーズの実写はなぜ「ひどい」と言われるのですか?
A展開の速さ、ペーやんとエマが登場しないこと、原作の「12年前の中学時代」が「10年前」に変わった設定の3つが、感想ブログや質問サイト、解説記事で主に挙げられています。
Q東京リベンジャーズの実写映画は全部で何作ですか?
A3作です。2021年の『東京リベンジャーズ』と、2023年に前後編で公開された『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』『-決戦-』です。
Q実写映画を見る順番は?『-運命-』と『-決戦-』はどっちが先ですか?
A公開順に、1作目、『-運命-』、『-決戦-』の順です。『-運命-』が前編、『-決戦-』が後編です。
Q実写は原作の何巻まで描かれていますか?
A1作目は原作4巻までとする解説記事が2件あります。2作目は血のハロウィンの決着までで、9巻から始まる聖夜決戦編は映画になっていません。
Q実写の続編(東京リベンジャーズ3)や天竺編の映画はありますか?
A2026年9月時点で発表は確認できていません。公式は2023年8月のニュースの見出しで、2作目を「シリーズ完結」としています。
Q実写映画にエマやペーやんは出てきますか?
A登場しないと、映画を解説した複数の記事が書いています。原作では、エマはマイキーの妹、ペーやんは東京卍會の参番隊副隊長です。
Q実写のタケミチは中学生ではないのですか?
A公式のあらすじは「10年前」に戻ると書いています。原作は「12年前の中学時代」で、高校生だと書いているのは複数の解説記事です。
Q実写映画3作の上映時間は合わせて何分ですか?
A1作目120分、『-運命-』90分、『-決戦-』96分で、単純に足すと306分、およそ5時間6分です。
Qアニメと実写映画では、描かれる範囲は違いますか?
Aアニメ第1期と実写映画は、どちらも血のハロウィンの終わりまでです。アニメは2026年9月時点で天竺編まで進んでいます。

まとめ|東京リベンジャーズの実写は原作の血のハロウィン編までを3作で描いた

映画3作・合計306分で描かれたのは、原作1巻から血のハロウィンの決着までです。 公式は2作目の後編を「シリーズ完結」とし、9巻からの聖夜決戦編は映画になっていません。

この記事で取り上げた「ひどい」の論点は、配分、省かれた人物、戻る時代の設定の3つです。 そのうち省かれた人物と場面は、原作の3巻から4巻の8・3抗争のまわりに集まっていました。

一方で、分からないまま残ったこともあります。2作目の前編に出てくる過去の事件が原作のどこにあたるのか、そして2作目に続く実写映画が作られるのかどうかです。後者は2026年9月時点で発表が確認できていません。

見終えて残った違和感がどこから来たのかは、上の表を手がかりに確かめてみてください。

シラベエ
シラベエ

範囲と変更点に絞ってみると、感想とは別の輪郭が見えてきました。

全巻くん、論点ごとに次に開く巻を教えてください。

全巻くん
全巻くん

どの論点が気になったかで、次に開く巻も変わってくるね。

人物が気になったなら3巻と4巻、続きが気になったなら9巻からがいいと思う。

映画で心が動いた場面を、原作のほうでも探してみて。

全巻くん
全巻くん

映画の3作が描いたのは血のハロウィン編までで、9巻からの聖夜決戦編は映画になっていないんだ。

全31巻を紙で揃える道と、電子で1巻から映画との違いを確かめる道を下に並べたから、合うほうを見てみて。

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調査メモ

いちばん迷ったのは、映画のタケミチが何歳の設定なのかという点でした。複数の解説記事は「高校生」と書いていますが、公式のあらすじには「10年前」とあるだけです。

どちらかに寄せて書くことはできませんでした。公式が書いていることと、解説記事が書いていることを分けて並べるのが、いちばん誤解の少ない形だと考えました。

原作の血のハロウィン編がどこで終わるかも、記事によって第69話と第70話で割れていました。1話の差ですが、「何巻の何話まで」と言い切ると、どちらかの記事と食い違ってしまいます。

出演者の方々の演技や見た目についても書いていません。確かめようがないうえ、実在の方に向けた評価になってしまうためです。役の設定が原作とどう違うかであれば、巻を添えて書けます。

参考資料

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