呪術廻戦の名言まとめ|巻・話つき16場面と、資料で食い違う7件の巻数

呪術廻戦 名言 名言

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呪術廻戦の本編は全30巻・全271話です。この記事では、名言として挙がる16場面を、巻と話つきで並べます。

選んだ16場面は、戦いの最中よりも、誰かが誰かに何かを託す場面に寄っています。

18巻から30巻までは、セリフを引かず、場面と巻・話だけを示します。

  • 本編 全30巻
    全271話・2024年完結
  • 16場面
    この記事で扱う名言
  • 16場面すべて
    話数を明記(巻は15場面で確定)

※この記事には『呪術廻戦』原作漫画のネタバレが含まれます。18巻以降の章は結末に近い場面に触れます。各項目に何巻・第何話かを記載しているので、未読の巻は飛ばしてお読みください。会話に登場する全巻くんはこの記事の案内役のキャラクターです。

シラベエ
シラベエ

あのセリフ、何巻だったかな、と思って調べはじめました。

ところが調べるほど巻数が合わなくなっていきます。

わたしの探し方が悪いのかと思いはじめています。

全巻くん
全巻くん

探し方の問題じゃないよ。呪術廻戦は巻ごとの収録話の数がそろっていなくて、8話の巻も10話の巻もあるからね。

話数のほうを覚えておくと、あとから巻を引き直せるよ。

この記事を書いた人
あのまん

小学生のころから漫画を読み、読んできた作品は300を超えました。いちばん好きなのはあだち充さんの『ナイン』。完結・打ち切りになった漫画の最終回が何巻の何話で、どう描かれたのかを、出版社や公式の情報で確かめてまとめています。

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【結論】呪術廻戦の名言は、誰かに何かを託す場面に集まる

この記事の16場面のうち、相手に頼む・言い残す言葉は、第1話の祖父、第79話の五条、第120話の七海、第125話の釘崎、第143話の伏黒の5つです。第31話の七海、第58話の五条、第127話の東堂のように、立場や考え方を相手に渡す言葉も3つあります。

虎杖悠仁は物語の最初に祖父の言葉を受け取り、そこから動きはじめます。七海と釘崎は、どちらも渋谷事変の中(第120話・第125話)で虎杖に言葉を残しています。

ただし、これはこの記事で選んだ16場面での傾向で、作品全体のセリフを数えたものではありません。場面どうしのつながりも筆者の読みで、作者の意図として公表されたものではありません。

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呪術廻戦の名言早見表【巻数・話数つき】

巻と話の若い順に並べ、セリフは全文を載せています。右端の列には、名言と言われる理由を短く添えました。 セリフや場面を押すと、その解説へ飛べます。

文言を引かず場面だけを扱っている3件は、〔場面〕として内容を書いています。セリフの文言はアニメイトタイムズとにじめんの記載に依っており、どちらに依ったかは各項目の出典に書いています。

2つの記事の両方に載っているのは、第1・16・31・58・79・120・127話の7場面です。

スマホでは表を横にスクロールできます →

#セリフ(全文)・場面キャラ巻・話・話の題名言と言われる理由
1オマエは強いから人を助けろ(冒頭のみ)虎杖倭助1巻 第1話「両面宿儺」「強いから」と「人を助けろ」が一文で結ばれ、15巻 第127話の問いまでつながる
2大丈夫 僕最強だから五条悟1巻 第2話「秘匿死刑」強さの説明をせず、結論だけを短く言い切っている
3〔場面〕高専に来た理由を問われ、生き様で後悔したくないと答える虎杖悠仁1巻 第3話「自分のために」どう生きて後悔しないかで答え、第1話の祖父の言葉を本人の言葉で言い直している
4懸けられるわ 私が私であるためだもの釘崎野薔薇1巻 第5話「始まり」命を懸ける理由を「私が私であるため」と自分に置いて言い切っている
5俺は不平等に人を助ける伏黒恵2巻 第9話「呪胎戴天―肆―」誰でも助けるわけではないという基準を、自分から先に示している
6〔場面〕回想で、誰かを恨んでいる弟に姉が言葉を向ける伏黒津美紀2巻 第9話「呪胎戴天―肆―」伏黒が自分の基準を語る回に、姉の言葉の回想が並んでいる
7どんな女がタイプだ東堂葵第16話(資料の記載)※巻は2巻か3巻か未確定ふざけた問いなのに、答え方で相手の人物が分かる作りになっている
8そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです七海建人3巻 第19話「幼魚と逆罰」※資料では2巻絶望を、小さなものの積み重ねとして語っている
9命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが 俺は怖い虎杖悠仁3巻 第24話「幼魚と逆罰―陸―」強がらず、価値が分からなくなる恐れをそのまま口にしている
10虎杖君はもう 呪術師なんですから七海建人4巻 第31話「また明日」虎杖を現場から遠ざけてきた七海が、虎杖を「呪術師」と位置づけ直している
11〔場面〕伏黒に、死んで勝つことと死んでも勝つことの違いを説く五条悟7巻 第58話「起首雷同―肆―」「死んで」と「死んでも」の一字の違いで、勝ち方の向きを言い分けている
12強くなってよ 僕に置いていかれないくらい五条悟9巻 第79話「これからの話」過去編が区切られる回に、先の時間へ向けた頼みが置かれている
13後は頼みます七海建人14巻 第120話「渋谷事変㊳」※資料では14巻/15巻虎杖を遠ざける側だった七海が、最期に頼む形で言葉を向けている
14虎杖 皆に伝えて 『悪くなかった』!!釘崎野薔薇15巻 第125話「あの子の話」1巻 第5話と同じく、自分についての評価を自分で決めている
15オマエは何を託された?(問いの部分のみ)東堂葵15巻 第127話「渋谷事変㊹」1巻 第1話で虎杖が受け取ったものを、問いの形で思い出させている
16まずは俺を助けろ 虎杖伏黒恵17巻 第143話「もう一度」2巻で助ける基準を語った伏黒が、助けを求める側に回っている
全巻くん
全巻くん

表の16場面のうち、上の4つは1巻に入っているんだ。第1話の祖父の言葉から、第5話の釘崎の言葉までだね。

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この表の巻数は、集英社が公開している各巻の収録話に合わせています。たとえば14巻には第116話から第124話までが入るので、第120話の言葉は14巻です。

名言をまとめた記事では、巻の表記がこの収録話と合わないセリフが7件(うち早見表の場面は2件)あります。 内訳は、巻数の表記がずれやすいセリフの章の表にあります。

シラベエ
シラベエ

巻数がずれていると、何が困るんでしょうか。

話数が合っていれば読み返せそうな気もします。

全巻くん
全巻くん

電子書籍なら話数で飛べるけど、紙の単行本を棚から出すときは巻で探すことになるよね。

1巻ずれると、隣の巻を開いて場面が無い、ということが起きるんだ。

呪術廻戦は渋谷事変みたいに長く続く章があるから、そこだと特に迷いやすいよ。

物語の転換点で生まれた名言|1巻・4巻・15巻の3場面

虎杖悠仁が言葉を受け取る節目は、次の3つです。

この章で追う3つの転換点
  • 物語の出発点(1巻 第1話)
  • 現場に出た虎杖が受け取る言葉(4巻 第31話)
  • 動けなくなった虎杖への問い(15巻 第127話)

動き出す、立場を告げられる、止まってから再び動く。虎杖が向きを変える回ごとに、誰かの言葉が置かれています。

虎杖倭助の「オマエは強いから…」|1巻 第1話

オマエは強いから人を助けろ

出典:『呪術廻戦』1巻 第1話「両面宿儺」/虎杖倭助。文言はアニメイトタイムズおよびにじめんの記載による(依拠先では長い一続きの言葉として載っています。ここでは冒頭の1文だけを引きます)
POINT名言だと言われる理由

「強いから」という理由と「人を助けろ」という指示が、一文の中で結ばれています。 力を持っていることを、そのまま人を助ける側に立つ理由として手渡す形です。

虎杖はこの時点で呪術のことを何も知らず、受け取ったのは生き方の指針です。

1巻 第1話「両面宿儺」の前半、虎杖悠仁が呪術と関わる前の場面です。祖父の虎杖倭助が、病室で孫に最後に言い残します。

この記事でも冒頭の1文だけを引いています。依拠した2つの記事の記載では、このあと手の届く範囲を救えという趣旨の言葉が続きます。

七海建人の「虎杖君はもう…」|4巻 第31話

虎杖君はもう 呪術師なんですから

出典:『呪術廻戦』4巻 第31話「また明日」/七海建人。文言はアニメイトタイムズおよびにじめんの記載による
POINT名言だと言われる理由

それまで七海は一貫して、虎杖を現場から遠ざけようとしていました。その七海が、虎杖の立場を「呪術師」と言い切る一言です。 逃げ場が無くなったことを告げる言葉にも読めます。

1巻前の3巻 第19話で、七海は小さな絶望の積み重ねについて説明していました。回の題は「また明日」で、立場を告げる一言が、翌日へつなぐ題の回に置かれています。

4巻は、虎杖が1級術師の七海建人と組んで現場に出る範囲です。第31話「また明日」は、七海が虎杖に立場を告げる場面です。

東堂葵の「オマエは何を…」|15巻 第127話

オマエは何を託された?

出典:『呪術廻戦』15巻 第127話「渋谷事変㊹」/東堂葵。文言はアニメイトタイムズおよびにじめんの記載による(原文はこのあとも続きます。ここでは問いの部分だけを引きます)
POINT名言だと言われる理由

何をすべきかを言うのではなく、何を受け取ってきたかを本人に探させる問いの形です。 答えを渡さずに問うので、動けなくなった相手が自分で立ち直る向きの言葉になっています。

虎杖が最初に受け取ったのは1巻 第1話の祖父の言葉でした。2つを結びつけたのは筆者の読みです。

15巻は渋谷事変の範囲です。集英社の15巻の内容紹介は、七海建人の死と、真人の手にかかる釘崎を挙げています。その2つのあと、動けなくなっている虎杖に東堂葵が向けた問いです。

シラベエ
シラベエ

3つとも、虎杖が受け取る側ですね。

虎杖自身の言葉は、どこにあるんでしょうか。

全巻くん
全巻くん

1巻 第3話の学長への答えと、3巻 第24話の『怖い』だよ。

どちらも、受け取ったものを自分の言葉で言い直す形なんだ。

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キャラ別に見る呪術廻戦の名言

五条悟、東堂葵、虎杖悠仁、伏黒恵、七海建人、釘崎野薔薇の順に、同じ人物の言葉は話数の若い順に並べます。第1話・第31話・第127話は前の章にあります。

同じ人物の言葉を2つ並べると、伏黒の第9話と第143話のように、立場が入れ替わっているものがあります。

五条悟の「大丈夫…」|1巻 第2話

大丈夫 僕最強だから

出典:『呪術廻戦』1巻 第2話「秘匿死刑」/五条悟。文言はにじめんの記載による
POINT名言だと言われる理由

「大丈夫」と「最強」が、理由を挟まずに並んでいます。 短いまま人物の立ち位置が伝わる一言です。

なお、これは本人の発言で、作中の等級に「最強」という枠はありません。

1巻 第2話「秘匿死刑」、虎杖が高専に関わりはじめる回の言葉です。

五条悟が伏黒恵に稽古をつける場面|7巻 第58話

7巻 第58話に、交流会のあとの稽古の途中で、五条悟が伏黒恵に向けて、死んで勝つことと死んでも勝つことは違う、と言い分ける場面があります。この記事では文言を引いていません。

POINT名場面だと言われる理由

「死んで勝つ」は死ぬことを勝ち方に含めてしまう言い方で、「死んでも勝つ」は勝つことを最後まで手放さない言い方だと読めます。一字の違いで、勝ち方の向きが逆になります。

1巻 第2話で自分について短く言い切った五条が、ここでは伏黒に向けて、違いを分けて説明しています。

五条悟の「強くなってよ…」|9巻 第79話

強くなってよ 僕に置いていかれないくらい

出典:『呪術廻戦』9巻 第79話「これからの話」/五条悟。文言はアニメイトタイムズおよびにじめんの記載による
POINT名言だと言われる理由

「強くなってよ」という頼みのあとに、比べる相手を自分に置いた基準が付いています。 1巻で自分を最強と言った人物が、相手に並んでほしいと求めています。

回の題は「これからの話」で、8巻 第65話「懐玉」から続いた過去編が終わる回です。過去編の終わりに、先の時間へ向けた頼みが置かれています。

第79話は9巻(第71話から第79話)の最後の回です。

五条悟の生死そのものについては、五条悟の死亡は第236話「南へ」で扱っています。

東堂葵の「どんな女が…」|第16話

どんな女がタイプだ

出典:『呪術廻戦』第16話/東堂葵。文言と話数はアニメイトタイムズおよびにじめんの記載による(巻は2巻か3巻。理由は下の本文)
POINT名言だと言われる理由

内容はふざけているのに、答え方でその人が分かる作りになっている問いです。

東堂はこの問いを第34話でも投げ、15巻 第127話ではまったく違う形の問いを虎杖に向けます。

京都校の東堂葵が伏黒恵に投げかける場面です。第16話は2巻の最後の回ですが、集英社の3巻の内容紹介に、東堂が伏黒に好きな女性のタイプを尋ねる場面が挙がっています。

そのため巻は2巻か3巻としています。2度目の第34話は4巻の収録範囲に入ります。

虎杖悠仁が高専に来た理由を答える場面|1巻 第3話

1巻 第3話に、夜蛾学長からなぜ呪術師になるのかを問われた虎杖悠仁が、生き様で後悔したくないと答える場面があります。この記事では文言を引いていません。

POINT名場面だと言われる理由

答えているのは、どう生きて後悔しないかです。 1巻 第1話で祖父から受け取った生き方の指針を、2話あとに本人の言葉で言い直しています。

第3話の時点では、虎杖はまだ人が死ぬところをほとんど見ていません。3巻 第24話の恐れの言葉はそのあとに来るので、2つを並べると、指針が先にあって恐れがあとから加わる順番が見えます。

高専に来た理由を問われた場面の答えで、回の題は「自分のために」です。

虎杖悠仁の「命の価値が曖昧になって…」|3巻 第24話

命の価値が曖昧になって 大切な人の価値まで分からなくなるのが 俺は怖い

出典:『呪術廻戦』3巻 第24話「幼魚と逆罰―陸―」/虎杖悠仁。文言はにじめんの記載による
POINT名言だと言われる理由

「怖い」で終わる、強がりの少ない言い切りです。 命の価値が曖昧になることと、大切な人の価値が分からなくなることを、つながったものとして語っています。

1巻 第3話の後悔したくないという指針と、この恐れは矛盾していません。2つの言葉は、20話ほどの間を置いて同じ人物から出ています。

3巻 第24話「幼魚と逆罰―陸―」の言葉です。3巻は第17話から第25話までの巻で、第24話は巻の終わりから2話目です。

伏黒恵の「俺は不平等に…」|2巻 第9話

俺は不平等に人を助ける

出典:『呪術廻戦』2巻 第9話「呪胎戴天―肆―」/伏黒恵。文言はにじめんの記載による
POINT名言だと言われる理由

判断の規則を先に口に出す言葉です。 「不平等に」とあえて言うことで、誰でも助けるわけではないという基準を自分から示しています。

助ける相手を選ぶことを隠さず、その判断を自分で引き受けています。17巻 第143話では、同じ伏黒が助けを求める側に回ります。

2巻 第9話、虎杖との会話で、伏黒恵が自分の基準を言葉にする場面です。回の題は「呪胎戴天―肆―」で、少年院での任務が続いている回です。

伏黒津美紀の言葉を思い返す場面|2巻 第9話

2巻 第9話には、伏黒恵の義理の姉である伏黒津美紀が、誰かを恨んでいる弟に向けて言った言葉が、回想として描かれます。この記事では文言を引いていません。

POINT名場面だと言われる理由

伏黒恵が自分の助ける基準を口にするのと、同じ第9話に置かれた回想です。 本人の基準が語られる回に、姉から向けられた言葉が並んでいます。

津美紀は25巻 第219話で退場します。2巻の回想で弟に言葉を向けていた人物の退場は、23巻あとです。

伏黒恵と津美紀が義理の姉弟であることは、相関図記事でも扱っています。

伏黒恵の「まずは俺を…」|17巻 第143話

まずは俺を助けろ 虎杖

出典:『呪術廻戦』17巻 第143話「もう一度」/伏黒恵。文言はにじめんの記載による
POINT名言だと言われる理由

自分を先に助けるよう、名前を呼んで頼む言葉です。 人を助ける基準を語ってきた人物が、ここでは助けられる側に立つことを自分から言っています。

2巻 第9話の基準の言葉と、15巻ぶん離れたこの言葉が、同じ伏黒から出ています。

17巻 第143話「もう一度」で、伏黒恵が虎杖に向けた言葉です。死滅回游の章が始まる17巻 第146話「死滅回游について」の3話前にあたり、17巻の最初の回です。

伏黒恵と他の人物との関係は、呪術廻戦の相関図で整理しています。

七海建人の「そういう小さな絶望の…」|3巻 第19話

そういう小さな絶望の積み重ねが人を大人にするのです

出典:『呪術廻戦』3巻 第19話「幼魚と逆罰」/七海建人。文言はアニメイトタイムズの記載による(同記事では2巻と表記されていますが、第19話は3巻の収録範囲です)
POINT名言だと言われる理由

「絶望」を、大きな出来事でなく小さなものの積み重ねとして語っています。

七海の言葉には仕事の手ざわりが混じり、大人になることも仕事の実感から語っています。1巻あとの4巻 第31話の言葉は、前の章で扱っています。

3巻 第19話「幼魚と逆罰」、現場に出た虎杖に、1級術師の七海建人が仕事の実際を説明する場面です。

七海建人の「後は…」|14巻 第120話

後は頼みます

出典:『呪術廻戦』14巻 第120話「渋谷事変㊳」/七海建人。文言はアニメイトタイムズおよびにじめんの記載による
POINT名言だと言われる理由

短い一言で、自分が離れたあとのことを相手に預けています。 何を頼むのかを言わないので、受け取った側がその中身を背負うことになる言葉です。

それまで七海は、虎杖を現場から遠ざける側に立っていました。この記事で扱う範囲で、七海が虎杖に頼む形で言葉を向けるのはこの場面です。

14巻 第120話「渋谷事変㊳」、真人との戦いで命を落とす七海が、虎杖へ託す言葉です。

七海建人の退場の詳細は、呪術廻戦の死亡キャラ一覧で扱っています。

釘崎野薔薇の「懸けられるわ…」|1巻 第5話

懸けられるわ 私が私であるためだもの

出典:『呪術廻戦』1巻 第5話「始まり」/釘崎野薔薇。文言はアニメイトタイムズの記載による
POINT名言だと言われる理由

先に「懸けられるわ」と答え、その理由を「私が私であるため」と自分に置く言い切りです。

15巻 第125話の伝言も、自分についての評価を自分で決める形をしています。1巻の答えと15巻の伝言が、同じ形でつながっています。

1巻 第5話「始まり」、任務の危険さを確かめられ、命を懸けられるかと問われた場面の答えです。1巻は第1話から第7話までの7話で、第5話は巻の後半にあたります。

釘崎野薔薇の伝言「虎杖 皆に伝えて…」|15巻 第125話

虎杖 皆に伝えて 『悪くなかった』!!

出典:『呪術廻戦』15巻 第125話「あの子の話」/釘崎野薔薇。文言はにじめんの記載による(二重かぎかっこは依拠先の表記のまま)
POINT名言だと言われる理由

伝えてほしい中身が、周りへの頼みではなく、自分について下した評価になっています。 形は1巻 第5話の答えと重なります。

釘崎の本人の場面が次に確認できるのは、30巻 第267話です。

15巻 第125話「あの子の話」、渋谷事変の中で釘崎が虎杖に向けた伝言です。アニメイトタイムズによると、直前の14巻 第124話で、真人が釘崎の左顔面に触れています。

キャラクターの実力が作中でどう示されたかは、強さランキングの記事に図と表でまとめています。

呪術廻戦の強さランキング|最強の根拠になる等級と、巻・話で確かめた13戦
呪術廻戦の強さランキングを、呪術界の等級と作中で決着がついた13戦で組み立てます。術師側→両面宿儺→五条悟→伏黒甚爾とつながる勝敗を巻数・話数つきで整理。第236話と第268話で何が決まり、どの8組が決まらないままなのかも示します。

18巻以降の場面|最終回までを巻と話で示す

ここまで文言を引いた13件は、いちばん後ろでも17巻の第143話です。18巻から30巻までの言葉を、この記事では引いていません。

かわりに、後半の読み返しの目印として、章の切れ目と決着の巻・話を並べます。

場面巻・話
九十九由基の退場23巻 第208話
伏黒津美紀の退場25巻 第219話
人外魔境新宿決戦の開始25巻 第223話
五条悟の決着26巻 第236話
鹿紫雲一の退場27巻 第238話
羂索の決着27巻 第243話
日車寛見が致命傷を負う28巻 第247話
脹相の退場29巻 第259話
釘崎野薔薇の再登場30巻 第267話
宿儺との決着30巻 第268話「決着」
日車寛見の生存が示される30巻 第269話
夢の終わり30巻 第270話「夢の終わり」
最終話30巻 第271話「これから」

最終巻の30巻には第264話から第271話までが入り、決着の第268話のあとに3話ぶんが残されています。

結末そのものと、その評価については呪術廻戦の最終回・結末で扱っています。

巻数の表記がずれやすいセリフを収録話で検証

アニメイトタイムズ(A)とにじめん(B)の巻の表記を集英社の収録話と照らすと、次の7件が合いません。話数はどれも一致しています。

セリフの場面話数資料の巻の表記収録話から引き直した巻
七海の仕事観第19話2巻(A)3巻
吉野順平の価値観第21話2巻(A)3巻
吉野順平の問い第26話3巻(A)4巻
東堂が好みのタイプを尋ねる場面(2度目)第34話5巻(B)4巻
宿儺が相手を認める場面第117話15巻(B)14巻
七海が虎杖に託す場面第120話14巻(A)/15巻(B)14巻
パンダの一言第147話16巻(B)17巻

7件のうち1件は、2つの資料が互いに違う巻を書いていました。

表の7件とは別に、東堂の第16話は、巻を2巻か3巻のどちらかに決められていません(理由は東堂の項)。

7件のうち2件は、巻の先頭か末尾にあたる話数でした。第26話は4巻の先頭、第34話は4巻の末尾です。残る5件は巻の中ほどなので、境目だけの問題でもありません。

読み返す前に、探している話数がどの巻に入るかを収録話の一覧で確かめると確実です。

よくある質問

Q呪術廻戦でいちばん有名な名言はどれですか?
A順位は付けられませんが、参照した2つの名言記事の両方に載っていたのは、第1話の祖父の言葉、五条悟の第58話と第79話、七海建人の第31話と第120話、東堂葵の第16話と第127話でした。
Q七海建人が最期に虎杖へ託した一言は、何巻の何話ですか?
A第120話で、14巻にあたります。集英社の収録話情報では、第116話から第124話までが14巻です。
Q五条悟の名言にはどんなものがありますか?
A1巻 第2話の自己紹介にあたる一言がにじめんに載っています。7巻 第58話の伏黒への指導と、9巻 第79話の過去編の終わりの言葉は、2つの資料に共通して載っています。
Q七海建人の名言は何巻に載っていますか?
A3巻 第19話、4巻 第31話、14巻 第120話の3か所です。
Q最終回の名言は何ですか?
A最終話は30巻の第271話「これから」です。この記事では18巻以降のセリフは引かず、場面と巻・話だけを載せています。
Q名言の場面をもう一度読むなら何巻から読めばいいですか?
A1巻 第1話、4巻 第31話、9巻 第79話、14巻 第120話、15巻 第127話の順です。渋谷事変は10巻から始まりますが、この記事で扱う言葉は14巻と15巻に集まっています。

まとめ|呪術廻戦の名言は「託す言葉」に偏る

この記事で扱った16場面は、誰かが誰かに何かを渡す場面に寄っていました。

巻数は、集英社が公開している各巻の収録話に合わせています。名言をまとめた記事と巻の表記が食い違うセリフは7件あり、後半の表に並べています。

18巻から30巻を読み返したい方は、この記事の場面表で巻と話を確かめてください。

全巻くん
全巻くん

この記事で言葉を引かなかった18巻から30巻まで含めて読み返すなら、全巻を手元に置く手もあるよ。

1巻から電子で読み進める道と、0巻から30巻までを揃える道を下に並べたから、合うほうを見てみて。

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調査メモ

巻と話の対応は、集英社の各巻の商品ページに載っている収録話をもとに、2026年8月31日に全30巻ぶん作った一覧を使いました。参考資料に挙げたのは、その一覧のうち今回あらためて開き直した11冊です。

この記事の13件の文言は、アニメイトタイムズとにじめんの2つの記事の記載に依っています。原典と1字ずつは照合していません。

1文だけを引き、その直後に理由と場面の説明を置く形に統一しました。文言を引いたのは13件で、残る3場面は説明だけに留めています。

参考資料

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